moenakajima
ServiceNow Employee

本記事はImpactのご契約者向けに作成しております。Impactについて詳細はこちら

 


こんにちは。ServiceNow CSMの中島です。


前回は、インスタンスの健全性を守るImpact「診断✖️予防」の仕組みをご紹介しました。
今回は、その記事内でも紹介されていたImpact アプリにおける更なる機能強化についてご紹介します。
Impactアプリのインストールには、Impactのご契約が必要となります。

 

ServiceNow Impactアプリの202512月リリースは、プラットフォーム管理の考え方を根本から変える機能群を搭載しています。
リアルタイムで品質違反を検知する「Platform Health」、開発ツールとのシームレスな連携、
そしてAIを活用した新機能。これらすべてが、「問題が起きてから対処する運用」から
「問題を未然に防ぐプラットフォーム管理」へと導きます。

 

Impact アプリで変わる「プラットフォームの健康管理」

 

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従来のImpact ポータルに搭載されていたPlatform Healthは、いわば「定期健康診断」でした。
インスタンスの状態を定期的にスキャンし、発見された問題を事後的に改善していくアプローチです。

今回のImpact アプリでは、この考え方が大きく進化しました。
問題が顕在化する前にリアルタイムで検知し、未然に防ぐ「予防医療」型のプラットフォーム管理が可能になります。

コード保存の際に違反を検知するリアルタイム検証 (Real-Time Validation)、
自社のガバナンス要件に合わせたカスタム定義(Custom Definitions)、
そしてそれらを役割別に追跡するダッシュボードの強化。
これらの機能により、「問題が起きる前に対処する」アプローチが可能となります。

今後の開発ロードマップについて

 

ServiceNowは今後、Impact アプリを戦略的な進化の中心に据えています。
新機能の開発や機能強化はImpact アプリに集中し、Impact ポータルへの新規機能追加は予定されていません。
Impact ポータルのサービス終了時期(EOS)は現時点では未定ですが、
最新の機能を活用するためには、Impact アプリへの移行を強くお勧めします。

 

すべてのImpactユーザーが今すぐ得られる価値


Impact アプリをインストールいただくと、以下の機能がご利用いただけます。

スキャンエンジン(Scan Engine
高速スキャンを任意のタイミングで実行可能。
定期スキャンを待たずに、必要な時にインスタンスの健全性をチェックできます。

リアルタイム検証(Real-Time Validation
コード保存の瞬間に違反を検知。問題がデプロイされる前に発見し、手戻りを防ぎます。

カスタム定義 (Custom Definitions)
自社のガバナンス要件に合わせた独自ルールを定義できます。
標準チェックではカバーできない社内ルールを自動チェック項目として追加でき、
開発チーム全体で一貫したガバナンスを維持できます。
Guidedプランは10件、Totalプランは無制限で作成可能です。

開発ツール連携
Azure DevOps、JiraServiceNow自身のワークフローとの統合が深まりました。
インスタンス内で検知された健全性の課題は、ボタン一つで外部ツール上の「ユーザーストーリー」へと
変換されます。
運用で見つかったリスクが即座に開発バックログへ組み込まれる「クローズドループ」が完成します。

Add-On / Totalの追加価値


特定のAdd-Onまたは、Totalプランをご契約のお客様には、さらに強力な機能が提供されます。

コード修正(Proposed Fix
ServiceNowのベストプラクティス違反を自動検出し、事前定義されたテンプレートで修正コードを提案してくれる機能です。
深いコーディング知識がなくても、既存コードと推奨プラクティスを比較しながら技術的負債を解消できます。

※本機能はTotalプランまたはPlatform Health Add-Onをお持ちのお客様がご利用いただけます。

Intelligent Health Score

Instance Observerに搭載された新機能ですインスタンスのパフォーマンスをリアルタイムで数値化。
「プラットフォームの健康状態」を秒単位で把握できるようになりました。

Gen AI Powered Root Cause Analysis(ベータ)
Instance Observerに搭載された新機能です。
アラートが発生した際、根本原因と具体的な解決策を即座に提示します。
現在ベータ版として提供されており、ぜひこの機会にお試しください。
本機能はTotalプランまたはInstance Observer Feature Add-Onをお持ちのお客様がご利用いただけます。

AIがコードを自動修正する時代へ


さらに革新的な機能「Code Fix AI Agent」がリリースされました。
この機能は、問題を検知するだけでなく、具体的な修正案まで自律的に生成します。
詳しくは、こちらをご参照ください。

※本機能のご利用にはPro Plusライセンスが必要です。

 

今すぐImpact アプリを始めるべき理由

 

Impact アプリの価値を活用しましょう

 

Impact アプリは、Impactのご契約に含まれる特典(Entitlement)です。
つまり、追加料金不要でお使いいただけます。

Guided Setupで迷わずスタート

 

インストール後は、Guided Setupに沿って初期設定を進めていただきます。ステップごとに案内が表示されます。

 

 

▼ Impact アプリ インストール手順動画(英語)

 

進化し続けるプラットフォームに乗り遅れないために


今後の新機能はすべてImpact アプリに集中します。
既に進化しているImpact アプリをまずは導入して、その価値を体験してください。

まとめ

 

昨年12月のアップデートにより、プラットフォーム管理は「定期健診」から「予防医療」へと進化しました。
Guidedプランでも、Totalプランでも、今すぐ得られる価値があります。
まずはImpact アプリをインストールして、問題を未然に防ぐ運用を始めましょう。

次のステップ

 

Impact アプリのインストール方法や12月リリースの詳細については、担当のカスタマーサクセスマネージャーまでお気軽にお問い合わせください。

参考リソース(英語)