データモデルの構築
ServiceNow AI Platformでアプリケーションを構築する前に、データモデルを慎重に計画してください。管理する情報とその接続方法を定義し、最終的にアプリケーションで何ができるかを決定します。
データモデルを最初に構築する理由
データモデルは、アプリケーション全体の詳細計画です。管理する情報とその接続方法を定義し、最終的にアプリケーションで何ができるかを決定します。最初からデータモデルを正しく取得することで、フォーム、リスト、ワークフロー、レポート、統合など、他のすべてがこの基盤の上に構築されるため、後のリファクタリングの労力を大幅に節約できます。
家を建てるようなものだと考えてください:データモデルはあなたの基盤であり、フレームです。塗装の色 (UI) を変更したり、新しい部屋 (機能) を追加したりすることは簡単ですが、建設後に基礎を変更するには費用がかかり、混乱を招きます。
計画上の考慮事項
- 正規化:データの重複を避けます。すべての注文に顧客の名前/住所を保存する代わりに、顧客テーブルを参照します。
- 命名規則:カスタムフィールド (ユーザーが作成したフィールドのu_など) とわかりやすい名前には、明確で一貫性のあるプリフィックスを使用します。
- フィールドタイプ:収集しているデータに適したタイプを選択します。
- テキストの文字列
- 数値の整数/10 進数
- 関係の参照
- ドロップダウンオプションの選択肢
- 一時データの日付/日時
- true/false フラグのブール値
- パフォーマンスに関する考慮事項:
- 不要なフィールドを作成すると、クエリやフォームの処理速度が低下します。
- 頻繁に検索/フィルタリングされる列にはインデックス付きフィールドを使用します。
- 非常に大きなデータセットのテーブルパーティショニングを検討してください。
- 必須フィールドとオプションフィールド:データの完全性が本当に必要な場合にのみ、フィールドを必須としてマークします。
- 選択リスト:標準化されたドロップダウンオプションを定義して、フリーテキストを許可するのではなく、データの一貫性を確保します。
アプリケーションスコープ
テーブルは、アプリケーションスコープ (アプリのデータとロジックを分離する名前空間) に属します。これにより、名前の競合が防止され、よりクリーンなパッケージ化/展開が可能になります。カスタムテーブルには、スコープ ( x_12345_myapp_customer など) がプリフィックスとして付きます。
設計プロセス
- エンティティの識別:アプリで追跡する必要がある「もの」は何ですか? (顧客、注文、製品など)
- 属性の定義:各エンティティについてどのような情報を保存する必要がありますか?
- 関係のマッピング:これらのエンティティはどのように相互に接続しますか?
- 親テーブルを選択:既存のテーブルを拡張しますか、それともスタンドアロンのテーブルを作成しますか?
- テーブルとフィールドの作成: ServiceNow スタジオ を使用してスキーマをビルドします。
- アクセス制御の設定:レコードを作成、読み取り、書き込み、削除できるユーザーを定義します。