RPA デスクトップデザインスタジオ の GetTextBefore コンポーネントを使用して、文字列の前に配置されている文字列を検索します。

始める前に

必要なロール:なし

このタスクについて

このメソッドは、指定された検索文字列の前にある指定された長さまでのテキストを抽出するために使用されます。length が 0 の場合、文字列の先頭からテキストを抽出します。

GetTextBefore コンポーネントのプロパティが設定可能です。これらのプロパティの詳細については、「String Utilities コンポーネントのプロパティ」を参照してください。

手順

  1. [ツールボックス] ペインで、 ユーティリティ > 文字列ユーティリティ.
  2. GetTextBefore コンポーネントを [デザイン面 (Design surface)] にドラッグします。
  3. 入力フィールドを設定するには、「ポートのプロパティを設定する」を参照してください。
  4. 下表に従って、GetTextBefore コンポーネントのデータポートとコントロールポートを、他のコンポーネントの対応するポートに接続します。
    ポートタイプ 接続の目的
    データ入力 (Text) 前に実行されたコンポーネントから、コンポーネントが検索するテキストを取得します。

    サブ文字列の抽出元となる文字列を指定するために使用します。文字列一致から指定した長さを引いた値で決定された位置から始まり、指定した長さに拡張されます。

    データタイプ:文字列

    データ入力 (findStr) 前に実行されたコンポーネントから、コンポーネントがテキスト内で検索する文字列を取得します。

    文字列の一致に基づいて開始位置を決定する文字列を指定するために使用します。

    データタイプ:文字列

    データ入力 (length) 前に実行されたコンポーネントから、コンポーネントがテキスト内で検索する文字数を取得します。

    指定された文字列から抽出する文字数を指定するために使用されます。

    データタイプ:整数

    データ出力 (Return) 指定されたサブ文字列を返します。

    このメソッドは、検索文字列の前に見つかったテキストである文字列を返します。

    データタイプ:文字列

    コントロール入力 1 つまたは複数のコンポーネントのコントロール出力ポートに接続します。
    コントロール出力 別のコンポーネントのコントロール入力ポートまたはデフォルトのエンドコンポーネントに接続します。
  5. (オプション) コンポーネントをテストするには、[デザイン] タブで [実行] をクリックします。