RPA ハブ リリースノート
ServiceNow® RPA ハブ アプリケーションは、組織のエンドツーエンドの自動化を実現します。RPA ハブ は Yokohama リリースで拡張および更新されました。
Yokohama リリースの RPA ハブ の特長
- 生成 AI を使用し、RPA デスクトップデザインスタジオ のテキスト指示トプレビューオプションを通じて、自動化と自動化アクティビティの構築・編集、および自動化ロジックフローの拡張を行います。
- 高密度ロボット機能を使用して、同じ Windows サーバーマシン上の異なるユーザーセッションで複数の無人ロボットを同時に実行します。
- RPA デスクトップデザインスタジオ で追加された新しいサンプル自動化を使用してさまざまなユースケースに対応します。
- RPA デスクトップデザインスタジオ の新しいセキュアシェル (SSH) コネクタを使用して、自動化プロセスで SSH プロトコルの通信機能を活用します。
- SAP コネクタを使用して、画面と要素を識別し、SAP グラフィカルユーザーインターフェイス (GUI) 上のワークフローを自動化します。
詳細については、「Robotic Process Automation (RPA) Hub」を参照してください。
RPA ハブ を Yokohama にアップグレードする際の重要な情報
- RPA デスクトップデザインスタジオ
- アテンド型ロボット
- 無人ロボット
- 無人ロボット ログインエージェント
次のアップグレード情報は、San Diego または Tokyo から Yokohama にアップグレードする場合にのみ適用されます。
アプリケーションファイルテーブル内のレコード数によっては、RPA ハブ アプリケーションの Tokyo 以前のリリースから Yokohama へのアップグレード時に遅延が生じる可能性があります。
RPA ハブ を Yokohama にアップグレードする前に、glide.rollback.blacklist.TableParentChange.change システムプロパティの値を [false] に設定する必要があります。このプロパティがシステムプロパティ [sys_properties] テーブルに存在しない場合は、プロパティを追加し、その値を false に設定します。プロパティを追加する方法については、「Add a system property」を参照してください。
Yokohama にアップグレードすると、ボットプロセス定義は新しい構造、つまりボットプロセス構成に変更されます。
ボットプロセス構成がボットプロセスを完全に置き換わるわけではありませんが、ほとんどのフィールドはボットプロセスからボットプロセス構成に移動されます。システムプロパティ値を更新せずに Yokohama にアップグレードすると、対象テーブルでは「アプリケーションファイル」[sys_metadata] テーブルが拡張されません。テーブルの変更を手動で更新するには、Now Support ナレッジベース の記事「Restructuring RPA Hub tables to sys_metadata in Utah and beyond release (Utah 以降のリリースの sys_metadata への RPA Hub テーブルの再ビルド) [KB1223629]」を参照してください。
Yokohama リリースの新機能
- RPA:ボットの生成
-
RPA デスクトップデザインスタジオ の ロボティックプロセス自動化 (RPA) ボット生成スキルを使用して、ショートテキストの指示とプレビューオプションを通じて自動化とアクティビティの作成と編集を行うことで、新規ユーザーと既存ユーザーの両方の自動化開発を促進します。Now Assist を使用した自動化作成の詳細については、「Create an automation with Now Assist」を参照してください。Now Assist を使用したアクティビティ作成の詳細については、「Create an activity with Now Assist」を参照してください。
[自動化の構築] オプションを使用して自動化ロジックを拡張します。コンポーネントから、またはテキスト指示に基づいたブラックキャンバスから始めます。詳細については、「Build an automation with Now Assist」を参照してください。
- 高密度ロボット
- 高密度ロボット機能を使用して、複数の無人ロボットを同じ Windows サーバーマシン上で同時に実行できるようにします。これらの無人ロボットは、個別のリモートデスクトッププロトコル (RDP) セッションで自動化を実行します。詳細については、「High density robots in Unattended Robot」と「Set up Windows Server machine for high density robots」を参照してください。
- サンプル自動化
- サンプル自動化を使用して、構築済み自動化のライブラリで自動化ジャーニーをすぐに開始できます。
次の無人と有人のサンプル自動化が、サンプルエクスプローラーと RPA デスクトップデザインスタジオ のホームページに追加されました。
- バッジアプリでのユーザー作成
- ユニバーサルタイムゾーンコンバーター
- バーコードと QR コードをテキストにデコード
- PDF テキストから画像へ
- PDF から Word へ
- HTML から CSV へ
- Word 操作
- Excel 操作
- Excel 行の強調表示
- City Weather Reports
- TIFF から PDF へ
- Word フッターを追加
- アプリ間の日付差分
- ファイル操作:コピー、削除、移動
- JSON から Excel へのデータの抽出
- オファーレターを自動化
- 売上高データを要約
- Excel への請求書データ抽出
- URL からファイルをダウンロード
- 健全性チェックボット
- Secure Shell (SSH) connector
- リモートサーバーへのセキュアシェル (SSH) 接続を確立し、RPA デスクトップデザインスタジオ でコマンドを実行します。UNIX 環境におけるリモートシステムへのアクセスには SSH が推奨されています。ロボットは多くの場合、UNIX サーバーなどのリモートシステムとやり取りをします。コネクタは次の 3 つのメソッドで構成されます。
- 接続:SSH 接続を確立します。
- コマンドを実行:確立された接続を介してコマンドを実行します。
- 切断:接続メソッドを使用して確立されたセッションを切断します。
プラグインマネージャーから SSH プラグインをインストールしておくことを前提とします。
- 法務通知のバイパス
- RPA ハブ において、システムポリシーで設定された法務通知メッセージを無人ロボットがクリアをすることを sn_rpa_fdn.bypass_legal_notice システムプロパティで許可できるようにします。このプロパティは、ロボットのログインプロセス中に法務通知が表示されないようにするものです。
- 最新情報 タブ - ヘルプセンター - RPA ハブ
- RPA ハブ の ヘルプセンター の [最新情報] タブで、インスタンスで新しくリリースされた次の RPA 機能の内容を確認できます。
- RPA ハブ の Now Assist
- 高密度ロボット
- SAP connector
- SAP コネクタは、画面と要素の識別、および SAP GUI でのワークフローの自動化に役立ちます。たとえば、ベンダーエントリを作成して保存します。SAP Connector は Bristlecone, Inc. によりビルドされています。
- ユニバーサルアプリコネクタの新しいメソッド
- RPA デスクトップデザインスタジオ では、ユニバーサルアプリコネクタに次の 3 つの新しいメソッドが追加されています。
- GetValue:要素から値を取得します。
- SetValue:指定された値を要素に割り当てます。
- Click:要素に対してクリックアクションを実行します。
UI の変更
- Now Assist ウィザードでビルド
- RPA デスクトップデザインスタジオで、[自動化の作成] ボタンを選択し、Now Assist を使用して自動化を作成し、[Now Assist によるビルド] ウィザードの次の一連の手順に従います。
- Create an activity with Now Assist
- RPA デスクトップデザインスタジオで、[プロジェクトエクスプローラー] の [アクティビティ] を選択して長押し (または右クリック) し、Now Assist を使用してアクティビティを作成します。次に、[Now Assist を使用した新規アクティビティ] オプションを選択します。
- Build an automation with Now Assist
- RPA デスクトップデザインスタジオで、[Now Assist による自動化のビルド] オプションを使用して自動化ロジックを拡張します。デザインキャンバスで、コンポーネントを選択し、AI アイコン (
) にカーソルを合わせます。AI アイコン (
) を選択して [Now Assist による自動化のビルド] ウィンドウを開くと、選択したコンポーネントに基づいて自動化ロジックを記述できます。
- 高密度ロボット
-
高密度ロボット機能をサポートするために、RPA ハブ のロボットフォームに [高密度ロボット] フィールドと [画面解像度] フィールドが追加されています。
- サンプル自動化ホームページのユーザーエクスペリエンスの向上
- RPA デスクトップデザインスタジオ のサンプル自動化ホームページのユーザーエクスペリエンスを向上させるために、次のオプションが追加されました。
- ページネーション:ページネーションオプションを使用して、サンプル自動化を含むさまざまなページをスクロールします。
- 検索バー:検索バーオプションを使用し、タイトルまたは説明に検索キーワードが含まれている自動化のみをフィルタリングして表示します。検索では大文字と小文字が区別されず、検索クエリーに基づいて表示される自動化のリストが動的に更新されます。
このリリースでの変更
- 無人ロボット アプリケーションで変更されたフィールド
- [無人ロボット] ダイアログボックスにおいて、[RPA ハブ] フィールド名が [インスタンス URL] に変更されています。
- 埋め込みタスクの自動化の機能拡張
- クラシック UI または アテンド型ロボット アプリケーションから有人ボットプロセス (有人の自動化) を開始するのではなく、ワークスペースエクスペリエンスの ServiceNow フォームからプロセスをトリガーします。
- Microsoft ソフトウェアインストーラー (MSI) の互換性
- RPA ハブ ストアリリースバージョン 7.0.3 および 9.0.0 の アテンド型ロボット と RPA デスクトップデザインスタジオ に関連する古い MSI には互換性があり、RPA ハブ の現在のストアリリースバージョン (12.0.X) で使用できます。無人ロボット については、下位互換性がないため、最新の MSI をインストールする必要があります。
- TerminateByName コンポーネントの動作の変更
- TerminateByName コンポーネントは、現在のユーザーセッション内でのみプロセスまたはアプリケーションを停止します。
アクティベーション情報
ServiceNow Store から要求して RPA ハブ をインストールします。 ServiceNow Store Web サイトにアクセスして利用可能なすべてのアプリを表示し、ストアにリクエストを送信する方法について確認してください。リリースされたすべてのアプリのリリースノート情報については、「ServiceNow Storeバージョン履歴のリリースノート」を参照してください。
Now Assist for RPA ハブ アプリケーションをインストールして生成 AI ケイパビリティを追加し、ロボティックプロセス自動化 (RPA) ボット生成スキルをオンにし、生成 AI を使用して自動化を作成します。これらのタスクの詳細については、「Configure Now Assist for RPA Hub」と「Turn on the RPA bot generation skill」を参照してください。
RPA ハブ に関する累積的なリリースノート情報については、「RPA ハブ リリースノート」を参照してください。
RPA デスクトップデザインスタジオ に関する累積的なリリースノート情報については、「RPA Plugin Bundle release notes (RPA プラグインバンドルのリリースノート)」を参照してください。
以前にアプリケーションを ServiceNow Store からダウンロードしていて新バージョンが入手可能な場合、で Now Platform インスタンス内でそのアプリケーションを更新できます。
その他の要件
| リソース | 最低 | 推奨 |
|---|---|---|
| CPU | Intel 1.8 GHz 64 ビットプロセッサの 2 コア | Intel 2.4 GHz 64 ビットプロセッサの 4 コア |
| RAM | 4 GB RAM | 8 GB RAM |
| ディスクスペース | 50 GB 以上の空きディスク容量 (OS、パッチ、およびベースソフトウェアのインストール後) | 100 GB 以上の空きディスク容量 (OS、パッチ、およびベースソフトウェアのインストール後) |
- Intel 1.8GHz 64 ビットの 6 コア (ランタイムあたり 1.8GHz 64 ビットの 6 コア)
- 12 GB の RAM (ランタイムあたり 4 コア)
- オペレーティングシステム:Microsoft Windows 10、 Windows Server 2016、 Windows Server 2019、 Windows Server 2022
- NET フレームワーク:Windows 4.7.1 以降
- DPI スケーリング設定を非アクティブ化する必要があります。
- オペレーティングシステム:Windows Server 2022
- NET フレームワーク:Windows 4.7.1 以降
- DPI スケーリング設定を非アクティブ化する必要があります。
Yokohama にアップグレードする場合は、Yokohama の最新ロボット MSI がインストールされていることを確認します。古いバージョンのロボットは動作しません。
1 つの無人ロボットが 1 つのマシンのみにマッピングされます。これは標準ロボットに適用されます。
無人ロボット アプリケーションに使用される仮想マシン (VM) は永続的で常に稼働している必要があります。
| リソース | 最低 | 推奨 |
|---|---|---|
| CPU | Intel プロセッサー (1vCPU) | Intel プロセッサー (4vCPU) |
| RAM | 4 GB RAM | 8 GB RAM |
| ディスクスペース | 20 GB 以上の空きディスク容量 (OS、パッチ、およびベースソフトウェアのインストール後) | 50 GB 以上の空きディスク容量 (OS、パッチ、およびベースソフトウェアのインストール後) |
- オペレーティングシステム:Microsoft Windows 10、あるいは Windows Server 2016 または Windows Server 2019
- NET フレームワーク:Windows 4.7.1 以降
- DPI スケーリング設定を非アクティブ化する必要があります。
アテンド型ロボットは 1 人のユーザーのみにマッピングされます。
| リソース | 最低 | 推奨 |
|---|---|---|
| CPU | Intel プロセッサ (Core i5 以上) | Intel プロセッサ (Core i7) |
| RAM | 4 GB RAM | 8 GB RAM |
| ディスクスペース | 20 GB 以上の空きディスク容量 (OS、パッチ、およびベースソフトウェアのインストール後) | 50 GB 以上の空きディスク容量 (OS、パッチ、およびベースソフトウェアのインストール後) |
- オペレーティングシステム:Microsoft Windows 10、あるいは Windows Server 2016 または Windows Server 2019
- NET フレームワーク:Windows 4.7.1 以降
- 解像度 1920x1080p のモニター
- DPI スケーリング設定を非アクティブ化する必要があります。
ブラウザー要件
ServiceNow ワークスペースでは、モバイルデバイスをサポートしていません。サポートされているブラウザのリストの詳細については、「ブラウザのサポート」を参照してください。
アクセシビリティ情報
- アクセシビリティの改善
- アクセシビリティの改善は、WCAG 2.1 レベル AA 準拠をサポートするために完了しました。
ローカリゼーション情報
RPA ハブ は多言語に対応しています。詳細については、「Internationalization support for RPA Hub (RPA Hub のインターナショナリゼーションプラグインのサポート)」を参照してください。