インサイトエクスプローラーでのメトリクス値の表示

  • リリースバージョン: Zurich
  • 更新日 2025年07月31日
  • 所要時間:9分
  • メトリックインテリジェンスにより、CI メトリクスデータの統計が計算されます。インサイトエクスプローラーでは、これらのメトリクス値を CMDB 内の CI のメトリクスのグラフとして表示します。インサイトエクスプローラーを使用すると、1 つのグラフで任意の CI にメトリクスを重ねて、時間範囲全体のメトリクス値をマルチレイヤー表示することができます。

    始める前に

    必要なロール:evt_mgmt_user

    このタスクについて

    インサイトエクスプローラーには、CI のさまざまなメトリクスをドラッグしてグラフを作成できるキャンバスが用意されています。1 つのメトリクスをキャンバスに配置し、1 つの CI に対して個々のメトリクスを設定することができます。より包括的なグラフを作成する場合は、単一の CI または複数の CI に対して複数のメトリクスを階層化して、複数のメトリクスのグラフを作成することができます。このような階層構造のグラフでは各メトリクスが一意の色で区別されるため、特定の時間範囲内で CI 間のメトリクス値を比較できます。

    インサイトエクスプローラーには、最後に構成されたモデルに従ってメトリクスの境界が表示されます。そのため、現在の境界ではアラートが例外として認定されない場合でも、以前のビルドの古い例外が引き続き例外として表示される場合があります。

    さらに、次のマップからインサイトエクスプローラーにアクセスすることもできます。
    図 : 1. インサイトエクスプローラー
    メトリックインテリジェンスのメトリクスのダッシュボードで、選択した CI メトリクスのグラフを表示できます。

    CI のホスト名が利用可能な場合、CI 名の下に表示されます。ホスト名は、メトリクスのバインディングの一環として、生成されたバインディングイベントからノード情報を取得することによって設定されます。

    メトリクスを表示する CI に移動するには、以下を実行します。
    • 最新の構成アイテム ([最新の構成アイテム] アイコン) を使用して、例外性が高い 10 個の CI にすばやくアクセスできます。
    • 構成アイテム ([構成アイテムを使用] アイコン) を使用して、CMDB から CI のカスタムリストを個別に作成し、これらの CI のメトリクスをキャンバスに追加します。
    • アプリケーションサービス ([アプリケーションサービスを使用] アイコン) を使用して、アプリケーションサービスのカスタムリストを作成し、これらのサービスの CI にドリルダウンできるようにします。その後、これらの CI のメトリクスをキャンバスに追加することができます。
    • CMDB グループ ([CMDB グループを使用] アイコン) を使用して、CMDB グループのカスタムリストを作成してこれらのグループの CI にドリルダウンできるようにします。その後、これらの CI のメトリクスをキャンバスに追加することができます。
    アラートの重大度の色設定に基づく次の色により、例外の重大度を示します。
    致命的な重大度 (最高の重大度)。
    オレンジ
    高い重大度。
    低い重大度。
    警告に該当する重大度 (最低の重大度)。
    情報提供のみ。重大度なし。
    CI のアイコンの左上のドットは、一般的な例外の追跡ステータスを示しています。
    • グレー:メトリクスが CI に対して追跡されているが、どのメトリクスにも例外が発生していない。
    • 緑:CI のメトリクスに過去に少なくとも 1 つの例外があったが、現在の例外スコアは 0 になっている。
    • 色付き:カラーバンドの範囲の構成に基づく、前回記録された重大度のレベル。
    • ドットなし:CI に対してメトリクスがなく、ドリルダウンするデータがない。
      注:
      [構成アイテム][アプリケーションサービス] には、メトリクスデータがない CI が含まれている可能性があります。
    メトリックインテリジェンスでは、緑色のバンド範囲内にある例外スコアの変化は追跡されません。

    グラフを作成すると、各シリーズのグラフの凡例がグラフの下に自動的に表示されます。単一のメトリクスのグラフの場合は、凡例にグラフの集計のエントリがあります。複数のメトリクスのグラフの場合は、凡例にグラフのメトリクスのエントリがあります。

    インサイトエクスプローラーの変更はセッション中に残り、インサイトエクスプローラーが更新されると初期ステータスに戻ります。

    手順

    1. 移動先 すべて > イベント管理 > メトリクス > インサイトエクスプローラー.
    2. CI をクリックすると、関連付けられたメトリクスのリストにドリルダウンし、最新の例外スコア順にソートします。

      各メトリクスについて、スパークラインには過去 1 時間の CI のメトリクス値が表示されます。スパークラインをポイントすると、メトリクス値が各時点で表示されます。

      [リソースのバインディング] が有効になっている場合、CI の監視対象シリーズのリストには、リソースとメトリクスに属するシリーズも含まれます。このようなシリーズの命名規則は、「<リソース名>/<メトリクス名>」となります。CI にのみバインディングされるシリーズの場合は、命名規則は「<メトリクス名>」となります。

    3. メトリクスをキャンバスの [メトリクスをドロップしてグラフを作成 (Drop Metric To Create Chart)] エリアにドラッグし、グラフをポイントすると、各時点での正確なメトリクス値が表示されます。
      メトリクスグラフには、グラフの設定に従って指定された期間のデータが表示されます。デフォルトでは生データが表示されます。期間が 1 週間より長いか、先週よりも前である場合は、平均データが表示されます。続くメトリクスを次のようにキャンバスにドラッグします。
      • [メトリクスをドロップしてグラフを作成] エリアにドラッグすると、新規のグラフに個別に表示されます。
      • 既存のグラフで、[グラフを置換] のハイライトブロックにドラッグすると、既存のグラフを上書きします。
      • 既存のグラフで、[メトリクスを追加] のハイライトブロックにドラッグすると、グラフ内の既存のメトリクスと重ね合わせます。

        1 つのグラフに複数のメトリクスを表示すると、同一のアグリゲーションの選択はすべてのメトリクスに適用され、統計設定は利用できません。たとえば、[平均][グラフ設定] で選択している場合は、グラフ内のすべてのメトリクスについて平均値が表示されます。

    4. [検索] ボックスを使用して、デフォルトではリストの対象に含まれない特定の構成アイテム、アプリケーションサービス、または CMDB グループを検索およびフィルタリングします。
      [検索結果] セクションで、追加するアイテムの横にある [+] アイコンをクリックして [追加するアイテム] セクションに追加します。または、詳細検索を行います。
      • [構成アイテム] アイコンを選択し、[CI を追加] アイコンをクリックします。[構成アイテムを追加] により、特定の CI を追加します。[構成アイテムを追加] ダイアログボックスで、[Linux Server] などの [CI クラスタイプ] を選択します。
      • [アプリケーションサービスを使用] アイコンを選択し、[アプリケーションサービスを追加] アイコンをクリックします。[アプリケーションサービスを追加] により、指定されたアプリケーションサービスに含まれるすべての CI を追加します。[アプリケーションサービスを追加] ダイアログボックスで、[検出されたサービス] または [手動サービス][CI クラスタイプ] として選択し、フィルター条件を指定して検索を絞り込みます。
        注:
        アプリケーションサービスは、その「Operational Status」が「operational」である場合にのみ追加できます。
      • [CMDB グループを使用] アイコンを選択し、[CMDB グループを追加] アイコンをクリックします。[CMDB グループを追加] により、指定された CMDB グループに含まれるすべての CI を追加します。[CMDB グループ] ダイアログボックスで、[GroupName] [start with] [d] のようなフィルター条件を指定して、検索を絞り込みます。

      追加するアイテムを選択した後、[追加] をクリックします。

    5. 関連する CI を追加します。
      1. CI の横にある [関連する CI を追加] ([関連する CI を追加] アイコン) をクリックします。
        [関連する構成アイテムを追加] ダイアログボックスが表示され、選択した CI が親または子であるすべての関係が表示されます。
      2. リストをさらにフィルタリングするため、満たす必要がある特定の条件を定義することができます。
      3. 選択した CI ではなく、親または子となる CI を追加する関係を選択します。
      4. 追加 をクリックします。
      選択した CI ではなく、選択した関係の CI が、インサイトエクスプローラー の CI のリストに追加されます。
    6. 凡例アイテムをポイントし、その「X」アイコンをクリックして、対応するメトリクスをグラフから削除するか、[グラフ設定] から対応するシリーズを無効にします。
    7. 歯車の [設定] アイコンをクリックして、アプリケーション設定を開きます。
      • インサイトエクスプローラーで例外データを更新する頻度を有効化、無効化、または設定します。
      • すべてのアラート、インシデント、問題などの関連リストの表示を有効または無効にします。詳細については、「Create or modify map indicators」を参照してください。
    8. [グラフ設定] アイコンをクリックして、グラフの統計と集計の表示を切り替えます。
      アイテムを有効または無効にしてグラフからメトリクスを追加または削除すると、グラフの凡例も更新されて変更が反映されます。
      グラフ設定 説明
      限度を表示 過去のメトリクスの値の学習に基づいて、メトリクスの上限と下限を計算して表示します。上限と下限は常に一緒に表示されます。
      例外スコアを表示 0 ~ 10 の仮想軸に例外スコアを表示します。カラーコードは、[イベント重大度マップ] [sa_metric_anomaly_score_to_event_severity_map] テーブルの例外スコアに定義されているスコアしきい値に基づいています。
      平均 1 時間間隔で計算された集計後のメトリクスの平均値を表示します。
      集計後の平均は次のように表示されます。
      • 8 日前までのデータの場合:10 分のアグリゲーションウィンドウが表示されます。
      • 94 日前までのデータの場合:10 分のアグリゲーションウィンドウが表示されます。
      • それより古いデータの場合:1 時間のアグリゲーションウィンドウが表示されます。
      最小 1 時間あたりに計算された集計後のメトリクスの最小値を表示します。

      8 日前までのデータの場合:10 分のアグリゲーションウィンドウが表示されます。

      最大 1 時間あたりに計算された集計後のメトリクスの最大値を表示します。

      8 日前までのデータの場合:10 分のアグリゲーションウィンドウが表示されます。

      生の、未集計のメトリクス値を表示します。これらの値は、過去 8 日分のみ保持されます。

    次のタスク

    • 右側のバーで CI のアイコンをポイントすると、CI タイプが表示されます。
    • デフォルトの [最終時間] の時間範囲の選択を変更し、ズームインまたはズームアウトします。たとえば、過去 [6 時間] の例外スコアを表示するための事前設定された期間のいずれかを選択するか、最大 90 日前までカスタム期間を指定します。

      ズームインするには、セクションの左上隅をポイントし、マウスデバイスをセクションの右下隅にドラッグして、グラフのセクションをハイライト表示します。グラフの時間範囲がそれに応じて変更されます。キャンバスに他のグラフがある場合は、それらはすべて同じ時間範囲のデータを表示するように自動的に同期されます。タイトルバーの時間範囲は、新しい時間範囲を反映するように自動的に更新されます。

    • 右側のバーで CI を右クリックし、[フォームを表示] を選択してその CI フォームを開きます。
    • [アプリケーションサービス] タブにリストされているアプリケーションサービスの横にあるマップアイコンをクリックして、そのアプリケーションサービスマップを開きます。
    • CI の横にある [削除] (CI 削除アイコン) をクリックして、インサイトエクスプローラーから削除します。
    • グラフのエクスポートアイコンをクリックして、.png または .svg 画像としてダウンロードするか、.pdf ドキュメントとしてダウンロードします。