ISO/IEC 27017:2015 は、ISO/IEC 27002 で指定されているクラウド固有の情報セキュリティコントロールの実装に関する規格です。
この認定取得は年ごとに実施される監査により行われ、ServiceNow は 2018 年から ISO/IEC 27017:2015 の認定を受けている組織です。
ISO/IEC 27001:2022 認定は、ISO/IEC 27002 のベストプラクティスガイドに基づいて、セキュリティ管理のベストプラクティスとコントロールを指定します。 これにより、当社の情報セキュリティマネジメントシステム (ISMS) が適切に調整され、セキュリティ上の脅威の変化に対応していることが保証されています。これは目まぐるしく進化する IT セキュリティの世界において不可欠な要素です。
再認定は、3 年ごとに監査によって取得され、これに含まれる年次監査モニタリングオーダーにより ServiceNow の以下の事項が立証されています。
- 包括的な ISMS を設計し、実装している。
- 継続的なリスク管理プロセスを採用し、進化し続ける脅威の状況やリスクに合わせて適切な情報セキュリティコントロールを確実に実施している。
- 体系的に情報セキュリティリスクを適切に評価し、組織の脅威や脆弱性の影響を含む複数の要因を考慮している。
ServiceNow は、2012 年以降、ISO/IEC 27001 の認定を受けており、認定証はこちらにあります。
ISO/IEC 27018:2019 は ISO/IEC 27002 に基づく実践のための規範であり、ISO/IEC 29100 のプライバシー原則に従って、公共クラウドでの個人識別情報 (PII) の保護を取り扱っています。
この認定取得は年ごとに実施される監査により行われ、ServiceNow は 2016 年から ISO/IEC 27018:2019 の認定を受けています。
サービスの組織的コントロール (SOC) フレームワークは、クラウド内のお客様のデータの機密性、完全性、可用性を保護するための適切なコントロール能力に関し、ServiceNow が必要な基準を満たしていることの証明書です。
- SOC 1 は、お客様の財務レポートに影響を与える内部コントロールの有効性に焦点を当てています。
- SOC 2 は、可用性、完全性、セキュリティ、機密性、またはプライバシーに関連するコントロールを評価します。
ServiceNow は、第三者による監査を受けており、2011 年以降、SSAE 18 SOC 1 タイプ 2 の証明書を維持しています (2017 年に SSAE 16 は SSAE 18 に更新)。 SSAE 18 は国際規格 ISAE3402 に準拠しており、現在は廃止されている SAS70 が置き換えられました。
ServiceNow の SOC 1 レポートは、10 月 1 日 (前暦年) から 9 月 30 日 (当暦年) までの期間を対象としており、各暦年の年末 (12 月) までに ServiceNow CORE から入手可能となります。
4 月 1 日から 3 月 31 日までの期間を対象とする SOC 1 レポートは、各暦年の第 2 四半期末 (6 月) までに ServiceNow CORE から入手可能となります。
また、2013 年以来 ServiceNow は、AICPA 信頼サービス基準 (TSC) に記載されているセキュリティ、可用性、および機密性のコントロールに関連する、年次 SOC 2 タイプ 2 の証明書を維持しています。
ServiceNow の SOC 2 レポートは、10 月 1 日 (前暦年) から 9 月 30 日 (当暦年) までの期間を対象としており、各暦年の年末 (12 月) までに ServiceNow CORE から入手可能となります。
ブリッジレターは、各監査期間の間に提供されるため、ServiceNow は年間を通じて監査の対象となります。
ServiceNow の SOC 1 ブリッジレターは、10 月 1 日 (当暦年) から 12 月 31 日 (当暦年) までの期間を対象としており、翌暦年の第 1 四半期末までに ServiceNow CORE から入手可能となります。
4 月 1 日から 6 月 30 日までの期間を対象とする SOC 1 ブリッジレターは、各暦年の第 3 四半期末までに ServiceNow CORE から入手可能となります。
ServiceNow の SOC 2 ブリッジレターは、10 月 1 日 (当暦年) から 12 月 31 日 (当暦年) までの期間を対象としており、翌暦年の第 1 四半期末までに ServiceNow CORE から入手可能となります。
EU クラウド行動規範 (CoC) は、欧州のクラウドコンピューティング市場で信頼と透明性を高め、クラウド顧客向けのクラウドサービスプロバイダー (CSP) のリスクアセスメントプロセスを簡素化するために設計された一連のコントロール要件です。 このコンプライアンスを実証するために、ServiceNow は 80 を超える EU クラウド行動規範 (CoC) 要件の内部監査を実施し、その監査作業の外部評価を受けました。 ServiceNow が EU クラウド行動規範 (CoC) への準拠を外部で検証したことは、既存のセキュリティ認定とプライバシー認定に加えて、最高レベルのプライバシーとセキュリティ基準を維持するという当社の継続的な取り組みを物語っています。
サービスは、EU クラウド行動規範 (CoC)、Verification-ID 2022LVL02SCOPE3113 に準拠していることが検証されています。 詳細については、https://eucoc.cloud/en/public-register をご覧ください。
ServiceNow の Government Community Cloud (GCC) は現在、米国連邦政府によるリスクおよび認証管理プログラムの合同認定委員会 (FedRAMP JAB) から受けた P-ATO (High Baseline Provisional Authority to Operate) を保持しています。 これにより ServiceNow は、当社のセキュアクラウドソリューションの米国連邦政府機関とプロバイダーへの導入を加速させ、連邦情報セキュリティ管理法 (FISMA) のもと、クラウドコンピューティング製品やサービスの評価、監視、認定を行うための標準化された手法を実装することができます。
GCC は、2019 年 8 月に最初の GCC FedRAMP High Provisional Authority to Operate (P-ATO) の認定を受けました。 GCC は、米国防総省 (DoD) の影響度レベル 4 (IL4) と CNSSI 1253F プライバシーオーバーレイ高気密性 PII + PHI の規制要件も満たしています。
ServiceNow の Government Community Cloud (GCC) サービスは現在、米国防総省 (DoD) の影響度レベル 4 (IL4) の暫定認可 (PA) を維持しています。 これにより、米国の国防総省 (DoD) とインテリジェンスコミュニティ (IC) による ServiceNow 製品の調達が容易になり、国防情報システム局 (DISA) が開発した DoD クラウドコンピューティング (CC) セキュリティ要求事項ガイド (SRG) によって定義された、ベースライン標準が確立されています。
ServiceNow は、2019 年 10 月に最初の GCC DoD IL4 PA を取得しました。 DoD IL4 PA には、FedRAMP High と DoD IL4 の両方の規制要件が含まれています。 ServiceNow の GCC は、CNSSI 1253F プライバシーオーバーレイ高気密性 PII + PHI の規制要件も満たしています。
ここをクリックすると、DISA Storefront の『Standard Offering』セクションで ServiceNow が示されています。
ServiceNow は、米国国防総省 (DOD) の影響度レベル 5 (IL5) の暫定認可を取得しました。 これにより、ServiceNow National Security Cloud (NSC) は、国防総省の厳しいクラウドコンピューティングセキュリティ要求事項ガイドを影響度レベル 5 で満たすように構築され認可された、数少ない SaaS (Software-as-a-service) / PaaS (Platform-as-a-Service) 製品の 1 つとなりました。
この IL5 暫定認可によって、国防総省、そのミッションパートナー、一部の連邦政府機関は、管理された非分類情報や非分類国家安全保障システムなどの機密性の高いデータを、Microsoft Azure Government にホストされた ServiceNow のクラウドベースソリューションに移行できるため、国防総省のデジタル変革を加速させることができます。
MTCS レベル 3 は、ServiceNow がシンガポールのクラウドにおけるお客様のデータの機密性と完全性に関する基準を満たすことを保証する認定です。 ISO/IEC 27001 を基盤とし、事業継続性のプランニングと災害復旧とともに、データの主権、保存、可用性を対象とします。
ServiceNow は、取得可能な最高レベルの認定である MTCS レベル 3 を取得していることを誇りに思います。
ServiceNow のオーストラリアプラットフォームについては、OFFICIAL データと PROTECTED データに関してオーストラリアの ISM コントロールを満たしていることが公認の IRAP 審査員によって中立的に評価されています。 IRAP で評価された OFFICIAL クラウドサービスと PROTECTED クラウドサービスは、オーストラリア政府のお客様に Now Platform の信頼と自信を提供し、ServiceNow がオーストラリア政府機関や重要なインフラストラクチャプロバイダーに効果的に関与することを可能にしています。
オーストラリアの規制対象のお客様向け詳細については、こちらをご確認ください。https://your.servicenow.com/microsoftregulatedindustries/australia
ServiceNow と EU デジタルサービス法 (デジタルサービスの単一市場に関する 2022 年 10 月 19 日付欧州議会および理事会規則 (EU) 2022/2065 および指令 2000/31/EC の改正):
EU デジタルサービス法に基づくお問い合わせは、DSACompliance@ServiceNow.com までご連絡ください。
ServiceNow は、データプライバシーフレームワーク (DPF) プログラムに参加しています。 EU-U.S. DPF、UK Extension to the EU-U.S. DPF、Swiss-U.S. DPF は、それぞれ米国商務省と欧州委員会、英国政府、スイス連邦政府によって開発され、EU、英国、スイスから米国に個人データを移転するための信頼できるメカニズムを米国の組織に提供し、EU、英国、スイスの法律と整合性のあるデータ保護を確保します。
データプライバシーフレームワークプログラムの詳細については、https://www.dataprivacyframework.gov/s/ をご覧ください。 ServiceNow の DPF ポリシーは、https://www.servicenow.com/data-privacy-framework.html から入手できます。