ストレージの検出の例

  • リリースバージョン: Xanadu
  • 更新日 2024年08月01日
  • 所要時間:4分
  • ディスカバリーはマルチパス構成において、アプリケーションおよびデータベースサーバーに直接接続された、またはファイバーチャネルスイッチファブリックによって接続された物理および論理ストレージコンポーネントの構成アイテム (CI) と CI 関係を作成します。

    ダイレクトアタッチトストレージ

    このダイレクトアタッチトストレージ (DAS) の例では、/dev/sda1/dev/sda2 の 2 つのパーティションを備えた SCSI ドライブが Linux ホストに接続されています。/dev/sda1 パーティションは起動可能で、システムソフトウェアをサポートしています。/dev/sda2 パーティションには、ストレージプールとして構成され、論理ボリューム管理 (LVM) によって Linux ルートファイルシステムにマウントされた論理ボリュームが含まれています。ストレージプールは 1.5 GB のパーティションのみを使用するので、追加の論理ボリュームで使用可能な 13 GB のストレージが残ります。
    図 : 1. ダイレクトアタッチトストレージの例
    ダイレクトアタッチトストレージ DAS の例
    表 : 1. ダイレクトアタッチトストレージ (DAS) 用に作成される CI と関係
    構成アイテム 説明 テーブル キー参照と関係
    /dev/sda SCSI 物理ストレージデバイス
    • [cmdb_ci_disk]
    • [cmdb_ci_storage_device]
    • [cmdb_rel_ci]
    [cmdb_rel_ci]
    • Provides:/dev/sda
    • Provided by:/dev/sda1
    [cmdb_rel_ci]
    • Provides:/dev/sda
    • Provided by:/dev/mapper/lvm-root-333-0
    /dev/sda1 SCSI ストレージデバイスのパーティション 1
    • [cmdb_ci_partition]
    • [cmdb_ci_storage_volume]
    • [cmdb_ci_file_system]
    • [cmdb_rel_ci]
    [cmdb_ci_file_system]
    • マウントポイント:/boot
    • File system: Ext4
    [cmdb_rel_ci]
    • Provides:/dev/sda
    • Provided by:/dev/sda1
    /dev/sda2 SCSI ストレージデバイスのパーティション 2
    • [cmdb_ci_partition]
    • [cmdb_ci_storage_pool_member]
    [cmdb_ci_storage_pool_member]
    • プール:/dev/mapper/lvm-root-333-0
    • ストレージ:/dev/sda2
    /dev/mapper/lvm-root-333-0 LVM によって物理ディスクストレージパーティションにマップされた Linux 論理ボリューム
    • [cmdb_ci_storage_device]
    • [cmdb_ci_storage_volume]
    • [cmdb_ci_file_system]
    • [cmdb_ci_storage_pool]
    • [cmdb_ci_storage_pool_member]
    • [cmdb_ci_lvm_pool]
    • [cmdb_ci_lvm_pool_member][cmdb_rel_ci]
    [cmdb_ci_file_system]
    • マウントポイント:/
    • File system: Ext4
    [cmdb_rel_ci]
    • Provides:/dev/sda
    • Provided by:/dev/mapper/lvm-root-333-0
    [cmdb_ci_storage_pool_member]
    • プール:/dev/mapper/lvm-root-333-0
    • ストレージ:/dev/sda2

    マルチパスファイバーチャネルストレージ

    このファイバーチャネルストレージエリアネットワーク (SAN) の例では、mpathampatha の 2 つの物理ストレージデバイスが、ファイバースイッチを介して Linux ホストに接続され、これによりフェイルオーバー機能が提供されます。mpatha ドライブには mpatha1mpatha2 の 2 つのパーティションが含まれています。最初のパーティションは Linux ホストの /boot に直接マウントされています。mpatha2 パーティションと物理デバイス mpathb には 3 つの論理ボリュームがマッピングされています。論理ボリュームは、Linux ルート構造のフォルダー内で Ext4 ファイルシステムとしてマウントされています。この例は、ディスカバリーが Linux ホスト上の論理ボリュームの各コンポーネントとマウントポイントを管理する CI を示しています。

    図 : 2. マルチパスファイバーチャネルストレージの例
    マルチパスファイバーチャネルストレージの例

    スイッチファイバーファブリックの詳細

    ディスカバリーは、ファイバーチャネルディスクやプールコンポーネントなど、NAS および SAN 環境の論理サブコンポーネントの CI のほかに、ホストバスアダプター (HBA) および物理ブロックストレージの CI も作成します。マルチパス環境では、ディスカバリーは Linux ホストを物理ストレージデバイスに接続するスイッチファイバーファブリック内で CI 関係を作成します。この図では、ファイバーファブリックには、接続に失敗した場合に SAN 環境がフェイルオーバーに使用できる冗長パスがあります。

    図 : 3. ファイバーファブリックの冗長パス
    ファイバーファブリックの冗長パス