KoheiKatayama
ServiceNow Employee

免責事項: 本記事はServiceNowの公式な勉強方法やガイドラインではなく、筆者がCSA(Certified System Administrator)を取得した際の個人的な学習経験に基づくものです。学習スタイルは人それぞれですので、あくまで一つの参考としてお読みいただければ幸いです。

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はじめに

ServiceNowのCSA資格に挑戦しようと思ったとき、「どのように勉強を進めていけばいいのか」と悩む方は多いのではないでしょうか。

 

技術的なバックグラウンドを持たない私にとっては、なおさらでした。当時の私はServiceNowに入社して約2年、非技術職として業務に携わっていました。日常的にプラットフォームに触れる機会はあったものの、ITの専門知識があるわけではなく、資格取得には正直不安もありました。ただ、正しいやり方で繰り返し学習すれば、そんな私でも十分に合格できました。

 

この記事では、私がCSAに合格するまでに実践した学習の進め方を紹介します。特に意識したのは 「周回すること」 です。1回で完璧に理解しようとせず、繰り返しの中で段階的に理解を深めていくアプローチが、私にはとても合っていました。

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どう勉強を進めるか

CSAの学習で使用するリソースは、大きく分けて、ServiceNowの公式トレーニングに申し込むことで提供される eBook(電子書籍・ラボ含む)と、練習問題の2つです。 

 

eBookはServiceNowが提供する学習教材で、各モジュールの中にラボ(インスタンスを使った実践演習)が組み込まれています。読み進めていくと自然にラボに取り組む流れになっているので、eBookとラボは基本的にセットで進めることになります。ポイントは、これらを 周回しながら段階的に理解を深めていく こと。以下、それぞれの進め方を詳しくお話しします。

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eBook(+ラボ)の進め方周回で理解を深める

eBookはCSA学習の土台となるリソースです。また、ラボとは、インスタンスを使って実際に手を動かして学ぶ演習のことです。ただし、いきなり完璧に理解しようとする必要はありません。ラボとセットで周回しながら、段階的に理解を深めていきました。

 

1周目:何も考えずにサッと読む

最初の1周は、とにかく流し読みです。

正直なところ、1回読んだだけでは内容を理解できません。しかしここで心配しなくても大丈夫です。疑問点が出てきても立ち止まらず、読み飛ばしてしまって構いません。1周目での目的は「全体像をつかむこと」です。どんなトピックがあるのか、どのくらいのボリュームなのか、ざっくり把握できればOKです。ラボの進め方については後述の「ラボで意識していたこと」に記載しています。

 

2周目:少しじっくりめに読み込む

2周目では「理解しよう」という意識を持って読み進めます。

1周目で一度触れている内容なので、初見のときよりもスムーズに頭に入ってくるはずです。わからない箇所があれば調べても良いですが、ここで一つ注意点があります。調べ物の「沼」にハマらないことです。 一つの疑問を追いかけて何時間も費やしてしまうと、学習全体のペースが崩れます。「深追いしすぎないこと」を意識するだけで、効率はかなり変わります。

 

3周目以降:わからないところを重点的に読み込む

ここが一番大事なフェーズかもしれません。2周分のeBook+ラボを経験すると、自分の弱点がはっきり見えてきます。3周目以降は全体を通読する必要はなく、ラボで手が止まった箇所や理解が曖昧だった部分だけをピンポイントで読み込みます。実際に手を動かした経験があるからこそ、同じ文章でも理解の深さがまったく変わってきます。

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ラボで意識していたこと

eBookの各モジュール内にラボが組み込まれているので、読み進めていると自然にラボに入る流れになっています。このおかげで、読んだ内容をすぐに手で確かめることができ、知識が「使える形」で定着していきます。

eBookの周回に合わせて、ラボへの向き合い方も変わっていきます。

 

1周目:何も考えずに淡々と作業する

最初は理解しようとせず、手順に沿って操作する感覚をつかむことに集中します。「こういう画面があるんだな」「こういう操作をするんだな」くらいの認識で十分です。

 

2周目:少し理解しようとしながら取り組む

2周目では、「なぜこの操作をするのか」「この設定は何に影響するのか」を少し意識しながら進めます。eBookで読んだ内容と実際の画面がつながり始める感覚が出てくるのがこの段階です。

 

3周目以降:わからないところだけに集中して仕上げる

ここまで来ると、内容を大体理解できている状態になっています。そして何より大きいのが、自分がわからないところがわかるようになっている ということです。

3周目以降は、理解している部分は思い切ってスキップし、不安な箇所だけに集中してラボを行います。この「選択と集中」が、限られた学習時間を最大限に活かすコツだと感じました。

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練習問題の活用法繰り返し解く

練習問題は、知識の定着度を確認し、弱点を見つけるための最良のツールです。私は試験の感覚を掴むために、Web上で提供されている練習問題のリソースを活用しました。

ただし、ServiceNow非公式の練習問題も多くあり、情報が古かったり、正解自体が間違っているケースがあるので注意が必要です。解答に違和感を覚えたら、必ずeBookや公式ドキュメントに戻って自分で確認する癖をつけましょう。

なお、先日MeasureUpというServiceNow公式の模擬試験が公開されました。ServiceNowとして公式の問題集が提供されるのは今回が初めてなので、これからServiceNowの資格を目指す方にはぜひ活用をおすすめします。詳しくはこちらをご覧ください。

 

まずは解いてみる

各モジュールのeBook・ラボを終えたら、練習問題をすぐに解いてみます。この段階では、正解・不正解にこだわる必要はありません。「どんな形式で出題されるのか」「何を問われるのか」を掴むことが目的です。

 

間違えた問題はeBookに戻って復習

間違えた問題こそが成長のチャンスです。「なぜ間違えたのか」を分析し、eBookの該当箇所を読み直します。この 「解く戻る解く」のサイクル を回すことで、知識が着実に定着していきます。

 

総仕上げ

全モジュールの学習を終えたら、本番さながらの通し練習を行います。正答率が安定するまで繰り返しチャレンジし、自信を持って試験に臨める状態を目指しましょう。

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まとめ「周回」が合格への近道

私のCSA学習法を振り返ると、共通するのは 1回で完璧を目指さず、周回で理解を深める」 というアプローチです。

要素

周回数の目安

考え方

eBook+ラボ

2周+α

1周目は流し、2周目でじっくり、3周目以降は弱点集中

練習問題

安定するまで

解く→戻る→解くのサイクル

 

1周目で理解できなくても焦る必要はまったくありません。むしろ、周回するたびに新しい発見があり、「前回わからなかったことが今回はわかる」という体験が自信につながります。

これからCSAに挑戦する方の参考になれば幸いです。応援しています。

 

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本記事は筆者個人の学習経験に基づく見解であり、ServiceNow社の公式な推奨学習法ではありません。