KoheiKatayama
ServiceNow Employee
ServiceNow Employee

こんにちは。ServiceNowトレーニングチームです。 

====

「なるほど、そういうことだったのか!」 
そんな納得感とともに、理解がぐんと深まる――それがインストラクター主導トレーニング(以下ILT)の大きな魅力です。 

本ブログでは、ILTならではの学びの価値について、現場の講師のリアルな声を通してご紹介します。ServiceNowを効果的に導入&活用していくためには、標準の仕組みと使い方を正確に学んで理解することが最重要かつ不可欠です。自己学習だけでは補いきれない学びを、ILTでどう実現できるのかを探っていきましょう。

 

今回は、独立系SIerからServiceNowに転職し、現在はServiceNow講師として約3年のキャリアを持つ齋藤講師(@Hideki Saito)にインタビューしました。彼は受講者から多くのポジティブなフィードバックを受けている講師です。そんな齋藤講師が語る、ILTだからこそ得られる“本物の成長とは?一問一答形式でお届けします!  

 

Q. ILTの最大の魅力は何だと思いますか?

A. 受講者の疑問をその場で解決できることですテキストの内容がスムーズに理解できないときや演習でうまくいかないときにわからないことを調べたり、修正したりすることは大変ですよね。ILTでは、わからないことをすぐに聞けて、どのように修正すれば良いかもわかります。そのため学習のつまずきを最小限に抑えることができます。

 

Q. オンデマンドコース(eラーニング)と比べて、ILTの強みはどこにあると感じますか?

A. オンデマンドコースでは自分のペースで学習できる反面、今日は疲れたから〜とか、今日は忙しいから〜とか、後回しにもできてしまいますし、不明点もつい放置しがちです。しかし、ILTでは限られた時間で実施するため、集中力が維持しやすく、短期間で何度も実機操作もするため手に馴染みやすいメリットがありますね。   

それ以外には、オンデマンドコースは1方向から提供されていますが、ILTでは背景がお一人おひとり異なる受講者のニーズや意向になるべく沿って提供が可能です。   

 

Q. ILTでの講師と受講者とのやりとりが学習にどのような影響を与えると考えますか? 

A. 受講者の皆さんからの質問は研修の効果や理解度に大きく影響を与えます。質問は他の受講者の気づきになりますし、講義の中でも講師が肉付けして話すこともできるため、ぜひ質問してください。

海外で開催されるトレーニングを受講すると講義の途中でもお構いなしに質問やディスカッションが活発です。日本では、マイクオンは稀でチャットでの質問が多いですね。 

 

Q. 講師として、ILTの学習効果を高める工夫はありますか? 

A. 私自身がそのコースを初めて学習した際につまずいた点や感じたことを、講義に反映するよう心がけています。特に学習効果を高めるため、製品やコースの全容を示すオリジナル資料を作成し、活用しています。自己学習やオンデマンドコースでは、特に迷子になりがちですが、この資料を使うことで、現在学習している内容やその周辺との関係が一目でわかり、受講者からご好評いただいております。

 

Q. 受講者からの印象に残ったフィードバックを教えてください。 

A. 参加理由として、「現在の環境はアドオンが多く、維持が非常に大変な状況にあるため、OOTBベースのベストプラクティスを是非しっかり学びたい」と話していた受講者から、研修を通じて、自己学習やオンデマンドコースでは学びきれなかったServiceNowのOOTBベースの実装方法を理解することができたとコメントをいただけたことが嬉しく感じました。

また、社内教育担当者様より、私(齋藤)の講義を受講して、メンバー全員に受講させたいので私が担当予定のILTコースを教えて欲しい(*注1) とコメントをいただきました。その後、実際に他のメンバーの方々に私の講義を受講いただいたのがとても印象に残っています。

*1: トレーニングを担当する講師は予告なく変更になる場合がございます。

 

Q. ILTの場で受講者の成長を実感したエピソードを教えてください。 

A.オンデマンドコースで受講してからILTを受けたけど、理解度が全然違いました!」「今まで業務で何となく使っていた機能を深く知ることができました。社内で啓蒙します!などのコメントを頂けたときには心の中でガッツポーズしています! 

 

Q. ILTで大切にしている講師としての役割は何ですか? 

A. 製品の全体像と、各機能・用語の関係性が短期間で結びつくように意識しています。また、トレーニング受講後には、受講者が正しい知識をもとに、正しく設計・開発できるようになってもらえるように心がけています。

 

Q. ILTをより効果的にするために、受講者に意識してほしいことはありますか? 

A. 私がお勧めするのは、オンデマンドコースを受講した後にILTを受講することです。これは少し時間がかかりますが、オンデマンドコースでキーワードや全容をざっと見てもらい、わかりにくいところや疑問点をILTを受講しながら解消いただくことでより効果が高まります。

 

Q. ILTを受講してほしいと特に思うのはどのような人ですか? 

A. 独学ではイマイチ理解できなかった方、短期間で体系的に学習し即戦力として活躍したい方学びたい方です また、独学やオンデマンドコースでは「分かったつもり」になってしまうことも多く、実は深く理解できていないということがあります。そのため、設計や実装に関わる方には広く受けていただきたいと思います。

 

Q. ILTの未来について、どのように考えていますか? 

A. ServiceNowでは、パンデミック以降Zoomを使用したオンラインでの実施をメインで実施しています。このようなオンラインでのトレーニングは継続されると考えます。受講者も会場までの移動で体力を使わないで済み、効率的に学習を進めることができます。変化するのは、コンテンツでしょうか。基本知識はオンデマンドでいつでも学べる環境が整いました。ILTの役割は応用力の強化です。具体的には、ワークショップやケーススタディです。もう1つは、パーソナライズトレーニングです。企業ごとに特化したトレーニングのニーズが増加すると考えます。   

 

Q. 最後に、 ServiceNowのILTトレーニングに興味を持っている方に向けてのメッセージをお願いします。

A. 自己流で仕組みを解釈すると正しい実装ができない可能性がまってしまいますそれによりアップグレードや開発の工数が増加し、保守性が悪い実装になりますそうなると人・時間・資金が大量に必要にってしまいますILTではOOTBの仕組みや実装を体系的に学習できるように作られております ILTを受講いただくことで、シンプルで最低限の実装可能となりスムーズなアップグレードによって、世界最先端の機能やプロセスを常に採用することができるようになりますぜひ、皆様のご受講お待ちしております!  

====

 

齋藤講師のからも伝わってきたように、ILTには“その場で気づき、理解し、成長できる”学びの力があります。「これって、そういうことだったんだ!」という納得感や、現場で使えるスキルを身につけたいと思ったら、ぜひILTの受講をご検討ください!  

 

🔗お申し込みはこちらから

ILTトレーニングの検索方法 

 

トレーニングに関するご質問がございましたら、トレーニングチームまでお気軽にご連絡ください 

お問合せ先:JapanTrainingOps@servicenow.com