災害対応のデジタル基盤
多くの組織では、ServiceNow を導入するには社内アセスメント、各種手続き、書類作成などの長い道のりをたどる必要があります。 ところが Florida Digital Service では、文字通り一晩で導入にこぎつけました。
Florida Digital Service が ServiceNow の顧客になったのは 2022 年 9 月の最終週、ハリケーンイアンがフロリダ州を直撃した夜のことです。 地域社会が危機に陥り、多数の州行政機関がサポートを必要としている状況に直面し、Florida Digital Service は災害復旧作業を支援するためのソリューションを迅速に展開する必要に迫られました。
ServiceNow が選ばれたのは、導入後すぐに利用可能で、Florida Digital Service がフロリダ州民を支援するソリューションの設計を直ちに開始できるためです。 行方不明者を特定し、行方不明として登録された人が自ら無事でいることを表明できるポータルを作成する最初のソリューションがわずか 18 時間で立ち上げられました。 これは ServiceNow にとっても史上最速の導入事例です。
missing.fl.gov が、わずか 36 時間で立ち上げられました。 ここから Florida Digital Service は、ネットワーク機能を利用して食料品店や医療機関が支援を得て営業を続けられるようにし、州行政機関のネットワークアクセスも補助するソリューションのサポートに尽力しました。 こうしたプロセスの管理も ServiceNow を利用して、ServiceNow パートナーである Servos のサポートを受けながらゼロから構築しました。 この協力体制での運用によって、災害復旧においてデジタルが実現できる役割について新たなベースラインが設定されたのです。