エッジ暗号化 の制限事項
エッジ暗号化 はシステムの機能に影響を与えます。フィールド暗号化が及ぼす影響について十分に評価してください。
フィールド タイプの制限
次のフィールドタイプのみを暗号化できます。
- 日付
- メール
- 日付/時刻
- HTML
- IP アドレス
- ジャーナル
- ジャーナル入力
- 複数行テキスト
- 1 行テキスト
- 文字列
- URL
次のフィールドタイプは暗号化できません。
- 選択肢フィールド
- 仮想フィールド
- システムテーブルのフィールド (sys_user の特定のフィールドを除く)
- テーブル内のシステムフィールド
- 自動番号付けスキームに関連付けられている数値フィールド。
- 上記以外のその他のフィールドタイプ
追加の制限:
- ジャーナルフィールドが暗号化されている場合は [投稿] ボタンが無効になります。たとえジャーナルフィールドが複数あり、それらのフィールドのうち 1 つだけが暗号化されている場合でも同様です。
- [検索項目] およびヘッダーフィルターボックスでは、暗号化フィールドは使用できません。
- インデックスとして使用されるフィールドを暗号化するときは、順序保存および等価性保存の暗号化タイプのみを使用できます。標準の暗号化タイプを使用してインデックス付きのフィールドを暗号化することはできません。
詳細については、「フィールドタイプ」を参照してください。
フィルタリングと検索の制限
- 標準暗号化
- 標準暗号化フィールド設定の文字列、日付、日付/時刻、または URL フィールドをフィルターの左オペランドとして選択した場合、フィルターオプションを利用できません。
- 等価性保存暗号化
- 等価性保存暗号化フィールド設定の文字列、日付、日付/時刻、または URL フィールドをフィルターの左オペランドとして選択した場合、次の演算子を利用できます。
- 次の値に等しい
- ではない
- は、空
- は空でない
- 順序保存暗号化
- 順序保存暗号化フィールド設定の文字列フィールドをフィルターの左オペランドとして選択した場合、[次の値に等しい]、[次の値ではない]、[は空]、 [は空でない] の他に次の演算子を利用できます。
- >
- 次の値未満 (<)
順序保存暗号化フィールド設定の日付フィールドまたは日付/時刻フィールドをフィルターの左オペランドとして選択した場合、[次の値に等しい]、[次の値ではない]、[は空]、 [は空でない] の他に次の演算子を利用できます。- トランザクションの後
- トランザクションの前
- トランザクションの日以降
- トランザクションの日以前
- 日付および日付/時刻ピッカー
日付フィールドの場合、日付ピッカーを使用して日付を指定します。
日付/時刻フィールドの場合、日時ピッカーを使用して日時を指定します。
- 条件フィルターのリスト
- リストでは [この値で絞り込み] および [この値を除外] オプションがサポートされています。完全一致のみが返されるか、フィルタリングで除外されます。注:条件フィルターでの暗号化フィールドの追加は、UI ポリシーやビジネスルールなどのスクリプトでサポートされます。
設定の制限
暗号化設定の制限と動作は以下のとおりです。- フィールドを エッジ暗号化 の設定テーブルに追加した後で、設定レコードを削除することはできません。フィールド暗号化が不要になった場合は、エッジ暗号化 設定テーブルでレコードを非アクティブ化し、暗号化ジョブをスケジュールしてデータを復号化します。
- 親テーブルのフィールドが暗号化対象としてマークされている場合、すべての継承テーブルのフィールドも暗号化されます。たとえば、タスクテーブルの [簡単な説明] フィールドが暗号化される場合、インシデントテーブルの [簡単な説明] フィールドの内容も暗号化されます。
- 親テーブルから継承されたフィールドが暗号化対象としてマークされている場合、親テーブルのフィールドは暗号化できません。たとえば、インシデントテーブルの [簡単な説明] が暗号化対象としてマークされている場合、タスクテーブルの [簡単な説明] は暗号化できません。この例では、問題テーブルの [簡単な説明] は暗号化できます。
- 暗号化設定が定義されているフィールドを任意の形式にエクスポートすると、プロキシサーバー経由でエクスポートした場合でも、その出力に暗号化された値が含まれます。
- 暗号化設定が定義されているフィールドにデータをインポートすることはできません。
- 継承された日付および日付/時刻フィールドは暗号化できません。親テーブルから継承された日付または日付/時刻フィールドは、[列] フィールドのドロップダウンリストにリストされず、これらのフィールド用に日付または日付/時刻の暗号化設定を作成できません。
- 文字列または URL フィールドは、親テーブルまたは子テーブルからのみ暗号化することができますが、両方からは暗号化できません。
インスタンスの制限
インスタンスで エッジ暗号化 の使用が及ぼす影響は以下のとおりです。- バックエンドロジックは暗号化されたデータを処理できません。インスタンスに暗号化されたデータが含まれている場合、暗号化フィールドのデータの評価に依存しているビジネスルール、バックエンドスクリプト、またはバックエンド機能は正しく実行されません。注:等価性保存または順序保存の暗号化により暗号化されたデータもまた、同一の暗号化された値と比較されるときは、等価性のチェックを受けます。
- メール処理はメールシステムからインスタンスに直接送られ、Edge プロキシを経由させることはできないため、メールを介して送受信されるデータは Edge プロキシで暗号化または復号化することはできません。
- 受信メールのデータと添付ファイルは暗号化されません。
- 送信メールのデータと添付ファイルは暗号化されたままになり、復号化することはできません。
- サーバーで実行されるスクリプトは、暗号化されたデータを変更できません。
- グローバル検索はサポートされていません。グローバル検索では、暗号化されたデータとクリアテキストデータの両方について検索が試みられるため、結果が期待どおりにならないことがあります。
- 暗号化されたデータを、フィールドが暗号化されていないレコードにコピーして貼り付けることはできません。
- 選択した暗号化のタイプによっては、暗号化フィールドのユーザーインターフェイス機能が低下します。たとえば、比較、グループ化、ソート、検索の機能が影響を受ける可能性があります。一般に、選択する暗号化の強度が増すほど、機能性は低下します。
- Java KeyStore、SafeNet、および Unbound Technology 以外の、サードパーティによるソフトウェアまたはハードウェアの暗号化キー管理はサポートされていません。
- 複数のプロキシサーバーから単一のインスタンスへの接続はサポートされていますが、暗号化プロキシクラスターの管理およびモニタリングは利用できません。プロキシはそれぞれ個別に管理する必要があります。
- ワークロードや暗号化フィールド数などのシステム設定は、暗号化フィールドのパフォーマンスに影響する可能性があります。
- エッジ暗号化 プロキシサーバーは 1 つのインスタンスにしか接続できません。
- インスタンスで Oracle データベースを使用していて、暗号化対象としてマークしている文字列フィールドが 2925 文字より多い場合、順序保存の暗号化を選択していてもフィールドをソートできません。
- インスタンスで Oracle データベースを使用している場合、文字セットとしてサポートされるのは Unicode AL32UTF8 のみです。
- 暗号化されたデータはレポートでは使用できません。
- エッジ暗号化 はデータアーカイブでは使用できません。