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(本記事は、こちらのBlog記事の翻訳です)
ServiceNow Automation Engine を使用すると、自動化を加速させ、重要なシステムを ServiceNow に接続し、より簡素化された効率的なワークフローを実現します。さらに、API 統合、RPA、インテリジェントなドキュメント処理機能、自動化管理のすべてが 1 つのプラットフォームで達成されます。
Utah リリースでは、Automation Engine に Stream Connect for Apache Kafka などの新たなイノベーションを導入し、Automation Center、RPA Hub、Document Intelligence、IntegrationHub を強化しています。
Stream Connect for Apache Kafka
Stream Connect for Apache Kafka は、Automation Engine のまったく新しい機能で、Apache Kafka 環境と ServiceNow インスタンスを素早く接続し、Kafka イベントを大規模に作成および利用できます。多くのお客様が、Kafka を介して大量のデータをより簡単に ServiceNow に取り込む方法を求めています。Kafka は、高性能のデータパイプライン、ストリーミング分析、データ統合、ミッションクリティカルなアプリケーションに対応したオープンソースの分散イベントストリーミングプラットフォームです。
Utah リリースでは、Stream Connect for Apache Kafka により、Hermes メッセージングサービス機能を活用してローカル Kafka 環境と統合できるようになりました。ServiceNow プラットフォームから、Kafka メッセージフロートリガーを使用するか、Flow Designer 以外で RTE コンシューマー、変換マップコンシューマー、スクリプトコンシューマー (高度なユースケースの場合) を使用してデータを処理できます。フローアクションから使用できるプロデューサーステップもあります。または、プロデューサー API を使用します。MSP 向けに Domain Separation がサポートされました。トピックは Kafka Topics テーブルで管理され、ドメイン別にトピックの使用可否を判断するために名前空間がサポートされます。[Kafka サブスクリプション (Kafka Subscription)] ページに、[入力レート (Input Rate)]、[キューの深さ (Queue Depth)]、[処理レート (Processing Rate)] など、トピックから読み込まれたコンシューマーのパフォーマンス測定基準が表示されます。
Automation Center の機能強化
Tokyo リリースで導入された Automation Center は、一元的なワークスペースおよびベンダーにとらわれない分析ハブであり、ハイパーオートメーション環境全体を監視できます。
Utah リリースでは、Automation Center にいくつかの重要な機能強化を導入します:
- Value Dashboard: 複数のベンダーにまたがり自動化の ROI についてリアルタイムのインサイトを確認し、ビジネス目標を追跡できます。
- Expanded Automation CIs: 選択したフローから、RPA 以外の自動化を CMDB CI として作成し (IntegrationHub スポークを使用するかどうかにかかわらず)、実行データとビジネスデータを Automation Center ダッシュボードに反映することができます。
- Simplified UiPath RPA integration: UiPath スポーク (2.2.0 以降) と Web フックを使用したノーコードセットアップが可能です。
RPA Hub enhancements
RPA Hub を使用すると、Now Platform に組み込まれたツールと、迅速な自動化を実現するローコード RPA Design Studio、ServiceNow ロボットの一元管理により、RPA ボットを介して一般的な UI の統合パターンを迅速に自動化できます。
Utah Early Availability の一部として、RPA Hub がすべての開発者の PDI (個人開発者インスタンス)で利用できるようになりました。さらに、RPA Hub に対していくつか注目すべき更新が行われました:
- RPA Recorder: 価値実現までの時間を短縮し、重要なビジネスニーズに対処するため、タスクを記録し、記録に基づいて自動化フローを自動的に生成します。
- Robot Calendar: 利用可能なタイムスロットを視覚的に判断し、ロボットの使用を最適化します。稼働中のすべてのボットプロセスを単一のカレンダービューで確認できるため、ロボットのキャパシティプランニングの可視性が向上します。
- Universal App Connector: デスクトップおよびブラウザーベースアプリケーションの要素をキャプチャするための、単一の統合されたコネクタです。
Document Intelligence enhancements
Document Intelligence は、構造化・準構造化ドキュメントの抽出を高速化し、より大規模な自動化ワークフローに統合できるようにする、AI を活用した直感的かつ柔軟な Now Platform アプリケーションです。
Utah リリースでは、Document Intelligence にいくつかの重要な機能強化を導入します:
- Admin experience: Document Intelligence ソリューションのセットアップ、設定、監視を行う新しいアプリケーションで、組織全体の使用状況を追跡してソリューションを最適化できます。
- Checkbox data and complex table extraction: AI モデルの改善とユーザーインターフェイスの再設計により、プロセス履行者は、さらに多くのデータタイプの文書データ抽出を迅速に自動化できます。
Integration Hub の機能強化
Utah リリースでは、 Integration Hubにいくつか機能を強化しました:
- Usage Dashboard: IntegrationHub の使用状況、ライセンスエンタイトルメント、ライセンスのない使用状況を一元管理できます。コンプライアンス上の目的でライセンスのあるトランザクションとライセンスのないトランザクションを表示し、上位のスポーク、カスタムスポーク、アクション別にトランザクションを表示して定着傾向を細かく把握できます。
- Integration Hub Import:
- 新しいデータソースとして CSV ファイルをサポート
- ターゲットスキーマのカスタマイズにより、ユーザーはマッピング先のターゲットフィールドを指定可能
- ソースピルをターゲットフィールドに迅速にマッピングできる自動マッピングで、ソースピルを選択して類似した名前のターゲットエンティティに移動するプロセスを迅速化
Spokes
Spokes とは、最も重要なビジネスシステムとの ServiceNow ワークフローの統合と自動化を加速させる、すぐに利用可能なコネクタです。Jira、Microsoft Active Directory、Smartsheet など、広く使用されているスポークの最新の機能強化について、以下にまとめました。
- Adobe Sign Spoke (v2.2)
- New action: Look up Agreement Events action
- Jira spoke (v4.1)
- New actions: Create Project, Look up Project, Look up Users Stream by Name actions
- OAuth support for Jira Cloud
- Microsoft Active Directory v2 Spoke (v2.1)
- New actions: Computer Management – Disable Computer, Does Computer Exists, Enable Computer, Is Computer Disabled
- Group Management – Add Computer to Groups, Add Computers to Group, Add Users to Group, Create Group, Delete Group, Does Group Exists, Look up Group, Remove Computer from Groups, Remove Computers from Group, Remove Users from Group
- Object Management – Update Object Expiration
- Microsoft Endpoint Configuration Manager (MECM) Spoke (v1.7)
- New actions: Run MECM Script, Look up MECM Script by Name, Look up MECM Script Response by Operation ID, Look up MECM Script Execution Response
- Zoom Spoke (v4.1)
- New: Webhook registry support for participant joined, participant left events
- Aha! Spoke (v1.6.1)
- 20 以上のアクションを追加: feature management, idea management, product management, release management, and strategy management of Aha
- Monday.com Spoke (v1.1.1)
- 50 以上のアクションを追加: board management, column management, column value management, file management, group management, item management, tag management, team management, update management, webhook management, and workspace management of Monday.com
- Smartsheet Spoke (v2.1.1)
- 50 以上のアクションを追加: attachment management, column management, comment management, cross sheet reference management, folder management, row management, send via email management, sharing management, sheet management and webhook management of Smartsheet
Automation Engineについてのより詳細な情報については、ServiceNow ウェブサイト をご参照ください。
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