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(本記事は、こちらのBlog記事の翻訳です)
本記事では、Utah ファミリーリリースと直近のストアリリースにて導入された、構成管理データベース (CMDB) と Service Graph の新機能について紹介します。
信頼できる System of Record から得られる正確なデータこそ、IT に関わるあらゆるワークフローの中心に存在するものとなります。加えて、AI を活用したパワフルな自動化は、堅実で戦略的なビジネス意思決定の要となります。 CMDB や Service Graph は、テクノロジーの基盤を成す個々の要素に関する現在の構成情報を網羅するだけでなく、デジタルシステムとそのライフサイクルの文脈を包含したものとなります。複数のソースにわたってレコードを特定して調整するための明解で一貫性のあるルールと、構成データから古いレコードを排除するポリシーによって、高度なデータ統合を達成することがかつてないほど簡単になりました。
2022 年 11 月のストアリリースで CMDB Workspace が公開されたことで、ユーザーはマルチソースデータに対する全体像をより効果的に把握できるようになりました。そして、新たに追加された CMDB 360 ダッシュボードにより、複数のシステムから取得した構成データを簡単に一体化できます。情報の不一致やソースの重複がハイライトされるので、一貫性のない箇所を容易に特定するとともに、重複の要因を根本的に解決して対処できます。CMDB Workspace を既にインストールしているユーザーは、Utah ファミリーリリースを通じてこのダッシュボードをすぐに利用でき、複数のソースから CMDB にデータ入力できます。
CMDB 360 ダッシュボードは、複雑で重複の多い構成データを扱わなければならないユーザーにとって非常にユーザーフレンドリーなインターフェイスを有しています。強化された新しいウィザードを活用すれば、個々の状況に応じて複数のデータソースをカスタマイズし、オーダーメイドの分析が可能です。
前述のストアリリースおよび Utah リリースでは、他の側面からも CMDB Workspace のユーザーエクスペリエンスが強化されています。必要な機能にナビゲートしやすくなったほか、インテリジェント検索や規範的な CMDB アクションのような最近リリースされた機能を簡単に見つけて使用できます。
CMDB を成すさまざまなデータのうち、プラットフォームをスムーズに運営するうえで無駄がなくかつ正確でノイズがないことが求められるのは、現在のシステム構成に関する技術データだけではありません。オンボーディングやインストール・移動・追加・変更 (IMAC) など、一般的な日常業務プロセスを適切に機能させるには、場所、従業員、ユーザー、コストセンターなどのコアビジネスデータもクリーンかつ正確でなくてはなりません。
識別および調整エンジン (IRE) は、CMDB レコードを正しく機械的に追加・更新し続けるための要となります。Utah リリースにて、IRE はCMDB 以外のコアビジネステーブルのレコードを処理できるようになり、IRE が持つ高い透明性と一貫性、およびデータインテリジェンス最善策の恩恵を受けることができます。
テクノロジーに関する最近のサーベイによると、大多数の企業・組織は重要なビジネス機能の一部をすでにクラウドにシフトしているか、その計画を進行中とされています。また、このサーベイは、大多数の組織が一部のシステムをセルフホスト型のオンプレミスソリューションで維持する予定であることも示しています。あなたがハイブリッドクラウドとオンプレミス環境をご利用なら、同じ境遇の企業・組織は他にも多く存在するのです。
Utah リリースでは、クラウドリソースと非クラウドリソースの比率をグラフィカルに表現することで、テクノロジーリーダーがクラウドシフトの過程を可視化できるようになりました。新しくクラウドまたはオンプレミスのリソースを立ち上げる際の最近の動向を追跡することで、ハイブリッド戦略に対する最近の進捗状況を伝えることもできます。
最後に、まもなくリリースされる ServiceNow Store の Innovation Lab にもご期待ください。Dependency Views と Service Map のビューが 1 つのマップビューに統合され、しかも CI 関係の既存のビューのメリットが維持されています。さらに今回の機能強化により、テクノロジー構成の適合状況を示すビジュアル化がすべて標準化および簡素化されます。
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