SAM 合計使用状況メトリクスに対する Osqueryd ログを設定する
- 更新日2025年1月30日
- 所要時間:4 分
- Yokohama
- "IT Operations Management (ITOM)"
デフォルトでは、Osquery はサイズに基づくログローテーションをサポートしています。SAM 合計使用状況メトリクスに対して有効にし、ログのサイズとローテーションを設定するには、Osqueryd サービスに特定のフラグを追加する必要があります。
始める前に
必要なロール:admin
- Agent および Osqueryd の平均 CPU 使用率は 10% CPU 未満で、最大で 30% CPU でした。これは、SAM バックグラウンドポリシーがトリガーされた場合にのみ発生します。デフォルトでは、トリガーは 480 秒ごとに発生します。
- Agent および Osqueryd の平均メモリー使用量は 10 MB 未満で、最大 26 MB が消費されました。
手順
タスクの結果
Osqueryd スケジュールと Osqueryd ログが設定されると、Osqueryd サービスを開始できます。
スケジュールにより Osquery が実行されます。「Select name, pid, elapsed_time, start_time, user_time, system_time, username from processes p JOIN users u ON u.uid = p.uid where p.elapsed_time != -1 AND u.type !='special';」がターゲットマシンで 5 分 (300 秒) ごとに実行されます。これにより、結果がログファイルに記録されます。ログファイルには、Osqueryd によって実行されるように設定されたすべてのクエリのスナップショットエントリが含まれています。このクエリには、すべてのプロセス属性が含まれています。
一次ファイル marker.json は、マシンの以下のディレクトリにある一時ローカルフォルダーに作成されます。
Windows の場合:<userprofile>\\AppData\\Local\\AgentClientCollector\\SAM
macOS の場合:/Library/Application\ Support/servicenow/agent-client-collector
このファイルには読み取り/書き込み権限があり、「Data and Last Read Unix Time stamp」というマーカーデータが含まれています。
Osqueryd は、ログをデフォルトのディレクトリーではなくカスタムディレクトリーのパスに書き込むように設定することもできます。カスタムディレクトリーを選択する場合は、チェック定義 [samadvanced-background-log-check] を変更します。