ServiceNow SDK の詳細
ソースコードでスコープ対象のアプリケーションをローカルで開発し、ServiceNow SDK を使用してインスタンスに変更を展開する方法について説明します。
ServiceNow SDK の概要
ServiceNow SDK を使用して、Visual Studio Code Desktop でスコープ対象のアプリケーションをローカルで作成および変更し、それらのアプリケーションを Yokohama リリースの非本番インスタンスに展開できます。アプリケーションをローカルで開発することで、オフラインで作業し、Visual Studio Code では使用できて、ServiceNow IDE では使用できない機能を使用できます。
Visual Studio Code では、ServiceNow Fluent を使用してソースコードでスコープ対象のアプリケーションを開発でき、アプリケーションメタデータ [sys_metadata] を定義したり、カスタム JavaScript モジュールを作成したり、サードパーティライブラリを追加したりできます。
ServiceNow SDK には、インスタンスとローカルアプリケーション間の変更を管理するためのコマンドラインインターフェイス (CLI) が含まれています。シンプルな CLI コマンドを使用して、アプリケーションを作成、変換、ビルド、展開、フェッチできます。
ServiceNow SDK はまた、ServiceNow IDE でアプリケーションをビルドするアプリケーションパッケージングサービスとしても機能します。詳細については、「ServiceNow IDE の詳細」を参照してください。
ServiceNow SDK のワークフロー
次のインフォグラフィックは、開発者が ServiceNow SDK を使用してアプリケーションの開発を開始するためのワークフローを示しています。
- 開発者が ServiceNow SDK をローカルにインストールします。詳細については、「ServiceNow SDK をインストールする」を参照してください。
- 開発者は CLI で
now-sdk authコマンドを使用して、ローカル環境とインスタンス間のインターフェイスとなる非本番インスタンスに対して認証を行います。開発者は、インスタンスで admin ロールを持っている必要があります。 - 開発者は、スコープ対象のアプリケーションを作成するか (
now-sdk create)、ServiceNow SDK で使用するためにインスタンスから既存のスコープ対象のアプリケーションを変換します (now-sdk convert)。 - Visual Studio Code で、開発者は ServiceNow Fluent を使用してソースコードでアプリケーションメタデータを定義したり、カスタム JavaScript モジュールを作成したり、サードパーティライブラリを使用したりできます。
- 開発者がアプリケーションをビルドし、それによりソースコードがコンパイルされ、インスタンスのアプリケーションメタデータに変換され、展開可能なパッケージ (
now-sdk build) が生成されます。 - 開発者はアプリケーションをインスタンスに展開します (
now-sdk deploy)。 - 他のユーザーはインスタンスのアプリケーションメタデータを引き続き変更でき、開発者はアプリケーション内の他のモジュールまたはスクリプトのモジュールのコードを再利用できます。
- 開発者は、インスタンス上のアプリケーションをフェッチして、アプリケーションメタデータの最新の更新をローカルで取得します (
now-sdk fetch)。
ServiceNow SDK のメリット
| メリット | 機能 | ユーザー |
|---|---|---|
| Visual Studio Code で、インスタンスの外でオフラインでアプリケーションを開発する | ServiceNow SDK を使用したアプリケーションの開発 | 開発者 |
| ServiceNow アプリケーションを構成するメタデータを定義するソースコードを記述する | ServiceNow Fluent | 開発者 |
| カスタム JavaScript モジュールとサードパーティの JavaScript ユーティリティを使用して、スコープ対象のアプリケーション内のコードを整理して再利用する | JavaScript モジュールとサードパーティライブラリ | 開発者 |