Apache Kafka向けストリームコネクト ビジネスオペレーションと正常性をリアルタイムで確実に可視化できるようにするため に、組織ではコア事業システムからの大量のデータが消費・処理されています。その結 果、多くの企業が Apache Kafka を導入しています。Apache Kafka は高パフォーマ ンスデータパイプライン、ストリーミングアナリティクス、データ統合、ミッションク リティカルなアプリケーションのための、オープンソースの分散型イベントストリーミ ングプラットフォームです。デジタル事業のプラットフォームとして ServiceNow をお 使いいただいている場合、複数のシステムやデータにわたってエンドツーエンドのワー クフローの接続を維持する上で、Kafkaの環境を ServiceNowインスタンスにリンクさ せることが不可欠となります。ここで登場するのが Apache Kafka 向けストリームコ ネクトです。 Kafkaイベントストリーミングを簡素化・拡張 Apache Kafka 向けストリームコネクトは、お客様の Kafka 環境をお使いの ServiceNow インスタンスにリンクさせることで、お客様のインスタンスと外部システ ムの間のデータストリーミングを可能にします。ストリームコネクトは、Hermes メッ セージングサービスを使用することで、大量のイベントストリーミングデータ（メッ セージやトピック）を Apache Kafka から ServiceNow に同期して取り込むことを可 能にします。ストリームコネクトは、ServiceNow へのあらゆるものの接続、自動化、 オーケストレーションを可能にするネイティブなローコードソリューションである、 オートメーションエンジンの一部です。 主な機能： • フローデザイナー内で、馴染みのあるネイティブな使用感で Apache Kafka との データ統合を開発できます。 • Kafka メッセージフロートリガーで、メッセージの消費と処理、ServiceNow テー ブルへのデータ変換と挿入を実行できます。 • ドラッグアンドドロップのデータピルを使用してメッセージをプッシュし、ロー コードフローアクションの Kafka プロデューサーステップとビルドを用いてトピッ クデータを作成できます。 得られる機能： • フ ロ ー デ ザ イ ナ ー 内 の Kafkaプロデューサーステップ • フ ロ ー デ ザ イ ナ ー 内 の Kafkaメッセージトリガー • ProducerV2 API • ETLコンシューマー • 変換マップコンシューマー • スクリプトコンシューマー 価値がある理由： • 大規模な Kafka イベントを低 遅延で公開・処理できます。 • ビルドフローで Kafka イベン トを作成・消費します。 • ご使用の Kafka 環境からデー タをインポートし、既存のロバ ストトランスフォームエンジ ン (RTE) または変換マップ構成 を使用してそのデータを処理で きます。 • Kafkaトピックからのデータを 処理するための、お客様のスク リプトを用いたコンシューマー を構成できます。 • ご使用のコンシューマーの性能 を監視し、統計および性能測定 基準に関する詳細なレポートを 得られます。 詳細： Web サイト ドキュメント ドキュメント データシート © 2023 ServiceNow, Inc. All rights reserved. ServiceNow、ServiceNow のロゴ、Now、Now Platform、およびその他の ServiceNow のマークは、米国および/またはその他の国における ServiceNow, Inc. の商標または登録商標です。その他の会社名、製品名、ロゴは、関連する各社の商標である場合があります。 SN-DataSheet-Name-01012023 servicenow.com/jp/ ServiceNowワークフローへの Kafka環境の接続 Kafkaメッセージフロートリガー トピックのメッセージが利用可能になるとフローを開始す るフロートリガーを使用して、フローデザイナーでロー コード環境の Kafka メッセージを消費します。フロート リガーを使用することで、Kafka メッセージの処理や ServiceNow テーブルへのデータ挿入、またスポークを用 いたサードパーティ環境との通信が可能となります。 トピックはトピック名前空間にリンクされます。名前空間 はトピックを論理的に体系化するために使用することがで きます。例えば、一連のトピックはどの Kafka クラス ターに属していたかに基づいて分類できます。ドメインで 区切られたインスタンス上のどのトピック群にどのドメイ ン群がアクセスできるかは、これらの名前空間を使用して 設定できます。 Kafkaサブスクリプション統計 主要な測定基準にアクセスすると、トピックからのコ ンシューマー測定値の状況 (トピックに書き込まれた メッセージ数、処理待ちの記録数、別々の期間にわた るメッセージ消費数を含む)を参照できます。 Apache Kafka 向けストリームコネクトを使用することで、もともとは ServiceNow プラットフォームにあった大規模 な Kafkaイベントを短時間で作成・消費できるようになります。 Kafkaプロデューサー イベントを ServiceNowから Kafka環境に公開できます。 ストリームコネクトには、フローデザイナーの Kafka プ ロデューサーステップ、そして ProducerV2 API の 2 つ のプロデューサーがあります。 名前空間とトピックの管理 データシート