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(本稿は、こちらのBlog記事の翻訳です)
ServiceNow Yokohamaリリースでは、通信事業者(CSP)がAIと自動化の力を活用し、収益の成長、オペレーションの自動化、インフラ管理、体験の向上を実現するためのイノベーションが多数導入されました。
AI Agent for Telecomの登場
新しいAI Agentは、通信事業者(CSP)がシステムの連携作業や新規サービスの導入準備、業務の効率化といった場面で、これまでのやり方を大きく進化させ、より簡単でスピーディ、かつスマートに取り組めるようにします。
今回のAI Agentの新機能は以下の通りです。
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カスタマーサービスにおける問題管理のテスト&修復:サービスの問題を自律的に診断・解決
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サービスブリッジマッピング:インスタンス間のマッピングを自動生成し、プロバイダー・コンシューマー双方にとって統合を迅速かつスムーズに
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カスタマーサービスにおける問題管理向けテスト要約拡張:複雑なテスト結果から説明文とコンテキストノートを自動生成
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カスタマーサクセス向けケース要約:エンゲージメント、オンボーディングケース、タッチポイント、サクセスケース、社内プレイに関する要約を迅速に生成
Telecom Service Management(TSM)の新機能
TSMでは、オンボーディング、サービス、デリバリー、サポート、カスタマーサクセス全体で摩擦のない体験を実現するため、カスタマーサクセスおよびサービスブリッジ向けのイノベーションが追加されました。
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カスタマーサクセス向けHealth and Risk Frameworks:エンゲージメントが健全かどうかを常に見守り、問題が起こる前に適切な対応策を自動で提案し、顧客離れ(解約)のリスクを削減
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サービスブリッジ向けRemote Catalog Client Transcript:カタログリクエストデータの改善・検証を行い、より迅速かつ正確な履行を実現
Telecom Service Operations Management(TSOM)の新機能
TSOMでは、ネットワーク、IT、クラウドリソース情報およびその階層を自動で検出・整合する包括的ソリューションTSOM Visibilityが登場しました。
これにより通信事業者(CSP)はネットワークリソースの正確な把握が可能となり、ダウンタイムの削減、コスト削減、サービス品質の向上を実現します。
最終的にはネットワークの信頼性、パフォーマンス、サービス体験の向上につながります。
主な新機能は以下の通りです。
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パターンベースのTelecom Discovery:ネットワーク要素と直接接続し、正確なネットワークデータを自動で維持
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Service Graph Connector Telecom Discovery:標準装備のネットワークディスカバリーを活用し、統合コストを削減し、価値実現までの時間を短縮
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Telecom Reconciliation:CMDBとネットワークデータの不整合を自動で特定、分析、整合
詳細は、TSOM Visibilityのデモをご覧ください。
新製品:Strategic Portfolio Management for Telecommunications(SPMT)
新たに登場したSPMTは、ServiceNow Strategic Portfolio Managementを基盤に、通信業界専用に設計されたテンプレートを提供します。
これにより通信事業者(CSP)は、エンドツーエンドのサービスライフサイクル全体で戦略と実行をより密接に連携させることが可能です。
さらにServiceNowの支援型AI Agentと組み合わせることで、確信を持ってビジネス成果を達成し、ビジネス価値の加速、より優れた顧客体験を提供できます。
主な機能は以下の通りです。
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プライベート5G構築テンプレート:専用のプロジェクト管理フレームワークでプライベート5Gの展開を加速
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光ブロードバンド展開テンプレート:展開プロセスを最適化し、運用上の遅延を削減
詳しくは、SPMTの詳細ブログ記事(英語)をご覧ください。
Telecom Network Inventory(TNI)の新機能
TNIでは、ネットワーク関連業務の効率化、運用コスト削減、顧客体験向上を実現する複数のイノベーションが導入されました。
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Design & Assign Playbook Experience:サービスリソースの設計・割当を合理化し、シームレスな体験を提供
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Network Site User Interface:地図上でネットワーク問題を可視化し、迅速な対応を実現
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Enhanced Change Management: Multimodal:変更管理ステータスに対する顧客定義の命名を作成可能に
詳細については、TMT向けYokohamaリリースノートをご確認ください。
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