アラートが生成されたときは、アラートに関する詳細情報を表示して内容を確認し、アラートを解決するためのアクションを実行できます。

アラートのプロセスフロー

次のプロセスフローに従って、アラートに対してアクションが実行されます。

  • アラート管理ルールとアラートを照合します。
    • イベントのソースが、既存のルールで指定されたソースと一致する場合、ルールは「一致」となります。アラートまたは他のフィールドのソースや、フィールドの組み合わせに対して、任意の種類の条件を定義できます。
    • 同じタイプのアラートに対して複数のアラート管理ルールが定義されている場合は、ルール [順番] を使用して、ルールアプリケーションの順番を決定します。
  • アラート相関ルールとアラートを照合します。
図 : 1. アラートのプロセスフロー
イベント管理プロセスフロー

デフォルトでアラートから設定される [タスク/インシデント] フィールド

  • alert.descriptionincident.short_description および incident.description にコピーされます。
  • alert.cmdb_ciincident.cmdb_ci にコピーされます。
  • alert.severityincident.urgency に変換されます。

自動的にオープンされるインシデントの場合:

  • Alert 値が incident.contact_type にコピーされます。
  • sys_user 値が incident.caller_id にコピーされます。

アラート処理アクションを実行するビジネスルール/ジョブ

アクション ビジネスルール/ジョブの名前 タイプ
アラートテンプレートの適用 上書きルールを適用して検証 ビジネス ルール
インシデントのオープン イベント管理:作成/アラート別の解決済みインシデント スケジュール済みジョブ
KB の入力 イベント管理:作成/アラート別の解決済みインシデント スケジュール済みジョブ
確認 イベント管理:作成/アラート別の解決済みインシデント スケジュール済みジョブ
修正 自動修復アクションの実行 ビジネス ルール
インシデントの再オープン 関連付けられたクローズ済みインシデントを再オープン ビジネス ルール
クローズ済みインシデント別のアラートのクローズ イベント管理:作成/アラート別の解決済みインシデント スケジュール済みジョブ
クローズ済みアラート別のインシデントのクローズ 関連付けられたインシデントをクローズ ビジネスルール