委任された要求エクスペリエンス

  • リリースバージョン: Washingtondc
  • 更新日 2024年02月01日
  • 読む8読むのに数分
  • 要求元変数を使用して、別のユーザーまたは複数のユーザーの代わりにカタログアイテムを要求できます。

    委任された要求エクスペリエンスは、次のエンティティで構成されます。
    • カタログアイテムの要求元変数。この変数については「要求元」を参照してください。
    • 要求されたアイテム (RITM)の [要求元] フィールド
      注:
      フォームビュー、リストビュー、メール通知は、RITM の [要求元 フィールドを反映するようには更新されません。

    設定オプション

    次の設定オプションを利用できます。
    • 要求元変数を使用して、どのユーザーの代わりに要求の送信するのか指定します。また、要求元変数をレコードプロデューサーのテーブルのフィールドにマッピングすることもできます。
    • 必要に応じて、RITM フォームの [要求元] フィールドを設定します。このフィールドには、要求元変数の値が自動で格納されます。
    • [アクセスタイプ] フィールドを使用してカタログアイテムの委任された要求を許可します。このフィールドでは、カタログアイテムへのアクセス権を持たないユーザーの代わりに要求を送信できるかどうかを指定できます。
    • サービスポータルで複数のユーザーの代わりにアイテムに対して 1 つの要求を送信します。
    重要:
    2 ステップチェックアウトが有効になっている場合、委任された要求エクスペリエンスはサポートされません。

    Request Management

    カタログアイテム要求を送信すると、要求元変数の値が RITM の [要求元] フィールドにコピーされます。このフィールドが RITM フォームで利用できない場合は、設定する必要があります。
    注:
    カタログアイテムを送信した後は、要求元変数が変更されても [要求元] フィールドの値は自動的に更新されません。また、その逆も同様です。
    サービスポータルで、
    • RITM の要求元ユーザーが複数存在する場合は、注文ステータスページに次の情報が表示されます。
      • RITM の要求元ユーザーを表示する [要求] 列。
      • [注文ステータス] ページを表示しているユーザーが要求を送信したユーザーではない場合は、[要求者] 情報には、該当の要求の要求元ユーザーが表示されます。これは、RITM を表示しているユーザーが要求したユーザーではない場合の Now Mobile にも当てはまります。
    • RITM の要求元ユーザーが要求 (REQ) の要求元ユーザーとは異なる場合、[自分の要求] メニューには RITM を要求しているユーザーに対する RITM レコードが表示されます。RITM 要求元ユーザーが REQ 要求元ユーザーと同じである場合は、 [自分の要求] メニューに REQ が表示されます。
    • 要求元変数を含むカタログアイテムを追加して買い物かごからバンドルを作成すると、アイテムは変数値を保持します。後で別のユーザーの代わりに要求するために買い物かごにそのアイテムを追加する場合は、必要に応じて要求元変数の値を編集する必要があります。

    レコードプロデューサーの要求エクスペリエンス

    レコードプロデューサーを送信すると、[フィールドにマッピング (Map To Field)] 構成に基づいて、要求元変数の値がターゲットレコードのフィールドにコピーされます。

    注文ガイドの要求エクスペリエンス

    このエクスペリエンスは、次の条件が満たされる場合にのみ注文ガイドでサポートされます。
    • 注文ガイドに要求元変数がある
    • 注文ガイドのすべてのアイテムに要求元変数がある
    カタログアイテムは、要求元ユーザーのカタログアイテムに対するアクセスに応じて、注文ガイドに含まれます。
    • ユーザーがカタログアイテムにアクセスできず、その [アクセスタイプ][制限付き] に設定されている場合、そのアイテムは注文ガイドに含まれません。
    • ユーザーがカタログアイテムにアクセスできず、その [アクセスタイプ][委任済み (Delegated)] に設定されている場合、そのアイテムは注文ガイドに含まれます。
    [ニーズを説明] セクションの要求元変数の値は、ルールベースのカタログアイテムの要求元変数に常にカスケードされます。
    • 要求元変数の値のカスケードは、変数名ではなく変数タイプにのみ依存します。
    • 注文ガイドで [カスケード変数] チェックボックスがオフになっていても、要求元変数の値はカスケードされます。
    • 含まれているカタログアイテムの要求元変数は編集できません。

    複数のユーザーの代わりにカタログアイテム要求を送信する

    複数のユーザーの代わりに要求を送信できるようにするために、カタログアイテムの要求元変数を構成できます。
    1. [タイプ仕様] タブで [追加要求の有効化] チェックボックスをオンにします。
    2. 複数のユーザーの代わりにカタログアイテム要求を送信できる [追加要求を使用するロール] フィールドで、ロールを指定します。ロールが指定されていない場合は、カタログアイテムにアクセスできるすべてのユーザーが要求を送信できます。
    カタログアイテムの要求元変数を設定すると、サービスポータルにそのアイテムの [追加要求 (Also request for)] フィールドが表示されます。このフィールドで複数ユーザーを指定すると、次を実行できます。
    • アイテムを買い物かごに追加する
      • [追加要求 (Also request for)] フィールドで指定されたユーザーごとに、個別の買い物かごアイテムが作成されます。
      • 各買い物かごアイテムの要求元変数には、対応するユーザーが設定されます。
    • 要求を送信する
      • 単一の要求が作成されて、アイテムを要求している現在ログインしているユーザーに割り当てられます。
      • [追加要求の有効化] フィールドと要求元変数で指定されたユーザーごとに、個別の RITM が作成されます。
    注:
    • このエクスペリエンスはサービスポータルで利用できます。
    • このエクスペリエンスは Now Mobile とワークスペースでは利用できません。
    • このエクスペリエンスはレコードプロデューサーと注文ガイドでは利用できません。
    • [追加要求 (Also request for)] フィールドはウィッシュリストと買い物かごには表示されません。
    • カタログクライアントスクリプト、カタログ UI ポリシー、g_form() API は [追加要求 (Also request for)] フィールドには適用されません。
    • [追加要求 (Also request for)] フィールドは、要求元変数が編集可能である場合にのみ表示されます。たとえば、要求ユーザーに要求元変数の書き込み権限がない、またはカタログクライアントスクリプトで変数が読み取り専用に設定されている場合、このフィールドは表示されません。
    • [追加要求 (Also request for)] フィールドには、最大 50 ユーザーを追加できます。
    • いずれかのユーザーが [アクセスレベル][制限付き] に設定されているカタログアイテムに対するアクセス権を持ってない場合、そのアイテムを買い物かごに追加することはできません。

    要求のクローン

    要求をクローンする場合:
    • クローンされた要求の要求元値は、要求がクローンされているユーザーで更新されます。
    • (要求元変数の有無に関わらず) クローズされた RITM の要求元値は、次のエンティティについて要求がクローンされているユーザーで更新されます。
      • RITM 要求元ユーザー
      • 要求元変数の値

    要求のクローンについては「要求のクローン」を参照してください。

    重要:
    • 要求をクローンできるのは、すべての RITM が同じユーザーのために要求される場合のみです。
    • 要求のアイテムに対するアクセス権 ([アクセスタイプ] に基づく) を持たないユーザーのために要求をクローンすることはできません。
    • 要求元変数における変数の依存関係は、要求をクローンする際には考慮されません。

    買い物かごの動作

    要求元変数を使用すると、さまざまなユーザーのために複数のカタログアイテムを買い物かごに追加して、買い物かごを 1 つの要求として送信できます。複数のアイテムを含む買い物かごの要求を送信すると、個別の RITM によってカタログアイテムごとに、単一の要求が作成されます。この場合、各 RITM の [要求] フィールドは対応する要求元変数の値を継承します。

    さまざまなユーザーの買い物かごに複数のアイテムを追加して要求を送信すると、個別の RITM によってカタログアイテムごとに、対応する要求元ユーザーの要求が 1 つ作成されます。

    表 : 1. 買い物かご送信シナリオ
    シナリオ 買い物かごの動作
    買い物かごのすべてのアイテムに要求元変数があり、同一のユーザーのために要求される
    • RITM の要求元値は、要求元変数の値です。
    • 要求の要求元値は、要求元変数の値です。
    買い物かごのすべてのアイテムに要求元変数があり、複数のユーザーのために要求される
    • RITM の要求元値は、要求元変数の値です。
    • 要求の要求元値は、ログインしたユーザーまたは買い物かごで指定されているデフォルトの要求元ユーザーです。
    買い物かごのアイテムに要求元変数がない
    • RITM の要求元値は、買い物かごで指定されているデフォルトの要求元ユーザーです。
    • 要求の要求元値は、ログインしたユーザーまたは買い物かごで指定されているデフォルトの要求元ユーザーです。
    買い物かごの一部のアイテムに要求元変数がある一方、その他のアイテムにはない
    • RITM の要求元値は、次のいずれかです。
      • 要求元変数が存在する場合、それは変数値です。
      • 要求元変数値が存在しない場合は、ログインしたユーザーまたは買い物かごで指定されているデフォルトの要求ユーザーです。
    • 要求の要求元値は、ログインしたユーザーまたは買い物かごで指定されているデフォルトの要求元ユーザーです。

    要求元変数のパラメーターを渡す

    Now Platformサービスポータル のパラメーターを使用して、カタログアイテムのデフォルトの要求元変数の値を指定できます。
    • プラットフォームで、ユーザーの sys_id を URL の sysparm_requested_for の値として渡します。
    • サービスポータルで、ウィジェットインスタンスオプションの requested_for_idrequested_for_display の各パラメーターを指定します。
      たとえば、カタログアイテムウィジェットに移動し、Ctrl キーを押しながら [ページ編集者のインスタンス] を選択して、以下のパラメータ―を [追加オプション、JSON 形式] フィールドで指定します。
      "requested_for_id": "a8f98bb0eb32010045e1a5115206fe3a 
      "requested_for_display": "Abraham Lincoln"
    注:
    カタログフォームのロード後に、要求元値が設定されます。