Zabbix サーバーからのイベント収集の設定
- 更新日2025年1月30日
- 所要時間:4 分
- Yokohama
- "イベント管理"
Zabbix サーバーからアラートを受信するように Zabbix サーバーコネクターインスタンスを設定します。
始める前に
Zabbix サーバーコネクターインスタンスには、インスタンスから Zabbix サーバーアカウントにアクセスできるようにするための認証情報が必要です。既存の認証情報を使用するか、認証情報を新規作成することができます。
必要なロール:evt_mgmt_admin
このタスクについて
このコネクタでは、ソースシステムからのイベントとメトリクスのペイロードをログに記録する logPayloadForDebug ログパラメーターが有効になっています。デバッグが完了したら、このパラメーターを false に設定して、システムの過負荷を防止します。
手順
- [すべて] > [イベント管理] > [統合] > [コネクターインスタンス]に移動します。
- [新規] をクリックします。
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フォームのフィールドに入力します。
フィールド 説明 名前 コネクターのわかりやすい名前。 ホスト IP Zabbix サーバーの IP アドレス。 認証情報 このコネクター用に作成したベーシック認証の認証情報を選択します。詳細については、「Zabbix サーバー認証情報の作成」を参照してください。 スケジュール (秒) システムが Zabbix サーバーからの新しいイベントをチェックする頻度 (秒単位)。 説明 Zabbix サーバーイベント収集インスタンスの使用についての説明。 コネクタ定義 コネクター定義の名前。[Zabbix] を選択します。 前回エラーメッセージ 前回のエラーメッセージ。自動的に更新されます。 前回実行時間 前回実行時刻の値。自動的に更新されます。 最終実行状況 前回実行時のステータス。自動的に更新されます。 MID サーバー ([コネクタの MID サーバー] セクション) オプション。MID サーバーの名前。MID サーバーを指定しない場合、IP 範囲が一致している利用可能な MID サーバーが使用されます。[コネクタの MID サーバー] セクションで、稼働している有効な MID サーバーを指定します。複数の MID サーバーを設定できます。1 番目がダウンしている場合は、その次の MID サーバーが使用されます。その MID サーバーが利用できない場合は、さらに次の MID サーバーが選択され、以下同様に続きます。MID サーバーは、その詳細情報が [コネクタの MID サーバー] セクションに入力された順にソートされます。 -
フォームヘッダーを右クリックし、[保存] を選択します。
コネクターインスタンスの値がフォームに追加され、コネクターに関連するパラメーターが表示されます。
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値を確認し、必要に応じて変更します。
[コネクタインスタンス値] セクションに、デフォルトのコネクターインスタンス値が表示されます。
表 : 1. [コネクタインスタンス値] セクションのフィールド フィールド 説明 days_from 最初の収集サイクルでイベントを収集する必要がある日数。デフォルト値:2 注: 収集できる過去のイベントの最大数は 3,000 です。このコネクターが初めて実行されるとき、過去のイベントの数は現在の日付から過去に遡ってカウントされます。port ポート番号。デフォルト値:80 protocol プロトコルタイプ。デフォルト値:https - フォームヘッダーを右クリックし、[保存] を選択します。
- [コネクタのテスト] をクリックして、MID サーバーとコネクターの間の接続を確認します。
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テストに失敗した場合は、エラーに表示される指示に従って問題を修正してから、別のテストを実行してください。
注: ping などのネットワークツールを使用して、認証情報の正確性と、MID サーバーから Zabbix サーバーへのネットワーク接続性を確認します。
- テストに成功したら、[アクティブ] チェックボックスをオンにして、[更新] をクリックします。