の統合サービスプラットフォーム
5 時間未満の MTTR を達成した割合 (前年比)
健康状態チェックアプリから最新情報を送信した学生とスタッフの人数
ビジネス成果の改善のための自動化
トロント地区教育委員会 (TDSB) はカナダ国内最大かつ最も多様性に富んだ教育区です。 幼稚園から 12 年生まで 583 校の約 247,000 人の学生と成人継続学習プログラムの約 130,000 人の生涯学習者をこの区で対応しています。
TDSB の ServiceNow 導入過程はレガシーチケット環境を置き換えて組織全体で進化させるための最新の IT Service Management エコシステムを探すことから始まりました。 その初期の探索の鍵となったのは、単一の問題を解決する以上のことができるソリューションを採択するという意欲でした。TDSB が求めていたのは真のビジネスプラットフォームになりうるものです。
これを満たしたのが ServiceNow です。TDSB の IT 部門が、火消し役から組織の他の領域との真のビジネスパートナーへと移行するのを支援しました。 主な目標は、教師または学生がどこにいようと、携帯デバイスで操作してサービスを受けることができるようになることでした。 これは ServiceNow の Workplace Service Delivery ソリューションの導入によって実現できました。 TDSB は、緊急の問題を 5 時間以内に解決するという内部設定された KPI を 90% 達成することも求めていました。 この目標が最初に設定された 2013 年は同社が ServiceNow を導入する前で、チームの達成率は 68% でしたが、プラットフォーム導入後には KPI が達成されています。
ServiceNow のパッケージは、TDSB が健康状態チェックのオプションを活用してパンデミックを乗り越えるのを支援しました。 トロント保健省とのコラボレーションを通して、247,000 人の学生と 42,000 人のスタッフのスマートフォンで使用するための健康状態チェックアプリを作成し、非常に大きなインパクトをもたらしました。 アプリは保護者が子供の健康状態を毎朝簡単にすぐ送信できるので、各校は生徒が登校してくる前に情報が揃っている状態になりました。
TDSB のリスク管理部門は、ServiceNow にワークフローを自動化するソリューションがあることも見つけました。 それまでの業務はスプレッドシート、Google シート、Word ドキュメントを通して手作業で行っていたため、ヒューマンエラーが起きやすくなっていました。 ServiceNow はハイパーオートメーションをプロセスにもたらし、エラーの可能性を排除することが得意です。 完全に自動化されたソリューションを導入した TDSB は、今ではリアルタイムでデータを収集し、そこから得るインサイトによってリーダーは、タイムリーでエビデンスベースの意思決定ができるようになります。
「ServiceNow は組織として私たちが変化を生むのにとても役立っています」とトロント地区教育委員会の IT サービス担当エグゼクティブオフィサーの Peter Singh 氏は語ります。 「さらに、他のステークホルダーに弊社が過去 3 年半の間に達成できたことを示すと、皆さん帰るころには口々に『すごいね。気に入った。うちも導入していればよかったのに』と話しています」
Peter Singh
Executive Officer – IT Services