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02-19-2024 05:45 PM - 編集済み 02-19-2024 06:02 PM
私は最近、ServiceNow のローカリゼーションに関して日本の顧客と会議をしましたが、パフォーマンス分析機能が会計カレンダーの時系列を集計できないという非常に重要なフィードバックを受けました。
ServiceNowのパフォーマンス分析機能で使用する会計年度が1月開始となり、集計期間が1月~12月となっている。ただし、日本の会計期間は4月開始の3月締めが多いですね。
新規で会計カレンダーの定義をしてウィジェットの会計列項目に「会計年度累計平均」およびPerformance Analyticsプロパティ「会社の会計年度の開始」4月から設定行っていても会計カレンダーの期間が反映されない。
上記の設定で例えば「オープン中のインシデント」集計データをダッシュボードで表示すると下記のように4月開始ではなくランダムで3月から表示されました。
時系列集計方法について調べた結果、製品ドキュメントに次のような記載があることに気付きました。
注: ビジネスカレンダーと会計カレンダーは時系列集計をサポートしていません。このようなカレンダーを使用するインジケーターのウィジェットまたは分析ハブエントリでは時系列集計を設定できません。
同じ問題が発生している場合は、将来的に問題を改善できるよう、アイデアポータルでPA時系列集計会計カレンダーサポートについて賛成投票(Upvote)することをお勧めします。
パフォーマンス分析機能のように、インジケーターの変化を個別の時間間隔に集計することはできませんが、プラットフォームのレポート機能を使用して、会計カレンダーの時系列集計できる方法があります。役に立つかもしれないので、この情報を共有したいと思います。
会計カレンダー時系列集計方法:
1.ナビゲーションメニューで「レポート」>>「新規作成」メニューをクリックします。
2.データステップで、「テーブル」ドロップダウンでテーブル名を選択します。例として「インシデント」を選びます。
3.タイプステップで、「時系列」レポートタイプを選択します。例として「列」タイプを選びます。
4.構成ステップで、以下の画像で黄色ハイライトされた箇所のように値を設定します。
※カレンダードロップダウンでFiscal calendar選択できない場合は、会計カレンダーの定義する必要があります。
5.「実行」ボタンをクリックします。
6.「保存」ボタンクリックして、レポートを保存します。
7.「共有」アイコンクリックして、ダッシュボードに追加します。例として「インシデント管理」ダッシュボードに追加します。
8.以下に示すように、インシデント管理ダッシュボードが表示されます。