Naoki H
ServiceNow Employee

(本記事は、こちらのBlog記事の翻訳です)

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Tokyo リリースによって Strategic Portfolio Management (SPM) にもたらされた革新的な新機能を紹介します。

 

予測不能な変化が絶えず生まれている昨今のビジネス環境において、企業・組織はそうした変化を受け入れながら、かつてよりも迅速に付加価値を生み出すことが求められています。ServiceNow の SPM は、ビジネスリーダー達が戦略をビジネス価値の具現化につなげるための強力な武器となります。こうしたビジネス価値を確実に実現するために、SPM はビジネス上の重要度に応じた優先度付けや予算配分、戦略的な意思決定を推進するロードマップ策定、計画の共有、プロジェクトの進捗管理といった重要なタスクを円滑化します。また、ウォーターフォールを含む従来型プロセス、アジャイル、またはそれらのハイブリッド型を含め、あらゆる手法に即したプロジェクトの計画・デリバリーをサポートします。

 

Tokyo リリースを通じて、SPM はユーザーの仕事をより整然としたものに変革し、皆さまの価値実現をさらに強力に推進できるようになりました。具体的なアップデートとして、Alignment Planner Workspace (APW) の強化やステータスレポートの PowerPoint 形式でのエクスポート、予算やコストなどの財務指標の可視化をはじめとした新機能が追加されました。以下で、これらの新機能を解説します。

 

Alignment Planner Workspace (APW) の機能拡張

 APW は 1 年前のリリースにて導入されたばかりの機能ですが、既にユーザーの皆さまからの多くのフィードバックが寄せられており、Tokyo リリースにてさらなる発展を遂げました。APW は、戦略とプロジェクト実行の間のつながりを明確にすることで、確度の高い意思決定を支援することを主旨とした機能です。APW は、エンタープライズプロジェクトマネジメントオフィス (EPMO、全社PMOとも) とビジネスリーダーが同じワークスペース上で作業や意思決定を行えるようにします。これにより、組織としてのゴールや目標を定義して組織全体に周知したり、戦略に沿うイニシアチブやタスクを洗い出し、レビューし、優先度付けしたうえでロードマップに反映させたりする一連のプロセスを効果的に進められるようになります。

 

冒頭で触れたとおり、今日の企業・組織は、より大きな成果をより迅速に発揮することを求められています。それを妨げる課題のひとつに、取り組んでいる作業と目標との間にズレが生じることが挙げられます。加えて、戦略に沿って計画されたすべての作業に適切な優先度を設定し、そうした作業を単一のバックログで管理することも課題のひとつに数えられます。

 

Tokyo リリースでは、APW 上にゴールフレームワークの機能性が組み込まれました。これにより、ポートフォリオマネージャーやビジネスリーダーが 目標とその成果指標 (Objectives and key results、OKR) を入力し、組織全体に効果的に周知できるようになります。

 

さらに、イニシアチブを統合・レビュー・優先度付けしてからロードマップにコミットする一連の作業を効率的に進められるポートフォリオバックログ機能も組み込みました。異なる様々な背景を持つ項目からなるバックログを効果的に管理することは簡単なことではなく、プランナーがすべてのバックログをひとつの場所に集約し、高い見通しを得られることには大きな意義があります。

 

最後に、計画項目間の依存関係を視覚化できるようになりました。タスク間に競合が生じた場合にはフラグが立つので、未完了のタスクが他のタスクの開始や完了を妨げていることが一目で分かるようになります。これにより、タスク間の競合を迅速に解決し、ポートフォリオ全体での業務フローを円滑化できます。私 (元の英文記事著者) 自身のプロジェクト計画の経験に基づくと、この機能はプロジェクトが他のチームの成果物に依存している場合に非常に役に立つはずです。依存関係を視覚的に確認できるため、チーム全体がスケジュールやより適正な計画について合意し、プロジェクトの納期を守ることができます。

 

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 図 1: タスクと戦略のつながりを明示的にして、より大きなビジネス成果の足がかりへ

 

 

PowerPoint へのエクスポート

PowerPoint は、リーダーが重要な意思決定を下す根拠を周囲に伝えるツールとして、長年にわたり重宝されてきました。ステータスレポートを発信することはプロジェクトマネージャーの重要な仕事の 1 つであり、PowerPoint はこの目的にかなっています。しかし、ステータスレポートを PowerPoint 形式で作成する作業は往々にして時間がかかるものであり、ヒューマンエラーがつきものです。そうしたことを受け、Tokyo リリースでは、プロジェクトマネージャーがステータスレポートを PowerPoint スライドに簡単にエクスポート変換できる機能が追加されました。これにより、ステークホルダーとのコミュニケーションがさらに容易になります。折れ線グラフや棒グラフもワンクリックで作成でき、データをわかりやすく加工できます。さらに、好みやブランドガイドラインに合わせて、色やフォントを変更してパーソナライズすることもできます。PowerPoint 形式へのレポート出力は、プロジェクトマネージャーを毎週の単純作業から解放し、大幅な時間の節約に貢献できるはずです。

 

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 図 2: ステータスレポートをクイックに生成して、コミュニケーション・調整を円滑化

 

財務指標

予算や計画コスト、実コストといったプロジェクトの財務指標の管理は、複数の資料やツールを渡り歩いて確認するような面倒で時間の掛かる作業になりがちです。Tokyo リリースでは、そうした財務指標を一元的に管理できる概要ページが新たに追加されました。ここには、決算期別、月別、四半期別、年度別にリアルタイムの財務指標が集約されます。これにより、プロジェクトマネージャーはプロジェクトに変更が生じた場合でも自信を持ってコストを再予測でき、業務をより円滑で迅速に進めることができます。

 

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 図 3: 財務指標を一元化し、予算計画をスムーズかつより確かなものへ

 

多くの事業に取り組むなかで業務に忙殺されがちな昨今のポートフォリオマネージャー、ビジネスリーダー、プロジェクトマネージャーには、事業に関連するタスクや KPI を効果的に可視化するツールが不可欠です。ServiceNowの SPM ソリューションを利用すれば、企業・組織は業務をより戦略に強く沿った形で遂行できるようになり、結果として戦略的な成果をより多く達成できるようになるはずです。

 

Tokyo リリースのWebイベント「Now Platform Tokyo Release Broadcast」中のセッション「What's new in Strategic Portfolio Management」にもぜひご参加いただき、詳細をご確認ください。

 

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