Solaris ディスカバリー

  • リリースバージョン: Xanadu
  • 更新日 2024年08月01日
  • 所要時間:9分
  • ディスカバリーは Solaris コンピューターに関する情報を識別して分類します。

    注:
    プローブからパターンへの移行の詳細については、ナレッジ記事 KB0694477を参照してください。

    サポートされているオペレーティング システム

    • Oracle Solaris 10
    • Oracle Solaris 11

    必須条件

    ディスカバリーは、最大 80 文字までの短縮されたコマンドラインパラメーターを用いて [cmdb_running_process] テーブルにデータを格納します。これにより、複数のアプリケーションが 1 つの CI に結合されてしまうことがあります。すべてのコマンドラインを取得してこの問題を回避するには、pargs -a を実行し、結果を解析します。

    ディスカバリーでパターンを使用して Solaris コンピューターを検索するには、SNEEP をインストールする必要があります。そうしなければ、ディスカバリーはシリアル番号を見つけることができません。

    Solaris ゾーンを使用する場合は、各ゾーンがシリアル番号の一意の値を返すように構成する必要があります。そうしなければ、各ゾーンは同じ番号を返すので CI の識別の問題が発生します。

    Solaris - ADM プローブでは、LSOF コマンドをインストールする必要があります。

    注:
    モデル番号の動作についてはナレッジ記事 KB1196998 を、モデル ID とメーカーについては KB0687582 を参照してください。

    認証情報

    検出するシステムの SSH 認証情報を構成します。

    ディスカバリーおよびサービスマッピングに必要な特権コマンドのリストについては、「特権ユーザーを必要とする サービスマッピング コマンド」を参照して、組織内で Unix ベースのホストを検出およびマッピングするために、昇格された権限を必要とするコマンドのリストを確認してください。

    分類子、プローブ、パターン

    分類子 プローブ パターン
    Solaris

    (UNIX 分類)

    • 水平ディスカバリープローブ:パターンを起動します。
    • Solaris - インストール済みソフトウェア^
    • Solaris - アイデンティティ*
    • Solaris - CPU*
    • Solaris - ハードウェアモデル*
    • Solaris - メモリー*
    • Solaris - ネットワーク ARP テーブル*
    • Solaris - OS パッチ*
    • Solaris - ストレージ*
    • Solaris - ゾーン*
    • Solaris - ディスク*
    • DNS*
    Solaris サーバー

    * 新規インスタンスの場合、これらのプローブは分類子で非アクティブになります。ディスカバリーはディスカバリー用のパターンを使用します。

    ^ ディスカバリーがパターン検出を使用する場合でも、このプローブはデフォルトでアクティブなままとなります。

    パターンを使用するには、分類子の水平パターンプローブに正しいパターンが指定されていることを確認します。手順については、「分類子への水平パターンプローブの追加」を参照してください。

    収集されるデータ

    ラベル テーブル名 フィールド名 ソース
    オペレーティングシステム cmdb_ci_computer os uname
    簡単な説明 cmdb_ci_solaris_server short_description uname
    名前 cmdb_ci_solaris_server name DNS、NBT
    ホスト名 cmdb_ci_solaris_server host_name DNS、NBT
    DNS ドメイン cmdb_ci_solaris_server dns_domain DNS
    開始日 cmdb_ci_solaris_server start_date uptime
    CPU タイプ cmdb_ci_computer cpu_type kstat
    CPU 速度 (MHz) cmdb_ci_computer cpu_speed kstat
    CPU カウント cmdb_ci_computer cpu_count kstat
    CPU コア数 cmdb_ci_computer cpu_core_count kstat
    CPU コアスレッド cmdb_ci_computer cpu_core_thread kstat
    モデル番号 cmdb_ci_solaris_server model_number suntype
    モデル ID cmdb_ci_solaris_server model_id suntype
    RAM (MB) cmdb_ci_computer ram prtconf
    ディスク スペース (GB) cmdb_ci_solaris_server disk_space iostat
    シリアル番号 cmdb_ci_solaris_server serial_number sneep *
    メーカー cmdb_ci_disk manufacturer iostat
    モデル ID cmdb_ci_disk model_id iostat
    ボリュームシリアル番号 cmdb_ci_disk volume_serial_number iostat
    ディスク スペース (GB) cmdb_ci_disk disk_space iostat
    名前 cmdb_ci_disk name iostat
    名前 cmdb_ci_file_system name df
    容量 (MB) cmdb_ci_file_system capacity df
    利用可能スペース (MB) cmdb_ci_file_system available_space df
    マウントポイント cmdb_ci_file_system mount_point df
    名前 cmdb_ci_patches name showrev
    名前 cmdb_running_process name ps
    コマンド cmdb_running_process command ps
    接続先 cmdb_running_process connects_to lsof
    リッスンポート cmdb_running_process listening_on lsof
    タイプ cmdb_running_process type ps
    PID cmdb_running_process pid ps
    パラメーター cmdb_running_process parameters ps
    名前 cmdb_ci_network_adapter name ifconfig
    IP アドレス cmdb_ci_network_adapter ip_address ifconfig
    MAC アドレス cmdb_ci_network_adapter mac_address ifconfig
    ネットマスク cmdb_ci_network_adapter netmask ifconfig
    デフォルトゲートウェイ cmdb_ci_hardware default_gateway netstat
    * Fujitsu の PRIMEPOWER デバイスを検出するには、Oracle SNEEP をインストールし、ルート認証情報を使用して Solaris ディスカバリーを実行する必要があります。

    Solaris ゾーンディスカバリー

    ディスカバリー は検出時にグローバルとローカルの Solaris ゾーン間の関係をマッピングします。

    次の例では、Solaris グローバルゾーンに zone01 と zone02 の 2 つのローカルゾーンが含まれています。各ローカルゾーンは、物理 Solaris CI レコードと仮想マシンインスタンスレコードによって表されます。各ローカルゾーンはゾーンサーバーに関連付けられており、仮想化がグローバルゾーン (mmp1) にどのように関連するかを示します。

    図 : 1. Solaris ゾーンの関係マップ
    Solaris ゾーンの関係マップ

    ローカルゾーンサーバーの TCP 接続とプロセス情報は、その親グローバルゾーンでコマンドを実行して収集する必要があります。ローカルゾーンとグローバルゾーンの物理マシン間の関係パスは、TCP 接続とローカルゾーンサーバーのプロセス情報を収集する前に確立する必要があります。

    ケース 1:グローバルゾーンが最初に検出される。
    • システムによって、グローバルゾーン用の Solaris サーバー CI が作成されます。
    • ディスカバリー がローカルゾーンを検出し、ハイパーバイザーゾーンサーバーレコードを作成し、ローカルゾーン内の各 Solaris デバイスについて仮想マシンインスタンスレコードを作成します。
    • ディスカバリー がハイパーバイザーレコードと VM インスタンスレコードの間の関係を作成します。
    ケース 2:ローカルゾーンが最初に検出される。
    • システムによって、ローカルゾーン用の Solaris サーバー CI が作成されます。
    • ディスカバリー が、後からグローバルゾーン検出で調整できるように相関 ID を設定します。
    ケース 3:ローカルゾーン Solaris サーバーの CI の作成後にグローバルゾーンが検出される。
    • グローバルゾーンディスカバリーでローカルゾーンが検出されます。
    • ディスカバリー がハイパーバイザーゾーンサーバーレコードを作成し、ローカルゾーン内の各 Solaris デバイスについて仮想マシンインスタンスレコードを作成します。
    • ディスカバリー がハイパーバイザーレコードと VM インスタンスレコードの間の関係を作成します。さらに、物理ローカルゾーン VM とその仮想マシンインスタンスレコードの間の関係を作成します。
    • グローバルゾーンはローカルゾーンによるフィルタリングを行いながら自動で Solaris - ADM プローブを実行し、そのデータを使用して物理ローカルゾーン VM を更新します。

    ケース 4:物理ローカルゾーンマシンとグローバルゾーンマシン間のリレーションシップパスが確立される。

    グローバルゾーンの後続の検出では、TCP 接続がリフレッシュされ、含まれているローカルゾーンの情報が処理されます。

    システムがグローバルゾーンを検出すると、Solaris ゾーン & ADM ランチャープローブによって Solaris - ADM プローブがトリガーされ、検出されたグローバルゾーンと各ローカルゾーンが探索されます。Solaris - ADM プローブをグローバルゾーンで実行して TCP 接続を検出し、ローカルゾーンからの情報を処理する必要があるため、同一に見える複数の ECC キューレコードが表示される場合があります。

    図 : 2. ゾーンディスカバリーの ECC キューエントリー
    ゾーンディスカバリーの ECC キューエントリー

    しかし、ペイロードを確認すると、各プローブが実際に異なるゾーン CI をターゲットにしており、フィルタリングと更新が行われていることがわかります。

    図 : 3. ローカルゾーンペイロード
    ローカルゾーンペイロード
    表 : 1. Solaris ゾーンで収集されるデータ
    ラベル テーブル名 フィールド名 ソース
    バージョン cmdb_ci_vm_zones バージョン zoneadm、zonename
    相関 ID cmdb_ci_vm_zones correlation_id zoneadm、zonename
    名前 cmdb_ci_solaris_instance [name] zoneadm、zonename
    cmdb_ci_solaris_instance 内部
    CMDB の CI cmdb_ci_solaris_instance cmdb_ci 内部
    相関 ID cmdb_ci_solaris_instance correlation_id zoneadm、zonename
    注:
    cmdb_ci_solaris_instance extends cmdb_ci_vm_instance