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Hackathon 2026 — 予選講評
決勝進出9チーム決定!
「そのAIは、人が活きる。」
予選講評
テーマは単なる技術コンテストのテーマではなく、開発者一人ひとりに「AIで何を実現するのか」を問いかける言葉でした。
Finalists
決勝進出9チームが決定しました
26チームの応募から、以下の9チームが World Forum Tokyo 2026 の決勝ステージへ進出します。おめでとうございます!
株式会社DTS
わく縁
DXC Technology Japan
DXCatalysts
エクシオ・デジタルソリューションズ株式会社
EDS
富士通株式会社
内田家
株式会社JSOL
JSOL NEXUS
チーム
大崎アジャーズ
SCSK株式会社
AI愛が、凄い。SCSK
ServiceNow Community 有志
Masked Community
株式会社シスラボ
GridNova
Review
ハッカソン講評
テーマは「そのAIは、人が活きる。」── これは単なる技術コンテストのテーマではなく、開発者一人ひとりに「AIで何を実現するのか」を問いかける言葉でした。
参加チームの動画を拝見し、ディベロッパーコミュニティの成熟をあらためて感じています。その印象を、総評として共有させてください。
Overview
今年の応募作品が示したこと
🤖 AI活用がプロセスに溶け込んだ
今年から審査項目に「AI活用度」が加わり、「完成したアプリ」だけでなく「開発プロセスにおいてどのようにAIを使ったか」が評価対象になりました。この変化が、作品のあり方を大きく変えたと感じています。
Executive Summary
エグゼクティブサマリー
また26チームのテーマはいくつかの領域に集約されました。
熊本地震が問いを立てた
複数チームが独立して災害対策を選んだ背景を、社会的文脈と結びつけて読み解く。
「制度の隙間」に光を当てた
カスハラ・児童記録・農業後継・空き家・教員・申請支援のいずれも「わかっているのに手が届いていない」領域であることを横断的に整理。
テーマ選定が示すコミュニティの変化
「技術デモ」から「課題の逆算設計」への移行を感じ取れました。Build Agentの活用によって、実装の難易度が低下した結果、課題選定が非常に重要なポイントになったように感じます。
Key trends
テーマ選定から見える4つの傾向
傾向1:「社会的な時事課題」への強い反応
災害対策に複数チームが集中したのは偶然ではありません。熊本地震という具体的な出来事が、参加者の課題意識を一点に集約させました。ハッカソンのテーマ設定期間と社会的関心のピークが重なったとき、「自分たちの技術で何かできないか」という衝動がアイデアを動かすことがよくわかります。
特にテーマが集中した災害対策でも、時間軸の経過によって発生する課題が変わり、それに応じた解決策の提案がなされたのが興味深いポイントでした。
災害領域:時間軸別の課題設計
発災直後喫緊の救助活動
数週間支援物資マッチング、ペット避難支援
数ヶ月~数年住民出戻り支援
同じ傾向はカスタマーハラスメント対策にも見られます。近年の法制化の議論や報道が参加者の問題意識を高め、「職場を守る」テーマとして浮上したと読めます。
傾向2:「行政・公共サービスの空白地帯」への集中
対話型申請支援、児童見守り支援、教員の校務支援、農家の後継者問題、空き家予防——これらはすべて民間ではなく公共・行政領域の課題です。
特徴的なのは、いずれも「情報が分断されている」「担当者が複数機関にまたがっている」「紙と電話と口頭確認で回っている」という構造的な共通点を持っていることです。ServiceNowが本来最も得意とするワークフローの統合と可視化が、そのまま解決策になりうる領域です。参加者が無意識のうちにServiceNowの強みと課題のミスマッチを避け、強みが活きる領域を選んでいることは注目に値します。
傾向3:「子ども・教育」の厚み
子ども・教育領域に5チームが集中したのは今年の特徴です。
- 就学前の記録バトン(保育→小学校の情報断絶)
- 小学校入学準備(保護者・学校間の手続き負荷)
- 児童見守り(地域・学校・家庭の情報共有)
- 教員の校務支援(教員の業務過多)
- 精神科・心療内科の患者ケア(視点は違うものの共通性がある)
これらは別々のテーマに見えますが、「子どもを取り巻くステークホルダーが多いにもかかわらず、情報連携の仕組みがない」という一つの構造問題の異なる断面です。参加者の中に教育現場や子育てに近い立場の人が増えていることを示唆しています。また「教員の働き方」は社会的に注目を集めるテーマであり、ここにも時事性が働いています。
傾向4:「時間・余白の再設計」という新しい視点
「AIが学習機会を奪う課題」の問題設定の革新性
従来の発想 vs 今年の発想の対比を明確化:
組織内に実際に生じつつある新しい課題を、Hackathonで先取りしようとする姿勢。
「業務の空き時間の再投資プラットフォーム」は、他のテーマとやや性質が異なります。他が「課題の解決」を目指すのに対し、このテーマは「生まれた余白をどう使うか」という問いを立てています。
AIが業務を効率化した結果として生まれる「余った時間」を、次の価値創出に回す仕組みを作ろうとする発想は、今年のテーマ「そのAIは、人が活きる。」と直接的に呼応しています。AIによる効率化を「コスト削減」ではなく「人間の時間の解放」と捉える視点で、Agentic AI時代のワークデザインへの問いかけとして読めます。
また、AIで業務自動化 → 若手が「判断プロセス」を見ない → 成長経路が断絶 という新しい課題を投げかけました。
Watch the submissions
YouTube プレイリストの動画を公開中
ぜひご覧いただき、グッドボタンで応援してください。
ServiceNow Hackathon 2026 — 応募作品プレイリスト
YouTube で視聴する →
Thank you
参加者の皆さまへ
業務のお忙しい中、時間を割いてハッカソンにご参加、社会課題や業務課題の解決に挑戦いただきありがとうございました。通常のプロジェクトではまだ新しい生成AI機能をふんだんに利用して、ServiceNowの新テクノロジーに触れるとともに、新しい視点や経験が、参加者の今後のキャリア成長の糧になっていることを願います。
決勝の模様は #Hacknow26 でもお届けします。
— Mana / ServiceNow Japan Developer Advocate
ServiceNow World Forum Tokyo 2026
🗼 決勝は10月28日(水)
グランドプリンスホテル新高輪
📅 2026年10月27日(火) – 10月28日(水)
📍 グランドプリンスホテル新高輪
決勝進出9チームが10月28日(水)の決勝ステージで発表します。会場でコミュニティの仲間と一緒に応援しましょう。
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