WMI Runner は、Windows Management Instrumentation (WMI) インターフェイスを介して Windows オペレーティングシステムからデータをフェッチするプローブタイプです。IPv6 は WMI Runner をサポートしています。

プローブは、ネイティブ WMI クエリーの基本フォームを使用して、複数のユーザー指定の WMI パスを処理してクエリーします。プローブ対象の各フィールドには、一意の名前を付ける必要があります (プローブのドメイン内)。センサーに返されたプローブの結果は、クエリーされた各フィールドに関して見つかったデータを、名前でインデックス化して提供します。

WMI プローブを作成する場合は、プローブタイプを WMI プローブに設定する必要があります。また、ECC キュートピックを WMIRunner に設定する必要があります。

プローブパラメーターの設定手順については、「プローブパラメーターを設定」を参照してください。

WMI プローブには、次のパラメーターを渡すことができます。
表 : 1. WMIRunner プローブパラメーター
パラメーター 説明 デフォルト値
ソース 接続するホストです。
port 接続するポートです。
debug デバッグログ記録を有効にします。 false
wmi_timeout 実際の WMI プローブのタイムアウト (秒単位) です。個々の Windows プローブのタイムアウト間隔を変更するには、このパラメーターを使用します。この値は、MID サーバーパラメーター windows_probe_timeout の値を上書きし、特定の MID サーバーによって起動されたすべてのプローブのタイムアウトを設定します。Windows - インストール済みソフトウェアのプローブは、タイムアウト値が 15 分に設定されています。 300 (秒)
process_timeout スクリプトを実行しているプロセスのタイムアウト (秒) です。このパラメーターは内部でのみ使用され、サポートされていません。 wmi_timeout + 10 (秒)
credentials_debug ECC キューに <credentials_debug> セクションを表示します。これは認証情報のトラブルシューティングに役立ちます。このプロパティを true に設定すると、認証情報に問題がない場合でも、認証情報のトラブルシューティング情報が ECC キューに出力されます。詳細については、「認証情報のトラブルシューティング」を参照してください。 false
注: WMI/Powershell のデフォルトタイムアウトは 5 分ですが、Windows インストール済みソフトウェアのプローブでデフォルトのタイムアウト値が 15 分になっている場合は例外です。プローブパラメーターに wmi_timeout を追加すると、Windows プローブのデフォルトのタイムアウトを変更できます。