Kentaro Suzuki
ServiceNow Employee
ServiceNow Employee

こんにちは。

今回はタイトルにもある通り、現場での実務経験が少ない若手なのに&転職してすぐなのに、ITSM(IT Service Management)のインプリ系の資格CIS(Certified Implementation Specialist)-ITSMの認定試験に合格した弊社社員にインタビューしてきました。

Q)ServiceNowに入社したのは?
A)2019年4月中旬です。

Q)前職では何を?
A)新卒で入ってC#.NETなどのプログラミングを経験したのち、SaaS製品のプリセールスを担当していました。

Q)プログラミングとかTCP/IPは得意?
A)あまり得意とは言えないです…

Q)入社してServiceNow製品のアーキテクチャ(クラウドモデル)についてどう感じた?
A)前職でSaaSを扱っていたので慣れるのに苦労した、とかは無かったです。

Q)現在(2019年10月末)で取得している資格と取得時期を教えてください
A)ServiceNow Fundamentalsコースを受講した後にCSA(Certified System Administrator)の日本語資格を取得したのが6月で、その後に2つの前提コースを受講後にCIS-ITSMの英語資格を取得したのが8月です。

Q)CISは他にもCSMやHRなどあると思いますが、なぜITSMを最初のCIS資格として選んだのですか?
A)それはやはり、「ServiceNowを言えば、まずはITSM」という認識があったからです。

Q)CIS-ITSMの試験対策としてどんな準備・勉強をしましたか?
A)大きく分けると「試験のイメージを事前に正確掴んでおく事」と「ServiceNowの理解度を高める事」です。

Q)「試験のイメージを事前に正確掴んでおく事」とは具体的に?
A)Blueprintを読んで出題範囲を確認しました。これでテキストを見直す際にも集中すべきところとそうでない箇所を意識できました。多少ですがサンプル問題もあったので良かったです。

<とても大事なBlueprint>
find_real_file.png

Q)このブログ記事は読んだ?
A)もちろん。非常に参考になりました。

Q)では、「ServiceNowの理解度を高める事」とは具体的に?
A)Blueprintに前提条件として挙げられているトレーニングコースに参加し、トレーニング終了後もオペレーションに慣れるためにインスタンスを触っていました。

Q)受講したトレーニングコンテンツやコースは?
A)いくつかのEラーニングコンテンツと、定期開催コースでは”ServiceNow Fundamentals(3日間)”、”ITSM Fundamentals(2日間)”、”ITSM Implementation(3日間)”です。

Q)オペレーションに慣れるためにやっていた事は?
A)Developers Siteで払い出されたインスタンスを使って基本的な挙動を確認しました。また、OJT的に社内システムのメンテナンスにも携われたのでITSMというよりServiceNowのプラットフォームへの理解が深まりました。

Q)振り返ってみて、最も効果的だったと思う準備・勉強は?
A)CSAを取得するために、前提コースであるServiceNow Fundamentalsコースのテキスト全体を自分で纏め直した事です。これで疑問点がはっきりし、それを解決することで理解がとても深まりました。

Q)それは凄いですね。見せていただけますか?
A)こちらです。

find_real_file.png

Q)なるほど、あのページ数を纏め直すとは中々頑張りましたね。ちなみに ITSMの2つの前提コースも全ページ纏めたのですか?
A)CSA受験を経て勉強のポイントも掴めてきていたのでITSMのコースではやっていません。

Q)ITSMの2つのコースはどっちを重点的に勉強した?
A)ITSM Implementationです。ITSM Fundamentalsコースの内容からも出題されましたが割合としてはITSM Implementationコースの方が多かったので結果としてそれで良かったと思います。

Q)最後の質問です。敢えて言い切るとしたら「たくさんインスタンスを使って操作に慣れる」のと「テキストを熟読する」のとどっちがCIS-ITSMの試験対策としては有効でしょうか?
A)圧倒的にテキストです!やはり試験は試験なのでテキストをしっかり読んで内容を理解しておくことが非常に重要で有効です。

Q)ありがとうございました。
A)ありがとうございました。

 

というわけで、ITSMの資格試験に合格するためには前提として挙げられているトレーニングコースを受講して、そのテキストの内容をしっかり理解して臨む事が大事だとわかりました。

最新のトレーニングスケジュールはこちらのサイトで確認いただけます。
積極的にトレーニングを受講し、目的を持ってテキストを復習して、CIS-ITSMの合格を目指しましょう!