識別および調整エンジンを使用して 脆弱性対応 の CI を作成する

  • リリースバージョン: Yokohama
  • 更新日 2025年01月30日
  • 所要時間:3分
  • 識別および調整エンジン (IRE) API を使用して、構成管理データベース (CMDB) に構成アイテム (CI) を作成できます。IRE API を使用して CI を作成すると、CI が重複して作成されることを防ぎ、信頼できるデータソースにのみ CMDB への書き込みを許可することで、CI 属性を調整できます。

    CI クラス (テーブル) は、インスタンスデータベース内の元のテーブル名です。CMDB には、CI に関するデータを格納する基本システムのクラスが含まれています。

    CI の作成に IRE を使用する

    脆弱性対応 v12.2 より前では、一致する CI が [検出されたアイテム] リストまたは CMDB で見つからない場合、CI は [一致しない CI] クラス ([sn_sec_cmn_unmatched_ci]) で作成されます。詳細については、「一致しない CI」を参照してください。

    脆弱性対応 v24.0.6 以降では、IRE で CI の作成を妨げる例外が発生した場合、これらの例外の詳細が [追加情報] フィールドに記録されます。このフィールドの詳細を調べることで、根本原因を特定し、CI を正常に作成するために必要な修正を実装できます。

    脆弱性対応 v12.2 から v18.0 以降では、CI ルックアップルールが適用されたときに一致するものが見つからない場合、資産情報が IRE に送信され、未分類のハードウェアクラスおよび不完全な IP 識別デバイスクラスのいずれかで CI が作成されます。v18.0 以降の脆弱性対応では、新しいクラスである [クラウドリソース] も含まれています。一致しないクラウドリソースの分類を優先 CI クラスに構成する方法の詳細については、「一致しないクラウド資産の CI クラスの更新」を参照してください。

    CMDB CI クラス

    注:
    新しいクラスを使用するには、CMDB CI Class Models プラグインをアクティブ化します。それ以外の場合は、CI が [一致しない CI] クラスに作成されます。
    サードパーティのスキャナーからインポートしたホストが [検出されたアイテム] リストまたは CMDB で見つからない場合、次の新しい CMDB CI クラスのいずれかで作成されます。
    表 : 1. CMDB CI クラス
    CMDB CI クラス 説明
    不完全な IP 識別デバイス (cmdb_ci_incomplete_ip) スキャナーから受信したホスト情報で IP アドレスのみが使用可能な場合は、このテーブルに CI が作成されます。
    未分類のハードウェア (cmdb_ci_unclassed_hardware) スキャナーから受信したホスト情報で以下の情報が使用可能な場合は、このテーブルに CI が作成されます。
    • ホスト名
    • IP アドレス
    • DNS
    • NETBIOS
    • MAC アドレス
    注:
    MAC アドレスが利用可能な場合、ネットワークアダプタエントリーが作成され、未分類のハードウェア CI に関連付けられます。IP アドレスと MAC アドレスの両方が利用可能な場合、IP アドレス CI が作成され、未分類のハードウェア CI に関連付けられます。
    クラウドリソース (cmdb_ci_cmp_resource) スキャナーから受信したホスト情報で Cloud Resource ID が使用可能な場合は、このテーブルに CI が作成されます。
    注:
    スキャナー統合の資産タイプが [ハイブリッド] で、sn_sec_cmn.unmatched_cloud_resource_enabled システムプロパティが false の場合、CI は [未分類のハードウェア (Unclassed Hardware)] クラスに作成されますが、[クラウドリソース] クラスには作成されません。

    識別および調整エンジン (IRE) がアクティブ化されている場合、検出されたアイテムからの再分類オプションはサポートされません。

    次のいずれかが発生した場合、システムは自動的に [一致しない CI] クラスを使用します。
    • CMDB CI Class プラグインがアクティブ化されていません。
    • CI の作成時に IRE が例外を発生させます。

      詳細については、「一致しない CI」を参照してください。