のエラー発生時の支払いを自動化
のバッチ支払いの例外を自動で処理
の口座引き落としへの返金に30秒以内に対応
デジタルで業界をリード
1,700 万人の顧客とイギリスの成人の 2 人に 1 人以上が利用しているロイズ・バンキング・グループは、イギリス最大の主要市中銀行であり、700 の支店を通じて、幅広い金融サービスを提供しています。同グループは、デジタルサービスにおいて業界をリードしており、顧客の半数以上が日常的にモバイルサービスを利用しています。
コロナ禍での危機
2020 年 3 月の新型コロナウイルスの感染拡大により、同グループは既存の手作業による膨大なプロセスの中断を余儀なくされ、運営コスト増と複雑化が予測されました。バックオフィスのオペレーションの多くは、手作業によるプロセスであり、数百名の従業員が個別に、顧客の支払いリクエストと支払いの問題に対応していました。支払い業務のプロセスに、さらなる自動化と効率化が求められることになりました。
プロセスの変革
同グループは昨年の 7 月から、アジャイルな SAFE の手法を取り入れ、支払い業務プロセスの変革を試みました。ServiceNow の Financial Services Operations を導入して、結果を重視し、オペレーションの改善に取り組み、データ駆動型のプロセス自動化を活用することで、9 つのプロセスの変革に成功しました。さらに、これらのうち、7 つの支払い業務のプロセスをわずか 12 週間のうちに達成しました。
手動プロセスの自動化
支払先の間違いなど顧客の支払い時に起きたエラーに対応する、エラー発生時の支払いはそれまでバックエンドオフィスで 100% 手動で行っていましたが、72% を自動化し、人の介入を大きく抑えることができました。プロセスの自動化をバッチ支払いのエラーにも導入し、91% 以上の例外を数分以内に、自動で解決できるようになりました。また、口座引き落としへの返金と、当日中のリコールも、返金するのに最大で 3 日かかっていた 100% 手動プロセスから、82% を完全に自動化することに成功しました。
アジャイルな文化
同グループの専門チームは、ServiceNow プラットフォームを活用して、統合されたデータに基づいて、バックオフィスのプロセスを自動化し、顧客に最高のサービスを提供する体制を整えました。その結果、この難しい状況のなか、同グループの顧客と従業員に大きなメリットをもたらしました。ロイズ・バンキング・グループは、バックオフィスの支払い業務プロセス自動化のイノベーターとして、今後も業界をリードしていきます。
ロイズ・バンキング・グループが顧客にとって重要なプロセスを自動化するために活用しているソリューションをご覧ください。