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Knowledge26で注目しているセッションを紹介する
こんにちは、にわと(𝕏:@niwaniwa2wato)です。
このたび、Knowledge26 CreatorCon レポーター派遣プログラムに合格しました。
2026年5月5日〜7日にラスベガスで開催されるServiceNow最大の年次カンファレンスKnowledge26に、レポーターとして参加します。
レポーター派遣プログラムって何?
Knowledge26での体験をSNSやブログ、ミートアップなどで発信する人を募り、現地へ派遣する制度です。
プログラムの詳細は、ServiceNowコミュニティの案内ページで確認できます。
【応募締切】Knowledge 26 レポーター無償派遣プログラム
レポータープログラムへの意気込み
私がKnowledgeに初めて参加したのは2023年。初めての国外カンファレンスで、社会人3年目の私からすると、会場の熱量とスピード感に圧倒されたこと覚えています。自分が関わるプロダクトの最前線が、あれほどの密度で未来が語られている。あの体験と感動が、その後の学び方も働き方も変え、コミュニティに踏み出す大きなきっかけになりました。
あれから3年、Xでの発信を続け、Qiitaに記事を書き、コミュニティで登壇や公式プログラムの受賞を経験する中で、関わり方も伝え方も変わりました。あの一歩が今の自分を作ったと言っても過言ではありません。
かつての私に起きたような変化が、今度は他の誰かにも訪れてほしい。私のレポートを通じてServiceNowへの関心を深め、次は自分もKnowledge'の会場へ足を運びたいと思ってもらうこと。
それこそが、私がレポーターとしてKnowledge26に参加する一番の理由だと思います。
注目コンテンツを紹介
ここからは私が注目するKnowledgeのコンテンツをトピック別に紹介します。参加される皆さまも、すでにコンテンツは公開されていますので、是非お気に入りのコンテンツを探して、出発前に準備しましょう。
AI Agent / Now Assist関連
ServiceNowのAI戦略の中核であるAI AgentとNow Assist。Knowledge26でも最大のテーマになるのは間違いありません。
AI Agent Prompting Tips and Tricks
Learn how to build AI agents that actually get work done. This session covers prompt design fundamentals, managing edge cases that break agent workflows and anchoring agents with the right context and guardrails.
AI Agentを「実際に動かす」ためのプロンプト設計の実践的なノウハウがお話されるようです。エッジケースの扱いやガードレールの設定など、PoCから本番運用へ持っていく際に直面する課題を扱うセッションみたいですね。
AI Control Tower: The Operating System for Enterprise AI Governance
How do you govern AI that moves faster than your approval process? AI Control Tower is ServiceNow's answer: an autonomous operating system that discovers AI as it appears, enforces policy in real time, protects sensitive data, and proves compliance without manual audits.
AI Agentが増えてくると避けられないガバナンスの問題。
ServiceNowはAI Control Towerで解決するようにしています。このセッションではAI Control Towerのロードマップセッションで、今後のAIガバナンスとオーケストレーションを紹介するようです。
Agentic AI at Hitachi: From Pilot to globally scaled Self Service on ServiceNow
Step into Hitachi's Agentic AI journey, where ServiceNow and Accenture partnered to deliver a Now Assist ecosystem with 50+ Agentic AI workflows, realizing 100k+ hours of productivity gains.
日立エナジーとアクセンチュアの事例。50以上のAgentic AIワークフローで10万時間超の生産性向上。パイロットからグローバルスケールへの展開過程を知れるのは貴重です。組織における信頼と導入率を最大化するための具体的な教訓を共有されるようです。
AI Agents + ITOM: The Fastest Path to Zero-Touch IT
This session shares our experience on building AI Agents to achieve Zero IT Operations under five minutes using ServiceNow AI Agents, ITOM Predictive Intelligence, and Now Assist.
AI AgentとITOMを組み合わせたゼロタッチITの実現。自動検知から自動修復まで5分以内というのは、ITOMに携わる身として刺さるテーマです。App Engineがメイン製品とのことなので、自作したアプリケーションを起点にした実装の詳細と効果測定の話になるはずです。
60分でServiceNow AI の全体像と用語、今後の展開を学ぶ
「AI Agent」から「AI control tower」、最新の「AI Experience」に至るまで、ServiceNow AIの基本用語や全体像、今後の展開などを実演も交えながら、できる限り分かりやすい言葉で整理してお話する、昨今のServiceNow AI関連の日本語セッション。初心者向けのセッションですね。
CMDB / CSDM関連
AI時代において「信頼できるデータ基盤」がますます重要になっている中、CMDB/CSDMの最新ベストプラクティスは必ず押さえたい。
Accelerating enterprise resilience at Gilead: Customer + CSDM expert perspectives
Join Gilead and ServiceNow's CSDM expert, Mark Bodman, to explore how governance-first foundations transform Change, Major Incident and Problem Management. With 83% data quality improvement and 81% resilience gains, discover how proper data foundations unlock platform value.
バイオ医療企業のGileadと、ServiceNowのCSDM標準化を長年牽引してきた第一人者であるMark Bodmanが共同登壇するセッションです。
CSDM導入の「あるある」な壁をどう乗り越えたのか、現場のリアルな試行錯誤から導き出された実践的な戦略は、明日からの運用にすぐ活かせそうです。
Cognizant's CMDB transformation journey to maturity
Discover how Cognizant's CMDB transformation unlocked agility, resilience, and operational excellence using Predictive AI Ops, CSDM, CMDB 360, and Multi-source CMD.
ITプロバイダーのコグニザントがPredictive AI Ops、CMDB 360、Multi-source CMDと、CMDB의最新機能群をフル活用した変革事例です。標準化されたサービスマッピングにより、インシデント解決の迅速化、変更の成功率向上、そしてコンプライアンス強化の事例を紹介するとのことです。
Automate the Association of Foundation Group Data With Configuration Items To Better Align With CSDM
In this hands-on lab, you'll implement a portion of the CSDM model to enhance group assignment updates for selected configuration items. Using CI Class Manager, dynamic CI groups, and Service Builder, you'll learn practical techniques to keep group data accurate.
CSDMに沿ったグループ割り当ての自動化をハンズオンラボで実際に手を動かして学べるようです。発生したインシデントのグループアサインを独自のカスタマイズが蔓延る中、CSDMに合わせたモダンな実践的手法はぜひ学びたいですね。
Exchange Roundtable: CMDB/CSDM AI Readiness
Wondering if your data is ready for AI? Many customers think their foundation isn't "good enough" when it actually is.
CMDB/CSDMのAIレディネスをテーマにしたラウンドテーブル。「実は今のデータでもAIに使えるかもしれない」という切り口が面白いですね。Now Assistを導入済みのお客様と、CMDB/CSDMの品質を実際のAI要件に照らして評価する方法、現実的なROIの算出方法、ビジネスケースの構築方法など、CSDM/CMDBの導入に毎回議論になって、検討しきれず散っていったトピックを学べるいい機会です。
Exchange Roundtable: CMDB/CSDM Foundation—Build It Right or Fix It Now
Your CMDB is non-existent, messy, or "good enough"—but AI, automation, and multi-product deployments depend on it.
AI、自動化、そしてマルチプロダクトの導入にはCMDBが不可欠です。しかし、CMDBを新規に構築するか、すでに好き勝手に構築した既存のCMDBを修正するか、そんな議論をCMDB/CSDM基盤の構築または修復に成功した仲間たちと交流できる機会です。この議論は日本のユーザーにも直接刺さる内容ですね。
日本企業セッション関連
Knowledgeはグローバルカンファレンスですが、日本企業の登壇セッションも複数あります。
All Nippon Airways: Elevating Employee Experience with ServiceNow
ANA has begun building a comprehensive EX platform on ServiceNow to transform the employee experience for their 40,000+ employees.
ANAは4万人超の従業員を対象に、ワークフロー・プロセス・データを統合したEXプラットフォームをServiceNow上で構築中。「人間にしかできないこと=卓越した顧客体験の創造」に時間を使える従業員基盤を目指しています。
航空会社という超大規模組織でEXプラットフォームをどう標準化したか、という視点が気になります。部門ごとに独自のフローが根付いた組織でのServiceNow展開は、多くの企業が直面するあるあるです。ANAがDXの文化変革をどう進めたか、そのプロセスを現地で直接聞けるのは貴重です。
CX/EX Innovation Through Omnichannel Integration: NTT DOCOMO's Challenge
NTT DOCOMO is building a system to unify customer interaction data across web, in-store, and call centers in real time.
2,053店舗・1億人超のdポイント会員を抱えるNTTドコモが、Web・店舗・コールセンターのインタラクションデータをAIでリアルタイム統合するシステムを構築中です。
チャネルをまたいだ顧客データのサイロ化は、規模を問わず多くの事業会社が悩む問題です。「AI導入以前にデータが分断されている」という状態からどう脱却したか。日本最大規模の通信会社がどうアーキテクチャを設計したか、NTTドコモの事例は業界横断で参照できるケーススタディになりそうです。
Building an AI Service Desk with NowAssist at Chubu Electric Power
We are modernizing and automating our IT service desk with ServiceNow Now Assist to improve operational efficiency, optimize costs, and enhance the user experience.
ITサービスデスクにNow Assistを組み込み、運用効率の向上・コスト最適化・UX改善を同時に狙う中部電力の取り組みです。計画から実装までのリアルな過程と知見を共有するセッションになるようです。
「AIを入れたい、でも現場が受け入れるか」という温度差の問題は、どのような組織でも起きるはずです。繰り返しのヘルプデスク問い合わせをどこまでAIで自動化し、どこで人が介在するかのラインをどう引いたのか。Now Assist導入の現実的な話が聞けるセッションとして注目しています。
Driving Operational Efficiency: NRI's Internal Portal Transformation
Nomura Research Institute (NRI) is currently revamping its internal portal using ServiceNow's Human Resource Service Delivery (HRSD).
HRSDを活用した社内ポータル全体の刷新。ITコンサル・SIerのリーディングカンパニーが自社のHR基盤をServiceNowで作り直し、それをユーザーへ届ける、一番の事例紹介なりますね。
「顧客に提案するプロダクトを自分たちで使い倒す」過程で見えてくる課題と工夫は、導入支援側の目線からも非常に参考になります。
Enhancing Corporate Value through Legacy System Modernization with AppEngine
Mitsui & Co. built back-office systems on ServiceNow App Engine to integrate data end-to-end.
App Engineを活用してバックオフィス系のシステムをServiceNow上に構築し、データのエンドツーエンド統合を実現した三井物産の事例です。
基幹系の独自開発システムが長年運用されてきた大企業における、App Engineへの移行判断がどう行われたかに注目しています。「なぜServiceNowで作るのか」という経営的な意思決定の部分まで踏み込んで話してくれると期待しています。
From Telco to Techco: Rethinking Portfolio Management in Uncertain Times
As SoftBank shifts from a telco to a techco and AI integrator, we are rethinking how digital initiatives should be prioritized.
テックカンパニー・AIインテグレーターへの転換を進める中で、デジタル施策のポートフォリオ管理をどう再設計するかをテーマにしたソフトバンクのセッションです。不確実な時代における優先順位付けが主眼になっています。
大量のデジタルプロジェクトを抱えながら、AI時代に合わせてポートフォリオをどう組み直すかは、変革期の大企業が共通して抱える悩みです。ソフトバンクのような変化の速い組織がどのフレームワークで判断しているか、現場の意思決定ロジックが聞けると思うと楽しみです。
Fujitsu's AI-Driven Challenge To Transform the Next-Generation Service Desk
Fujitsu achieved a 10% reduction in lead time and a 50% rise in knowledge-article hit rates.
Now Assistの活用でリードタイム10%削減・ナレッジ記事ヒット率50%向上を達成した富士通のセッションです。加えて、Now Assistの日本語対応の課題にも正直に触れる内容になっているようです。
数字の成果よりも、富士通が「日本語対応の限界」についてグローバルカンファレンスで正直に話す点が気になります。現在はかなり進化していますが、Now Assistの日本語微妙問題は初期には存在していました。その変化と実務に耐えうるかの課題は日本のServiceNowユーザー全員の関心事です。現場が直面した壁と、それをどう乗り越えたかのリアルな話が聞きたいですね。
開発者向けテクニカルセッション
CreatorConの醍醐味であるハンズオンやテクニカルディープダイブ。手を動かして学べるセッションは積極的に参加したいです!
Build Agent Lab: Turn Business Language Into Working Apps in Minutes
In this lab, you'll use Build Agent to create new applications and extend existing ones by describing what you need in natural language.
自然言語でアプリを作るBuild Agentのハンズオンです。
ServiceNowでのVibe Codingの実践して、1つのアプリケーションを完成させることができます。
データのアーキテクチャとか開発ポリシーと現場目線の整合性とかいったん抜きに、ServiceNowでVibe Codingを感じましょう(笑)
Before You Code: 5 ServiceNow IDE Features Every Developer Must Know
Join us to explore the 5 must-know features in the ServiceNow IDE that every developer and architect should understand before building apps.
まだ更新セットでデプロイしてますか?ServiceNow IDEの必須機能5選を紹介するようです。
ServiceNowのモダン開発って何だろうと日々思っているそこのあなたにうってつけのセッションです。
Building Connected AI Experiences: Stand Up the ServiceNow MCP Server
In this hands-on lab, you'll move beyond MCP & A2A theory to build your Agentic Fabric by setting up the ServiceNow MCP Server Console and shipping governed, production-ready tools.
ハンズオンを通じて、ServiceNow MCPサーバーをセットアップして、ServiceNowがMCPクライアント対応のエージェントが呼び出せる安全で監視可能なツールへと変換する方法を学ぶことができようです。ServiceNowとAIの連携は今後重要なポイントになるので、学んでおきたいですね。
Flow Like a Pro: Master Real-Time Data To Build Flows That Work
Learn when pill values refresh (and when they don't), how GlideRecord data can quietly go stale, and how to debug issues that slow you down.
Flow Designerの裏側で何が起きているか。データのリフレッシュタイミングやデバッグ手法など、実務で生かせるような、裏の話をハンズオンで学べるようです。Flow Designerを使えていない現場もまだ多いと思います。これを機に、Flow Designerを理解して実務にも活かしていきたいですね。
ロードマップセッション
ServiceNowの今後の方向性を知るためのロードマップセッションも外せません。
IT Service Management Roadmap for Your Journey to Zero-Touch Service
Want to see what's new with ITSM and how ServiceNow helps transform Autonomous Service Operations?
Autonomous IT(ITSM+ITOM)の2026年〜2027年のロードマップです。ゼロタッチサービスに向けたAIエージェントの位置づけや、ITSMとITOMをまたいだ自律化の全体像が示されます。製品の方向性を事前に把握しておくことで、帰国後に自社やクライアントへの運用改善計画とすり合わせるための材料にしたい重要セッションです。
ITOM Roadmap: Your Path to Autonomous IT Operations
Discover ITOM's roadmap to Autonomous IT with unified agentic workflows across ITSM and ITOM for seamless automation from detection to resolution.
IT運用を自律化させるための道筋が紹介されます。AIがシステムの状態を賢く見守るAI SREや、新しい仕組みであるLEAPによる自動化が導入されます。これまで設定が難しかった管理ツールやデータ収集の仕組みがよりシンプルになり、外部システムとの連携も強化されます。こうした改善を通じて、CMDBの価値をさらに高め、運用の効率化を加速させる内容です。
HR Service Delivery Roadmap: Autonomous HR Powering the Future of Work
With Autonomous HR, employees get the help they need when they need it; managers are empowered to help their teams grow and succeed.
HRSDのAutonomous HRロードマップ。AI Agentによる従業員支援の未来像を語り、すべての人々の働き方の未来をどのように変えていくのかが紹介されます。
Asset Management Roadmap: Automate Asset Lifecycles With Agentic AI
Discover how ServiceNow Asset Management helps manage the entire lifecycle of every asset with an AI workforce handling the busywork.
ITAMのロードマップ。適切な資産管理のためにServiceNowのITAMが提供する機能とIT資産と物理資産を真のビジネス成果につながる戦略的な手段へと変える方法が紹介されます。
発信計画
まだ、いろいろ検討中ですが、ざっくりとした計画は以下のように考えています。
| タイミング | 媒体 | 内容 |
|---|---|---|
| イベント中 | 𝕏 | 速報・要点・気づき・会場の様子を発信。日次スレッド化 |
| 帰国後 | Qiita | AI Agent、CSDM/CMDB、最新リリース情報等のトピック別レポートを公開 |
| 帰国後 | コミュニティ | Knowledge27の歩き方イベントでのLT/登壇・共有会 |
おわりに
現地では、AIガバナンス・CSDM・開発者向けセッションを中心に回る予定です。帰国後はトピック別のレポートを公開します。
「事前の期待」と、実際に聴いてみた「現場の温度感」がどう違ったか、そのギャップも含めて書いていけたらと思います。
Knowledge 26で会える方、ラスベガスでお会いしましょう!

