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(本記事は、こちらのBlog記事の翻訳です)
ServiceNow Automation Engine を使用すると、単一プラットフォームの統合、RPA、インテリジェントドキュメント処理により、何でもすばやく自動化して、ServiceNow ワークフローに接続することができます。Tokyo リリースでは、一元化された自動化リポジトリの Automation Center、Document Intelligence と RPA Hub の重要な強化、アウトオブザボックスで利用可能な Integration Hub パッケージ統合など、新しい仕事の環境向けに自動化を強化する Automation Engine の新しいイノベーションが導入されます。また、外部システムが関係する一般的な ServiceNow ワークフローユースケースを迅速に統合、自動化するための新しいフローテンプレートとスポークも提供されます。
それでは、Tokyo リリースで利用可能となった Automation Engine の新機能を個別に見ていきましょう。
Automation Center
Tokyo リリースで新登場の Automation Center は、ハイパーオートメーション全体の状況を単一のワークスペースで管理および監視できる中央リポジトリです。Automation Center は、異なるベンダーのツールで作られた自動化の「孤立した島」を企業・組織横断的に橋渡しします。これにより、リアルタイムで各種測定指標や分析結果を確認し、ビジネス目標に対する自動化パフォーマンス、節約された時間・コスト、現在アクティブな自動プロセス、自動化のパイプライン、運用の健全性などを把握できるようになります。
Tokyo リリースでは、ServiceNow RPA Hub および任意のサードパーティ 製RPA ツールがAutomation Center に統合されます。さらに、Flow Designer、Integration Hub、Document Intelligence との統合もロードマップで計画されています。
Tokyo リリースで追加された Automation Center の主な機能は以下のとおりです。
- Automation Center Workspace: 新しい自動化機会または要求を特定し、優先順位を付けます。自動化要求は、Process Optimization から自動的にインポートされ、Service Catalog および任意のワークスペースから送信されます。その後は、ソリューションアーキテクトや開発チームへのタスクの割り当てから、自動化実行のための公開まで、要求をライフサイクル全体で管理できます。
- Overview Dashboard: パフォーマンスと目標、KPI、使用率、自動化要求、パイプラインの包括的な概要を表示します。
- Executions Dashboard: すべての自動化の健全性を監視し、予防的に管理します。近日中に実施される、自動化に悪影響がありそうなビジネスアプリケーションへの変更を可視化します。
Document Intelligence の強化
Automation Engine の 5 月のストアリリースの一環として、Document Intelligence が導入されました。これは AI 搭載の直感的で柔軟性のある Now Platform アプリケーションです。これにより、構造化された文書、および半構造化文書の抽出を迅速化し、より大規模な自動化ワークフローに統合することができるようになります。
Tokyo リリースで強化された Document Intelligence の機能は以下のとおりです。
- 可変長リストとテーブル抽出: 請求書や発注書の処理など、事前にデータ項目の数が分からない、追加の情報抽出ユースケースのサポートが拡大されます。
- ストレートスルー処理モード: 文書データ抽出の自動化機会を識別します。たとえば、AI 信頼度の特定のしきい値判定に合格する文書は、エージェントが関与することなく、自動データ抽出を実行することができます。
- アウトオブザボックスで利用可能なフローテンプレートとアクション: 新しい Document Intelligence スポークを使用すると、Flow Designer で Document Intelligence アクションにすばやくアクセスできます。Document Intelligence アプリケーションでは、プロセスオーナーは、関連変数と値が事前に入力されたフローテンプレートを生成でき、これによって、Document Intelligence をより簡単に組み込める新しいワークフローを作成できるようになります。
RPA Hub の強化
RPA Hub では、Now Platform の組込みツール、迅速な自動化のためのローコード RPA デザインスタジオ、一元化された ServiceNow ロボットの管理を用いることで、RPA ボットによって一般的な UI 統合パターンを迅速に自動化できます。
Tokyo リリースでは、RPA Hub にいくつかの重要な変更が加えられました。
- 新しい Oracle EBS 用 RPA テンプレート: API を利用できない Oracle E-Business Suite (EBS) のユーザーパスワードリセット機能を自動化できる構築済みの自動化
- RPA Chrome Connector で MS Edge ブラウザーをサポート:MS Edge ブラウザー内で UI 統合を実現
- ログプロキシサーバー:自分が管理している任意のデータベースの実行ログを表示
- 「自動化の概要」ページ:有人および無人自動化の主要情報すべてを取得
- mTLS 認証の AD 発行証明書のサポート:RPA 自動化の追加のセキュリティ層
- 開発者向けの強化:Flow Designer でボットプロセスや、RPA キューの作業項目を更新するための新しいアクションを作成するときに、ロボットマシン名を CMDB CI 項目として取得する機能とログインエージェントによって Ctrl+Alt+Del をシミュレートする機能
Hub パッケージの新しい統合
Integration Hub では、ローコードテンプレートと一般的なユースケースに対するすぐに利用可能な完全なソリューションを使用して、迅速に開発できます。Tokyo リリースでは、すぐに利用可能な新しいソリューションとフローテンプレートがいくつか導入されます。
Cloud Deployment Automation
新しい Cloud Deployment Automation アプリケーションでは、一般的な AWS CloudFormation スタック、スタックセット、および変更セットユースケースのすぐに利用可能な Service Catalog 項目、フロー、およびサブフローを使用して、AWS CloudFormation 要求の実行を自動化できるようになりました。また、Cloud Deployment Automation は、ビルトインの設定可能な決定表で承認プロセスを簡素化します。
アウトオブザボックスで利用可能な Process Automation Designer アクティビティ
人気のサードパーティアプリが関わる一般的なユースケースに対処するため、Process Automation Designer (PAD) 向けに新しい Process Automation Content アプリケーションが導入されました。四半期ごとのストアリリースを通じてその数を増やしている、すぐに利用可能で再利用可能な PAD アクティビティのライブラリにアクセスできるようになり、その結果、企業横断型のワークフローを迅速に構築できるようになります。
Tokyo リリースでは、Process Automation Content に次のようなすぐに利用可能なアクティビティが含まれます。
- eSignature Activity Definitions:
- DocuSign
- Adobe Sign
- Messaging Activity Definitions:
- MS Teams
- Slack
- Display Google Map Activity Definition
フローテンプレート
フローテンプレートは、App Engine Studio のローコードアプリの一部として Integration Hub スポークを使用する自動化フローを検索、設定、展開するための市民開発者に優しい手段です。
ここでは、San Diego リリース以来、ServiceNow Store でリリースされた Integration Hub スポークを使用する全フローテンプレートの概要を紹介します。
| カテゴリ/統合パターン | フローテンプレート | Integration Hub スポーク |
| Notifications | 新しい変更の要求の数がしきい値を超えたときにメールで通知 | Microsoft Teams、Slack、Cisco Webex Teams、Twilio、Zoom、Gmail、メール |
| Service Desk | ServiceNow の新しいインシデントを外部 ITSM システムに同期 | BMC Remedy、Jira Service Management |
スポーク
スポークとは、最も重要なビジネスシステムとの ServiceNow ワークフローの統合と自動化を加速する、すぐに利用可能なコネクターです。
現在、ServiceNow Store には 175 種類以上のスポークがあり、毎月新しいスポークが次々と追加されています。
Automation Engine の詳細については、ServiceNow Web サイトの Automation Engine のページおよび Developer Blog (開発者ブログ、英語) をご覧ください。また、10 月 12 日午後 1 時 (日本標準時) に開催される Tokyo リリースのWebイベント「Now Platform Tokyo Release Broadcast」中のセッション「Hyperautomation & Low Code: Automation Engine」にもぜひご参加いただき、詳細をご確認ください。
