ServiceNow、2024年度第4四半期および通期業績を発表、
取締役会が追加で30億ドルの自社株買いプログラムを承認
【2025年1月30日】
ServiceNow Inc.
※本資料は、2025年1月29日(米国時間)付けで米国ServiceNow, Inc.が発表した報道資料の抄訳版です。原文は参照情報として組み込まれており、こちらからご覧いただけます。本社プレスリリース
・ 2024年度第4四半期サブスクリプション売上は28.66億ドル、前年同期比21%増、為替変動の影響を除いた場合は21%増
・ 2024年度第4四半期総売上は29.57億ドル、前年同期比21%増、為替変動の影響を除いた場合は21%増
・ 2024年度第4四半期現在の現在残存履行義務(CRPO) は100.27億ドル、前年同期比19%増、為替変動の影響を除いた場合は22%増
・ 2024年度第4四半期現在の残存履行義務(RPO) は220.3億ドル、前年同期比23%増、為替変動の影響を除いた場合は26%増
・ 年間契約価値(ACV)が500万ドル以上の顧客は500社近くで、前年同期比21%増
・ ServiceNow取締役会は、希薄化を調整することを主な目的とした自社株買いプログラムによる普通株式の30億ドルを上限とした追加取得を承認
カリフォルニア州サンタクララ – 2025年1月29日 ビジネス変革のためのAIプラットフォームを提供するServiceNow(NYSE: NOW)は、本日、2024年12月31日に終了した2024年度第4四半期の業績を発表しました。2024年度第4四半期のサブスクリプション売上は28.66億ドルで、前年同期比21%増、為替変動の影響を除いた場合は21%増となりました。
ServiceNowの会長兼CEOであるビル・マクダーモット(Bill McDermott)は次のように述べています。「ServiceNowは第4四半期の期待値を超えて2024年度を終了しました。市場予想を上回る業績となり、今後の業績見通し(ガイダンス)を上方修正するこれまでの業績をさらに更新しました。AIは、企業のテクノロジーランドスケープを隅々まで再編する原動力となっており、経営層は、ServiceNowプラットフォームをAIエージェントのコントロールタワーとして活用して飛躍的な生産性の実現とエンドツーエンドなビジネス変革を円滑に推進しています。今後非常に大きなチャンスが到来する前のまだ初期段階に私たちはいます。ServiceNowのイノベーション、成長、そして収益性は、他に類を見ないものです。」
2024年12月31日時点で、現在残存履行義務(“cRPO”)、つまり向こう12ヶ月間に売上として計上される予定の契約上の売上は100.27億ドルで、前年同期比19%増、為替変動の影響を除いた場合は22%増でした。ServiceNowは現在ACVが100万ドル以上の顧客が2,109社あり、前年同期比12%増えています。また、500万ドル以上の顧客が500社近くあり、前年同期比21%増えています。
ServiceNowのプレジデント兼CFOであるジーナ・マスタントゥオーノ(Gina Mastantuono)は次のように述べています。「第4四半期に生成AIの新規ACVは大幅に伸長しました。ServiceNowの生成AI機能であるNow Assistサービスデスク案件が前年同期比150%増加したことが背景です。私たちは可能性のほんの表面をなぞったにすぎず、私たちが2025年に起こしている行動は、単に現在リードしている状況を維持するだけではなく、拡大していくことなのです。私たちはエージェント駆動による自動化の未来を形作ろうとしています。そして、ビジネス変革のためのAIプラットフォームを通じてServiceNowのポジションを一層堅固にし、継続的な成長を実現していきます。」
最近のビジネスハイライト
イノベーション
・ AI分野におけるリーダーとして、ServiceNowは本日ServiceNowプラットフォームをAIエージェントのコントロールタワーとして位置付けるという飛躍的イノベーションを発表しました。これらのイノベーションには、複数のAIエージェントから構成されるチームが複数の業務、システム、部門を超えて対応する強力なAI Agent Orchestrator、すべてのワークフローにあらかじめ組み込まれた数千のAIエージェント、そして、完全にカスタマイズしたAIエージェントを構築するためのAI Agent Studioなどが含まれ、2025年3月よりServiceNow Pro PlusおよびEnterprise Plusのオファリングとして提供される予定で、これにより企業のAIエージェント導入の加速を支援します。20年にわたって積み上げた知見のもとに構築された単一の信頼できるServiceNowプラットフォームの一環として、これらの新たな機能は、これまで自動化が難しかった複雑で曖昧なタスクに対応できるようになることですべての人々やすべての業務プロセスで飛躍的に生産性向上を実現させます。
・ 第4四半期に、ServiceNowはイノベーションのロードマップを継続的に推進し、ServiceNowプラットフォーム上に自律的で責任ある150以上の生成AI関連のイノベーションをリリースしました。これらのイノベーションには、可視化と管理機能を強化したAI Governanceツールが含まれます。本ツールにより、安全かつコンプライアンスに準拠したAI運用、多言語サポート、構成管理用に特定の目的のために構築された生成AIソリューション群、契約管理、法務サービス、健康管理と安全対策などを支援します。
パートナーシップと買収
・ ServiceNowは顧客のAI変革を加速するためにリーダー企業とパートナーシップを継続的に推進しており、本日、テクノロジーパートナーエコシステムの拡充について発表しました。
・ ServiceNowおよびGoogle Cloudの両者はパートナーシップを拡大し、ServiceNow on Google Cloud Marketplace and Google Distributed Cloudを立ち上げます。さらに、ServiceNow Workflow Data Fabricおよび企業間を繋ぐワークフローについて、Google CloudのAIインフラ、開発プラットフォーム、生産性ツールと統合します。これは、民間企業と公的機関のニーズに対応するためのものです。
・ ServiceNowおよびOracleは、ServiceNow Workflow Data Fabricの機能をOracleのデータソースと統合し、インサイトをアクションに繋げることで、意思決定の高度化と俊敏性の向上を目指します。
・ ServiceNowおよびSoftwareOne Holding AGは、複数年にわたる戦略的パートナーシップを結び、互いの顧客のソフトウェアやクラウドへの投資に対するROIの最大化を目指します。
・ ServiceNowおよびVisaは、現在の戦略的アライアンスを拡大し、世界各国の金融機関が直面する高コストで長期化するクレジットカードの異議申し立て手続きの効率化を目指します。
・ 本四半期中の追加のパートナーシップについて
・ ServiceNowおよびASDAは、協力関係を拡大し、Technology Workflow、Customer Workflow、Employee Workflowを横断してオペレーションを統合することで、従業員や購買客のエクスペリエンス向上を目指します。
・ ServiceNowおよびAWSによるAI変革を加速するための新機能に関するパートナーシップ
・ ServiceNowとFive9による統合された従業員や顧客エクスペリエンスを目指した即時導入可能なAI駆動型ソリューションに関するパートナーシップ
・ ServiceNowとMicrosoftによるMicrosoft CopilotおよびServiceNow AIエージェントによるフロントオフィスの最新化に関するパートナーシップ。これにより顧客の課題を解決するための両者のプラットフォームの強みを活用します。
・ 1月初旬、ServiceNowはCueinの買収を発表、CueinはAIネイティブの会話データ分析プラットフォームを提供している企業で、ServiceNowプラットフォーム上の次世代AIエージェントの開発を促進します。
・ 第4四半期に、Mission Secureを買収し、業界産業市場の顧客向けのオペレーショナルテクノロジー(OT)を強化。顧客のOT環境における視認性と情報の関連性を強化することで意思決定の改善とダウンタイム短縮を目指します。
投資
・ ServiceNowの潤沢な手元資金と希薄化を調整する戦略を踏まえ、取締役会は、自社株買いプログラム¹による普通株式の30億ドルを上限とした追加取得を承認しました。
・ ServiceNowは、自社株買いプログラムの一環として、普通株式約293,000株を2.96億ドルで取得しました。これは主に希薄化を調整するためのものです。当初承認された15億ドルのうち、2.66億ドルは将来の自社株買いプログラムのために引き続き利用可能となっています。
評価
・ 1月15日、ServiceNowは2024年 Gartner®社のCRM Customer Engagement Center のMagic Quadrant™でリーダーの1社と評価されたと発表しました。そのビジョンの完全性(Completeness of Vision)と実行能力(Ability to Execute)²に基づいて評価されたものです。本四半期中に、ServiceNowは初めて、2024年Gartner®社のIT Service Management (ITSM)のAIアプリケーション³でリーダーの1社と評価されました。ServiceNowはさらに、2024年度第4四半期The Forrester Wave™のTask‑Centric Automation Softwareでリーダーの1社に選ばれました⁴。
・世界クラスの評判と企業文化の証として、ServiceNowは再びFortune® World’s Most Admired Companies 2025™ list⁵に認定されました。本四半期中に、ServiceNowはAmerican Opportunity Indexに認定され、ソフトウェア企業として第1位、約400社の中の総合第5位となりました。さらに、Forbes Most Trusted Companies in America 2025 listにおいて、第2位となり、Fast Company 100 Best Workplaces for Innovators 2024およびFortune® Best Workplaces for Women 2024⁵などにおいても認定されました。
エグゼクティブリーダーシップ
・ ServiceNowが戦略的成長への注力を拡大・強化していく中、エグゼクティブリーダーシップチームは、ServiceNowがエンタープライズAIのリーダーとしてのポジションを強化していくために極めて重要です。そのため、ServiceNowは、以下のエグゼクティブメンバーの職掌を拡大します。ジーナ・マスタントゥオーノ(Gina Mastantuono)はプレジデント兼CFO、クリス・ベディ(Chris Bedi)は、チーフカスタマーオフィサー兼AI変革に関する会長アドバイザー、ポール・スミス(Paul Smith)はプレジデント兼グローバルカスタマーおよびフィールドオペレーション、ジャッキー・ケニー(Jacqui Canney)はチーフピープルおよびAIイネーブルメントオフィサー、そして、ニック・ツィツィン(Nick Tzitzon)はバイスチェアとなります。
1.プログラムには固定された有効期限はなく、一時的に停止される可能性があり、またいつでも終了される可能性があり、ServiceNowがその普通株を取得することを義務付けません。自社株買いプログラムのタイミング、方法、価格、株数はServiceNowの裁量で決定され、ビジネス、経済や市場状況、現在の株価、企業および法規制の要件やその他の留意点など様々な要素によって決まります。
2. 2024年12月11日、Pri Rathnayake, Drew Kraus, Wynn White, December 11, 2024によるGartner, Magic Quadrant for the CRM Customer Engagement Center
3. 2024年10月9日、Chris Matchett, Rich Doheny, Chris Laske, Ankita HundalによるGartner, Inc., Magic Quadrant for Artificial Intelligence Applications in IT Service Management
4. 2024年12月5日、Bernhard Schaffrik with Pascal Matzke, Faith Born, Kara HartigによるForrester Research, The Forrester Wave™: Task‑Centric Automation Software, Q4 2024
5. ©2025 Fortune Media IP Limited. 無断転載を禁じます。ライセンスに基づき使用されています。Fortune は登録商標であり、Fortune World’s Most Admired Companies™ は Fortune Media IP Limited の商標であり、ライセンスに基づき使用されています。Fortuneおよび_Fortune Media IP LimitedはServiceNowとは提携しておらず、また、ServiceNowの製品やサービスを推奨するものではありません。
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2024年度第4四半期GAAPおよびNon‑GAAP業績
以下の表は2024年度通期の業績を要約したものです。

1. 当社は、GAAPに準拠して算出された財務指標に加えて、Non‑GAAP財務指標を報告していますが、これらはGAAP財務指標の代替や、それを上回るものとして使用するものではありません。Non‑GAAP指標の説明については、『Non‑GAAP財務指標の使用に関する声明』セクションをご参照ください。また、GAAP指標と非Non‑GAAP指標の調整については、『GAAP to Non‑GAAP Reconciliation』と題された表をご覧ください。
2. GAAP指標とNon‑GAAP指標の調整については、『GAAP to Non‑GAAP Reconciliation』と題された表をご参照ください。
3. Non‑GAAPベースのサブスクリプション収益および総収益は、為替レートの変動による影響や外貨ヘッジ契約による損益を除外し、為替変動の影響を除いた場合の数値に調整されています。一方、プロフェッショナルサービスおよびその他の収益、cRPO、およびRPOは、為替変動の影響を除いた場合の数値にのみ調整されています。また、GAAP指標とNon‑GAAP指標の調整については、『GAAP to Non‑GAAP Reconciliation』と題された表をご覧ください。
注:数値は表示の都合上端数処理されており、合計が一致しない場合があります。
2024年通期GAAPおよびNon‑GAAP業績

1. 当社は、GAAPに準拠して算出された財務指標に加えて、Non‑GAAP財務指標を報告していますが、これらはGAAP財務指標の代替や、それを上回るものとして使用するものではありません。Non‑GAAP指標の説明については、『Non‑GAAP財務指標の使用に関する声明』セクションをご参照ください。また、GAAP指標と非Non‑GAAP指標の調整については、『GAAP to Non‑GAAP Reconciliation』と題された表をご覧ください。
2. GAAP指標とNon‑GAAP指標の調整については、『GAAP to Non‑GAAP Reconciliation』と題された表をご参照ください。
3. Non‑GAAPベースのサブスクリプション収益および総収益は、為替レートの変動による影響や外貨ヘッジ契約による損益を除外し、為替変動の影響を除いた場合の数値に調整されています。一方、プロフェッショナルサービスおよびその他の収益、cRPO、およびRPOは、為替変動の影響を除いた場合の数値にのみ調整されています。また、GAAP指標とNon‑GAAP指標の調整については、『GAAP to Non‑GAAP Reconciliation』と題された表をご覧ください。
注:数値は表示の都合上端数処理されており、合計が一致しない場合があります。
業績見通し
当社の業績見通しには、GAAPおよびNon‑GAAPの財務指標が含まれています。Non‑GAAPベースのサブスクリプション収益の成長率は、為替レートの変動による影響や外貨ヘッジ契約による損益を除外し、為替変動の影響を除いた場合の数値に調整されています。また、Non‑GAAPベースのcRPOの成長率についても、為替変動の影響を除いた場合の数値にのみ調整することで、基礎的な事業動向をより明確に示せるようにしています。
2024年9月30日以来、ServiceNowは米ドルの段階的な上昇により、2025年のサブスクリプション売上において約1.75億ドルの為替によるマイナス影響受けていますが予想され、第1四半期には4000万ドルの影響が見込まれています。これには、2025年第1四半期の4000万ドルおよび2025年第1四半期cRPOの2.05億ドルが含まれていますまた、2025年第1四半期のcRPOに関しても2.05億ドルのマイナス影響が生じることが予想されています。
当社のガイダンスは、米国連邦政府向け事業において、大統領政権交代による季節性の影響から、年度後半により顕著に業績が偏る線形性を想定しています下半期により売上が集中することを前提としています。
2025年より、当社のビジネスモデルは当社のAIおよびデータソリューションにおける従量課金型の収益化の要素を含むものに移行を開始します。例えば、新たなAIエージェントをPro PlusおよびEnterprise Plus SKUsに含めます。これにより、新規サブスクリプションの増加を見送る代わりに、導入の加速を促進し、時間の経過とともに利用増加を収益化します。さらに、当社の販売戦略を最大化し、より統合されたソリューションを開発して、Knowledge 2025で発表する予定です。当社のガイダンスは、さらなるフリーキャッシュフローの創出を目指しながら、これらの対応をしていくための柔軟性を慎重に反映しています。当社のフリーキャッシュフローマージンのガイダンスは、2024年の予想を上回る業績により加速した成長をベースに段階的な拡大を反映しています。
以下の表は2025年度第1四半期のガイダンスを要約したものです。

1.当社は、GAAPに準拠して算出された財務指標に加えて、Non‑GAAP財務指標も報告していますが、これらはGAAP財務指標の代替や、それを上回るものとして使用するものではありません。Non‑GAAP指標の説明については、『Non‑GAAP財務指標の使用に関する声明』セクションをご参照ください。
2. GAAP指標とNon‑GAAP指標の調整については、『Reconciliation of Non‑GAAP Financial Guidance(Non‑GAAP財務ガイダンスの調整)』と題された表をご参照ください。
3. GAAPベースのサブスクリプション収益およびGAAPベースのサブスクリプション収益とcRPOの成長率に関するガイダンスは、米ドル以外の通貨で報告する事業体について、2024年12月の31日間の平均為替レートに基づいています。
以下の表は当社2025年度通期のガイダンスを要約したものです。

1. 当社は、GAAPに準拠して算出された財務指標に加えて、Non‑GAAP財務指標を報告していますが、これらはGAAP財務指標の代替や、それを上回るものとして使用するものではありません。Non‑GAAP指標の説明については、『Non‑GAAP財務指標の使用に関する声明』セクションをご参照ください。また、GAAP指標と非Non‑GAAP指標の調整については、『GAAP to Non‑GAAP Reconciliation』と題された表をご覧ください。
2. GAAP指標とNon‑GAAP指標の調整については、『GAAP to Non‑GAAP Reconciliation』と題された表をご参照ください。
3. Non‑GAAPベースのサブスクリプション収益および総収益は、為替レートの変動による影響や外貨ヘッジ契約による損益を除外し、為替変動の影響を除いた場合の数値に調整されています。一方、プロフェッショナルサービスおよびその他の収益、cRPO、およびRPOは、為替変動の影響を除いた場合の数値にのみ調整されています。また、GAAP指標とNon‑GAAP指標の調整については、『GAAP to Non‑GAAP Reconciliation』と題された表をご覧ください。
注:数値は表示の都合上端数処理されており、合計が一致しない場合があります。
投資家向けプレゼンテーションの詳細
将来の業績見通しや分析を含む追加情報を提供する投資家向けプレゼンテーションはhttps://investors.servicenow.comをご参照ください。
今後の投資家向けカンファレンス
ServiceNowは、ServiceNow会長兼CEOのビル・マクダーモット(Bill McDermott)が、2025年3月3日米国西海岸時間午前11:30に Morgan Stanley Technology, Media & Telecom Conference のファイアーサイドチャットに参加することを本日発表しました。
本イベントのライブウェブキャストへは、ServiceNowウェブサイト(https://investors.servicenow.com)の投資家向けセクションよりアクセス可能で、30日間本サイトへアーカイブされる予定です。
Non‑GAAP財務指標の使用に関する声明
当社は、GAAPに準拠して算出された財務指標に加えて、以下のNon‑GAAP財務指標を使用していますが、これらはGAAP財務指標の代替や、それを上回るものとして使用するものではありません。
・売上について。当社は、事業の実績を評価するための指標として、為替レートの変動や外貨ヘッジ契約による損益の影響を除外し、為替変動の影響を考慮しない形で収益および関連する成長率を調整しています。為替レートの変動の影響を除外するために、米ドル(USD)以外の通貨で報告される事業体の当期の業績は、実際の当期の平均為替レートではなく、比較対象期間の平均為替レートで米ドルに換算されます(例えば、2023年第4四半期の主要通貨における平均為替レートは、1USD = 0.93 ユーロ、1USD = 0.81英ポンド(GBP)であり、2024年第4四半期の平均為替レートは、1USD = 0.94 ユーロ、1USD = 0.78GBP であった)。関連する成長率のガイダンスは、ガイダンス期間の為替レートではなく、比較対象期間の平均為替レートを適用し、外貨ヘッジの影響を調整したうえで算出されています。当社は、為替変動の影響を考慮しない形で調整した収益および関連する成長率を提示することで、収益の前年比比較が容易になると考えています。
・ 残存履行義務および現在残存履行義務について。当社は、事業の実績を評価するための指標として、現在残存履行義務(cRPO)および残存履行義務(RPO)と関連する成長率を、為替レートの変動の影響を除外した形で調整しています。これを示すために、米ドル(USD)以外の通貨で報告される事業体の当期の業績は、実際の当期末の為替レートではなく、比較対象期間の期末為替レートで米ドルに換算されます(例えば、2023年第4四半期の主要通貨における期末為替レートは、1 USD = 0.91 ユーロ、1 USD = 0.79 英ポンド(GBP)であり、2024年第4四半期の期末為替レートは、1 USD = 0.96 ユーロ、1 USD = 0.80 GBP であった)。関連する成長率のガイダンスは、ガイダンス期間の為替レートではなく、比較対象期間の期末為替レートを適用して算出されています。当社は、為替変動の影響を除外して調整したcRPOおよびRPOの成長率を提示することで、それぞれの前年同期比の比較が容易になると考えています。
・粗利益、営業利益、純利益、および希薄化後1株当たり純利益について。当社のNon‑GAAPベースの粗利益、営業利益、純利益の指標では、特定の非現金または一時的な項目を除外しています。これには、株式報酬費用、転換社債に関連する債務割引および発行費用の償却、早期債券転換による損失、取得した無形資産の償却、法的和解金、企業買収およびその他関連費用、税効果および調整、繰延税金資産の評価引当金の解放による所得税利益が含まれます。また、Non‑GAAPベースの希薄化後1株当たり純利益の算出に使用する加重平均株式数では、転換社債の「イン・ザ・マネー」部分(市場価格が転換価格を上回る部分)の希薄化効果を除外しています。これは、当社の転換社債ヘッジによってカバーされているためです。一方で、時間ベースのストックアワードの希薄化効果、ワラント(新株予約権)の希薄化効果、および未達成の業績条件付きストックアワードの潜在的な希薄化効果については、それらの業績条件が達成される可能性が高いと判断される場合に限り、予測達成レベルで加味しています。当社は、これらの調整が投資家にとって有益な補足情報を提供し、事業運営の業績分析や、異なる報告期間における業績の比較を容易にすると考えています。
・フリーキャッシュフローについて。フリーキャッシュフローは、営業活動による純キャッシュフローに、法的和解金の支払い、転換社債の債務割引に関連する返済、および企業買収やその他関連費用(報酬費用を含む)による現金流出を加えたものから、設備投資(有形固定資産の購入)を差し引いたものとして定義されます。フリーキャッシュフローマージンは、フリーキャッシュフローを総売上に対する割合として算出します。当社は、フリーキャッシュフローおよびフリーキャッシュフローマージンに関する情報が、事業運営の強さとパフォーマンスを示す指標であり、投資家にとって有益な情報を提供すると考えています。
当社のNon‑GAAP財務指標の算出方法は、他社が使用する類似の指標と必ずしも一致しない可能性があります。投資家の皆様には、当社の事業をより深く理解していただくために、GAAPベースの業績に加え、補足情報として提供する非GAAP情報およびこれらの指標の調整内容を慎重にご確認いただくことを推奨します。本リリースの末尾に記載された表に、GAAPおよび非Non‑GAAPベースの粗利益、営業利益、純利益、希薄化後1株当たり純利益、およびフリーキャッシュフローの調整内容が掲載されていますので、あわせてご参照ください。
将来見通しに関する記述の使用
本発表には、当社の業績に関する『将来見通しに関する記述』が含まれています。これには、『財務見通し』のセクションに記載された内容や、発表済みのパートナーシップによる期待される利益に関する記述などが含まれますが、これらに限定されるものではありません。将来見通しに関する記述は、既知および未知のリスクや不確実性の影響を受ける可能性があり、また、実際の結果が将来見通しに関する記述で示された内容や示唆された内容と大きく異なる原因となる不正確な前提に基づいている場合があります。これらのリスクや不確実性が現実のものとなる場合、または前提が誤っていることが判明した場合、当社の業績は、当社が行った将来見通しに関する記述で表明または示唆された業績とは大きく異なる可能性があります。
将来見通しに関する記述と実際の業績が大きく異なる要因として、以下のようなものが挙げられます。これには、実際または認識上のサイバーセキュリティに関する事象や脆弱性の発生、進化するプライバシー法やデータ転送制限、その他の国内外のデータおよびインターネット関連規制への準拠能力、サービスやデータセンターにおけるエラー、中断、遅延、またはセキュリティ侵害の発生、主要な従業員の確保・獲得および企業文化の管理能力、贈収賄・汚職防止や公共部門の契約要件に関連する法律・規制違反の疑義、既存および新規の競合他社との競争力、急速に変化する技術、市場、顧客の動向を予測し、適切に準備し、迅速に対応する能力、事業の成長能力(残存履行義務を売上へ転換する能力、新規顧客の獲得および既存顧客の維持、既存顧客への追加サブスクリプション販売、大企業・政府機関・規制対象組織への販売、新市場や新地域への進出)、既存・新規・改良製品やサービス(AI技術を組み込んだ製品を含む)を開発し、顧客の需要および受け入れを獲得する能力、パートナーシップおよびパートナープログラムの拡大・維持能力(それらの関係から想定される市場機会を含む)およびその期待される利益の実現、世界経済の状況、米ドルに対する外国通貨の価値の変動、金利の変動、戦略的取引や買収を完了し、その利益を実現する能力、武力紛争や銀行破綻がマクロ経済に与える影響、インフレ率、株式の自社買戻しの実行能力(タイミング、方法、価格、金額を含む)、および当社の株価の変動やボラティリティが含まれます。
これらの要因およびその他の当社の財務業績に影響を及ぼす可能性のある要因の詳細については、2024年12月31日終了年度のForm 10‑Kおよび当社が随時米国証券取引委員会(SEC)に提出するその他の書類に記載されています。
当社は、これらの将来見通しに関する記述を更新する義務を負わず、またその意図もありません。また、アナリストの予測を検証または確認することや、当四半期の進捗に関する中間報告や更新を提供することも行いません。
報道関係者からのお問い合わせ先
ServiceNow Inc.
Johnna Hoff
+1 408‑250‑8644
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機関投資家からのお問い合わせ先
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+1 925‑388‑7205
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以上
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