MID サーバー スクリプトインクルード内の CAPI クラス

  • リリースバージョン: Zurich
  • 更新日 2025年07月31日
  • 所要時間:12分
  • クラウドプロビジョニングとガバナンス には、クラウドプロバイダーに対して REST 呼び出しを行う JavaScript クラスが複数用意されています。これらのクラスは、MID サーバー スクリプトインクルードから (デフォルトで Azure の場合)、またはシステム内の Java 呼び出しから (デフォルトで AWS の場合) 呼び出されます。カスタムプロバイダー、インターフェイス、または CAPI API (任意のクラウドプロバイダー) を作成する場合は、MID サーバー スクリプトインクルードを使用してクラスを呼び出すことができます。

    注:
    CAPI API では、AWS クラスを呼び出すようにカスタマイズできる MID サーバー スクリプトインクルードは (メソッドマッパー内に) ありません。デフォルトでは、AWS 用の CAPI API は、Java 呼び出しを行い、続いて AWS クラスを呼び出します。ただし、CAPI API を作成する場合は、クラスを呼び出すカスタムスクリプトインクルードを作成することもできます。

    に移動すると CAPI クラスが表示されます。 MID サーバー > スクリプトインクルード ベースシステムインスタンスインターフェイス (クラウドアドミンポータルではない) で。[名前] 列を使用して [検索先 (Go to)] 検索ボックスでクラスの名前を検索します。

    MID サーバー スクリプトインクルードの検索

    基底クラス

    これらの基底クラスは、デフォルトで使用できます。これらは、実際の REST 呼び出しを行う Azure クラスと AWS クラスの基盤を成します。

    CloudAPIBase

    CloudAPIBase は、すべての種類のクラウド API と通信するプロバイダーに依存しない API です。基本的なデバッグとログ記録、および MID サーバー に関するプロキシ情報の収集を行う関数を提供します。また、ヘッダー、パラメーター、エンドポイント、および this.parameter も定義します。

    AWSCloudAPIBase
    このクラスは CloudAPIBase から拡張され、呼び出し元を呼び出して GET、PUT、POST、および DELETE 要求を行う関数を提供します。このクラスには、GET の AWS 実装である executeAction メソッド、または REST API 呼び出しを提供する invoke メソッドのオプションが用意されています。
    AzureCloudAPIBase

    このクラスは CloudAPIBase から拡張され、次のアクションを実行する関数を提供します。

    • リソース ID をフェッチする。
    • エンドポイントプロパティをフェッチする。
    • リソースを一覧表示する。
    • 呼び出し元を呼び出して、GET、PUT、POST、および DELETE の各要求を行う。

    AzureCloudAPIBase は、_invokeRequest メソッドを利用して、標準の REST API 呼び出しを使用した Azure に対する REST API 呼び出しを行います。

    図 : 1. ベース API
    CloudAPIBase

    呼び出し元クラス

    呼び出し元クラスは、クラウドプロバイダーに対して実際の REST 呼び出しを実行します。カスタム CAPI インターフェイスと API を作成する場合、CloudRestAPIInvoker を拡張して REST 呼び出しを作成する必要があります。

    CloudRestAPIInvoker

    このクラスは、REST API 呼び出しを行うための抽象化されたクラスです。要求と共に送信するヘッダーやパラメーターがある場合、呼び出し元を実装するクラスはこのオブジェクトを拡張する必要があります。また、ターゲットエンドポイントを返す getEndpointUrl の上書きや getHeaders および getParameters の上書きを提供する必要もあります。たとえば、Azure REST API では、認証にトークンをヘッダーとして渡す必要があります。これを実装した拡張オブジェクトは、トークンの作成または取得を実行し、その設定を行う getHeaders からの応答を提供する必要があります。この基本オブジェクトは、getHeaders を呼び出し、戻されたものをすべて要求とともに送信します。このクラスは、クラウドプロバイダーからの応答を処理する getResponse メソッドも提供します。

    カスタム CAPI API を作成する場合は、クラウドプロバイダーに REST 呼び出しを行うように CloudRestAPIInvoker を拡張する必要があります。

    AmazonWebServicesAPIInvoker
    このクラスは、CloudRestAPIInvoker から拡張され、クラウドプロバイダーに REST API 呼び出しを行うためのメソッドを提供します。
    AzureAPIInvoker
    このクラスは、CloudRestAPIInvoker から拡張され、Azure Resource Manager にこれらの REST API 呼び出しを行う関数を提供します。
    • REST 呼び出しのサービスプリンシパル、ヘッダー、およびパラメーターを設定します。
    • エンドポイント URL、トークン (クライアント ID、テナント ID、およびシークレットキー)、およびヘッダー/パラメーターを取得します。
    • JSON 応答本文を取得して、クラウドプロバイダーからデコードします。
    AzureEAAPIInvoker
    このクラスは、Azure Enterprise Agreement (EA) REST API にアクセスするためのトークンを返します。
    AzureStorageAPIInvoker
    このクラスは、Azure ストレージの REST 呼び出しを行います。このクラスの関数は、トークン、応答、ヘッダー、およびパラメーターを取得できます。

    次の図は、これらの基底クラスを使用して AWS 固有のクラスと Azure 固有のクラスを拡張する方法を示しています。

    図 : 2. REST 呼び出しの呼び出し
    CloudRestAPIInvoker

    例外

    RESTAPIException
    この基底クラスは、REST 呼び出し中に発生する可能性のある例外を処理します。クラウドプロバイダーからの応答コードを返します。
    AWSAPIException
    このクラスは、REST 呼び出し中に発生する可能性のある例外を処理します。
    AzureAPIException
    このクラスは、Azure API の呼び出し中に必要な場合にランタイム例外をスローします。
    図 : 3. 例外の処理
    RESTAPIException

    認証情報のクラス

    CloudRESTRequestSigningUtil

    このクラスは、CAPI API 設定の上書きで指定された上書きを使用します。AmazonWebServicesRequestSigner クラスは、このクラスを拡張します。Azure では、多くの署名者が Azure CAPI API のメソッドマッパー用の MID サーバー スクリプトインクルードに組み込まれています。

    AmazonWebServicesRequestSigner
    このクラスは、要求に関する情報を取得し、要求の signature v4 署名文字列を作成することで、REST API 呼び出しのセキュアセッションを設定します。このクラスは、CloudRESTRequestSigningUtil から拡張されます。

    その他の Azure クラス

    表 : 1. AzureCloudAPIBase を拡張するクラス
    クラス 説明
    AzureAlertRule Azure アラートルールを作成および削除するクラス。
    AzureAuthorizationPolicy タグポリシーを割り当てるクラス。
    AzureComputeAvailabilitySet Azure 可用性セットをフェッチするクラス。参照:https://docs.microsoft.com/en-us/rest/api/compute/availabilitysets
    AzureComputeHardware Azure サイズをフェッチするクラス。参照:https://docs.microsoft.com/en-us/rest/api/compute/virtualmachinesizes
    AzureComputeImage イメージに対する Azure API 呼び出しを処理するクラス。参照:https://docs.microsoft.com/en-us/rest/api/manageddisks/images/images-rest-api
    AzureComputeVirtualMachine 仮想マシンに対する Azure API 呼び出しを処理するクラス。参照:https://docs.microsoft.com/en-us/rest/api/compute/virtualmachines VM Size and Capacities: https://docs.microsoft.com/en-us/azure/virtual-machines/virtual-machines-windows-sizes https://docs.microsoft.com/en-us/azure/virtual-machines/virtual-machines-linux-sizes Cloud-Init supported Versions: https://docs.microsoft.com/en-us/azure/virtual-machines/linux/using-cloud-init
    AzureDeployment Azure ARM テンプレートのデプロイを処理するクラス。
    AzureDeploymentOperation Azure ARM テンプレートのデプロイ操作を処理するクラス。
    AzureImages Azure イメージを処理するクラス。
    AzureLoadBalancer ロードバランサーに対する Azure API 呼び出しを処理するクラス。参照:https://msdn.microsoft.com/en-us/library/azure/mt163651.aspx
    AzureLocalNetworkGateways ローカルネットワークゲートウェイを作成および取得するクラス。
    AzureNetworkNIC ネットワークインターフェイスカードに対する Azure API 呼び出しを処理するクラス。参照:https://msdn.microsoft.com/en-us/library/azure/mt163579.aspx
    AzureNetworkPublicIP パブリック IP アドレスに対する Azure API 呼び出しを処理するクラス。参照:https://msdn.microsoft.com/en-us/library/azure/mt163638.aspx
    AzureNetworkRouter ルーティングテーブルに対する Azure API 呼び出しを処理するクラス。参照:https://docs.microsoft.com/en-us/rest/api/network/route-tables
    AzureNetworkSecurityGroup ネットワークインターフェイスカードに対する Azure API 呼び出しを処理するクラス。参照:https://msdn.microsoft.com/en-us/library/azure/mt163579.aspx
    AzureNetworkVirtualNetwork 仮想ネットワークに対する Azure API 呼び出しを処理するクラス。
    AzureProvider プロバイダーの URL やバージョンなど、Azure プロバイダーの詳細を取得するクラス。
    AzureRegion Azure リージョンをフェッチするクラス。
    AzureResource パラメーター内の ObjectID で参照されるオブジェクトを処理します。また、API バージョンもフェッチします。このクラスは、主にサポートされていないタイプを取得したり、リソースを削除したりすることを目的としています。
    AzureResourceGroupManager Azure ARM リソース グループを処理するクラス。
    AzureResponseUtil Azure API の応答を DTO オブジェクトに変換するクラス。
    AzureStorageAccount sストレージアカウントに対する Azure API 呼び出しを処理するクラス。参照://https://msdn.microsoft.com/en-us/library/azure/mt163638.aspx
    AzureStorageBlob ストレージコンテナーと BLOB を作成および操作するクラス。
    AzureStorageManagedDisk 管理対象ディスクに対する Azure API 呼び出しを処理するクラス。参照:https://docs.microsoft.com/en-us/rest/api/manageddisks/disks/disks-create-or-update
    AzureSubscription Azure サブスクリプションをフェッチするクラス。
    AzureVirtualNetworkGateways 仮想ネットワークゲートウェイを作成および操作するクラス。
    AzureCloudEAAPIBase Azure EA API ハンドラーの基本オブジェクト。Azure EA API には、https://consumption.azure.com の基本 URL が含まれ、そのパスに登録番号が必要です。このクラスは、EnrollmentNumber と EnrollmentToken のパラメーターのマーシャリングを処理します。

    その他の AWS クラス

    クラス 説明
    AmazonImages

    Amazon マシンイメージを処理するクラス。

    http://docs.aws.amazon.com/AWSEC2/latest/UserGuide/AMIs.html

    AmazonResponseProcessorUtil AWS REST API 応答を処理するクラス。
    AWSAutoScalingGroups

    AWS API 呼び出しを処理し、自動スケーリンググループを作成および操作するためのクラス 。

    AWSCloudFormation AWS CloudFormation API 呼び出しのハンドラー。
    AWSEC2 AWS EC2 API 呼び出しのハンドラー。
    AWSKeyValuePair キーペアをインポートおよび操作するクラス。
    AWSLaunchConfigurations ヘルパークラス。
    AWSS3 AWS S3 API 呼び出しのハンドラー。
    AWSTopics AWS トピックを含むクラス 。